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【ジャパンダートダービー】1週前追い ユティタムが3頭併せで最先着

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【ジャパンダートダービー】1週前追い ユティタムが3頭併せで最先着

《栗東》兵庫CS2着キリンジ(佐々木、牡)は、CWコースを単走で6ハロン81秒9─11秒8。ゴール前で仕掛けられて力強く伸びた。佐々木調教師は「急仕上げ気味だった前走と違い、順調に乗り込めている。調教をこなしつつ体重が増えているのは、いい傾向だね」と近況を語る。

青竜Sを含めて3連勝中のユティタム(須貝、牡)は、CWコースの3頭併せで6ハロン84秒7─10秒8。直線で仕掛けられると、新馬2頭を2馬身半突き放した。調教に乗った酒井騎手(実戦は川田騎手)は「先週までは併せて我慢させる調教でしたが、きょうは伸ばしました。いい感じの動きで思い通りの稽古ができました」と納得の表情だ。

鷹取特別(2勝)1着オーロイプラータ(宮本、牡)は、坂路の単走で4ハロン55秒1─12秒5。ラストで気合をつけられ、上々の伸びを見せた。「中間も順調です。スタミナと決め脚がセールスポイントなので、末脚を生かす流れになってほしい」と宮本調教師から好感触が伝わる。

UAEダービー12着以来になるゴライコウ(新谷、牡)は、坂路の併せ馬で4ハロン53秒4─12秒5。一杯に追われて、クインズレモン(3勝)に半馬身先着した。新谷調教師は「動かないタイプにしては、いい動き。本数を重ねるにつれて良くなっているよ。大井も合うと思う」と語った。

1、2勝クラスを連勝中のテーオーリカード(高柳大、牡)は、坂路単走で4ハロン54秒4─12秒2。高柳大調教師は「しまいをしっかりと乗るように指示した。馬体が減り気味なので、そのあたりに注意して調整している。相手は強くなるが、自分のペースで先行できれば」と話した。

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