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【名古屋・名古屋グランプリ2024】地方競馬重賞展望 ディクテオンが「変則連覇」達成へ

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【名古屋・名古屋グランプリ2024】地方競馬重賞展望 ディクテオンが「変則連覇」達成へ


名古屋グランプリ・レース概要】
年末の名古屋競馬恒例となっていた長距離戦の交流重賞が、今年から5月のレースに生まれ変わる。なお、4歳以上の古馬による2100m戦である点は変わらない。創設は2001年。東海菊花賞に代わる長距離ダートグレード競走として誕生し、第1回から中央・地方交流戦として行われている。
旧名古屋競馬場で行われていた時は2500m戦だったが、現在の場所に移転された2022年からは2100m戦となっている。格付けはJpn2。

名古屋グランプリ・検討のポイント】
年末のレースだった昨年、浦和記念から連勝の形で勝利したディクテオンがコース経験を考えると、今回も主役に位置付けられるか。相手もJRA所属馬となりそうだが、近走一息な馬が多く、その選択は意外に難解かもしれない。

名古屋グランプリ・出走馬概要】
ディクテオン
そのディクテオンも、前回の優勝後はやや期待外れという結果が続いている。2走前の船橋・ダイオライト記念が4着、そして前走の川崎記念も4着だが、この時期のJRAにおけるダート戦線はトップクラスがドバイに遠征していて不在。手薄になっているからこそ狙い、の場面だったことは事実ではある。
今回はその近2走よりもさらに相手が楽で、しかも実績があるコースでの戦いだけに、取りこぼしは許されない。昨年優勝した際にコンビを組んだ、地元・愛知の岡部誠騎手が今回も手綱を取る。

ノットゥルノ
この馬も、前走の川崎記念(6着)の結果が案外という存在。2走前の佐賀記念を勝って復調ぶりに期待が集まっていただけに、残念だったと見る向きも多いだろう。
戦績を確認すると、地方競馬でも船橋、川崎、盛岡といった左回りコースで意外なほど走らない傾向があり、初コースでも右回りコースとなる今回の名古屋は好走できる可能性がある。2022年に大井・ジャパンDDを勝利したJpn1馬としての地力に改めて期待したい。

エクセスリターン
先月のJRA・京都での3勝クラスを勝ってここへ矛先を向けてきた。昇級戦となる今回は、JRAから参戦する5頭の中でも、最も格下と評せざるを得ない存在だが他の4頭も近走成績が一息な様子だけに、順調さを考えるといきなりビッグチャンスを掴む可能性も十分にありそうだ。団野大成騎手とコンビを組むようになってからは、3戦2勝3着1回と、いい流れが続いているだけに、大駆けに期待したい。

上記3頭の他に、JRAからは、レッドファーロ、キリンジが参戦する。いずれも前走が物足りないが、地方所属馬との力量差を考えると、馬券圏内に食い込む可能性は十分にありそうだ。地方所属馬では東海桜花賞2着のブリーザフレスカが目立つ程度だが、JRAオープンクラスから高知に移籍したばかりのヒロイックテイルもこの相手なら不気味さが漂う。

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