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名古屋グランプリは2021年まで旧名古屋競馬場の2500mで行われていたが、以降は弥富に舞台を移し、2100mで実施されるようになった。さらに今年はJpn1・帝王賞の前哨戦として12月から5月上旬に移行。これまでは2~5月に国内の中距離路線の、Jpn2、G2以上の競走がなく、帝王賞に休養明けで挑む実績馬が多かった。それが帝王賞の波乱やレベル低下に繋がっていたことから、名古屋グランプリの移行は大きいと見ている。ただし、このレースにおける時期移行の影響は、そこまで大きくなさそうだ。
まず、このレースは過去1年以内、近2~5走以内でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬が活躍している。しかし、昨年、同年の兵庫チャンピオンシップと浦和記念で連対していたミトノオーが9着と大敗したように、弥富のダ2100mになってから逃げ馬苦戦の傾向がある。よって、前走で逃げて連対している馬以外を対象としたい。
前走で逃げて連対した馬を除く、過去1年以内、近2~5走以内でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬の過去10年の成績は【4・2・3・0】。1着の該当馬は、2015年と2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2022年のラーゴム、2023年のテリオスベルだ。
さらに今回から74日以内の近2走で2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。過去10年で【1・3・1・0】と2着が多いが、複勝率は100パーセントとなっている。1着の該当馬は、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2022年のラーゴムだ。
また、12月に行われていた頃のこのレースでは、前走でG1チャンピオンズCに出走して着差1.4秒以内だった馬が、相手弱化のこの舞台で水を得た魚のように活躍していた。過去10年の成績は【1・3・1・0】である、1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年と2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバである。名古屋グランプリの前に行われるJpn2は川崎記念なので、今後、前走の川崎記念で着差1.4秒以内だった馬の巻き返しには注意したい。
最後に穴馬候補を紹介しよう。勝ち切るまでは難しいにせよ、これまでは地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けていた。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、遡って2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、15年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。今年から開催時期の移行に伴い名古屋グランプリの前哨戦は「東海桜花賞」となったが、同レースの連対馬はヒモ穴に加えてみるのもアリだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・過去1年以内、近5走で2000m以上のダートグレードを2回以上、連対している馬(前走で逃げて連対した馬を除く)
・前走で同年の川崎記念に出走し、着差1.4秒差以内だった馬。
・今回から74日以内の近2走で2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬。
●穴馬候補
・同年の東海桜花賞の連対馬。
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。1位 | アウトレンジ |
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2位 | ディクテオン |
3位 | ライトウォーリア |
4位 | ダイシンピスケス |
5位 | ナニハサテオキ |
6位 | メイショウフンジン |
7位 | サヨノグローリー |
8位 | アイブランコ |
9位 | コパノヴィンセント |
10位 | ハッピーマン |
1位 | C.デムーロ JRA |
---|---|
2位 | 森泰斗 船橋 |
3位 | 深澤杏花 笠松 |
4位 | 吉原寛人 金沢 |
5位 | 吉村智洋 兵庫 |
6位 | 笹川翼 大井 |
7位 | 岡部誠 愛知 |
8位 | 望月洵輝 愛知 |
9位 | 落合玄太 浦和 |
10位 | 柿本量平 笠松 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 塚田隆男 愛知 |
3位 | 宇野木博徳 浦和 |
4位 | 平山真希 浦和 |
5位 | 野口寛仁 浦和 |
6位 | 井樋一也 金沢 |
7位 | 保利良平 兵庫 |
8位 | 海馬澤司 浦和 |
9位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
10位 | 安部幸夫 愛知 |