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【名古屋・名古屋グランプリ2024】山崎エリカのDG攻略 穴馬候補は同年東海桜花賞の連対馬

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【名古屋・名古屋グランプリ2024】山崎エリカのDG攻略 穴馬候補は同年東海桜花賞の連対馬

 名古屋グランプリは2021年まで旧名古屋競馬場の2500mで行われていたが、以降は弥富に舞台を移し、2100mで実施されるようになった。さらに今年はJpn1・帝王賞の前哨戦として12月から5月上旬に移行。これまでは2~5月に国内の中距離路線の、Jpn2、G2以上の競走がなく、帝王賞に休養明けで挑む実績馬が多かった。それが帝王賞の波乱やレベル低下に繋がっていたことから、名古屋グランプリの移行は大きいと見ている。ただし、このレースにおける時期移行の影響は、そこまで大きくなさそうだ。

 まず、このレースは過去1年以内、近2~5走以内でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬が活躍している。しかし、昨年、同年の兵庫チャンピオンシップ浦和記念で連対していたミトノオーが9着と大敗したように、弥富のダ2100mになってから逃げ馬苦戦の傾向がある。よって、前走で逃げて連対している馬以外を対象としたい。

 前走で逃げて連対した馬を除く、過去1年以内、近2~5走以内でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬の過去10年の成績は【4・2・3・0】。1着の該当馬は、2015年と2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2022年のラーゴム、2023年のテリオスベルだ。

 さらに今回から74日以内の近2走で2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。過去10年で【1・3・1・0】と2着が多いが、複勝率は100パーセントとなっている。1着の該当馬は、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2022年のラーゴムだ。

 また、12月に行われていた頃のこのレースでは、前走でG1チャンピオンズCに出走して着差1.4秒以内だった馬が、相手弱化のこの舞台で水を得た魚のように活躍していた。過去10年の成績は【1・3・1・0】である、1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年と2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバである。名古屋グランプリの前に行われるJpn2は川崎記念なので、今後、前走の川崎記念で着差1.4秒以内だった馬の巻き返しには注意したい。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。勝ち切るまでは難しいにせよ、これまでは地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けていた。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、遡って2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、15年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。今年から開催時期の移行に伴い名古屋グランプリの前哨戦は「東海桜花賞」となったが、同レースの連対馬はヒモ穴に加えてみるのもアリだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走で2000m以上のダートグレードを2回以上、連対している馬(前走で逃げて連対した馬を除く)
 ・前走で同年の川崎記念に出走し、着差1.4秒差以内だった馬。
 ・今回から74日以内の近2走で2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬。

 ●穴馬候補
 ・同年の東海桜花賞の連対馬。

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