地方競馬ニュース

【帝王賞】板津×山口 熱き東西記者予想バトル

 0   1   1,564
シェアする  x facebook LINEで送る
【帝王賞】板津×山口 熱き東西記者予想バトル

★ともに⑧ケインズに隙あり! 狙うは〝大井の鬼〟vs爆穴アラミス指名

上半期のダート頂上決戦、帝王賞が29日、東京・品川区の大井競馬場で行われる。宝塚記念の馬単3420円を▲◎で仕留めて好調の東京サンスポ・板津雄志記者(42)は、❷枠②番オメガパフュームに◎。一方、大阪サンスポの〝万券モンスター〟山口大輝記者(30)は❶枠①番スワーヴアラミスから大穴を狙う。ナイターでも激アツのダート決戦で笑うのはどっちだ⁈

山口 宝塚記念はズバッと自信の本命ヒシイグアスが2着。▲◎で馬単も的中していましたね。

板津 その勢いを買われて帝王賞の予想も回ってきたというわけだな。

山口 タレコミによると、宝塚記念の購入費用が足りず、記者仲間に借金をしたとか?

板津 〝紙馬券派〟にはそんなときもある。馬券の実力ですぐ返したんだから競馬記者としてはむしろ誇りに思っているさ。

山口 ちょうどひと回り年上ですけど情けない…。まあでも、そのおかげで帝王賞はきっちり買えそうですね。

板津 任せとけ。◎オメガパフュームでさらに倍!!

山口 今年、7歳ですけど衰え知らずな感があります。

板津 昨年いっぱいでの引退を撤回して臨んだ前走のアンタレスSが強い内容。59キロを背負って、ダートの新時代を担う4歳馬をひとひねりした。厩舎の育て方や使い方がうまいのだろう。

山口 暮れに今回と同じ舞台で行われる東京大賞典を4連覇。まさに〝大井の鬼〟ですけど、昨年のこのレースは5着で、冬場ほど信頼は置けない感じがします。そこが引っ掛かって僕は△△(=二重△)の評価にしました。

板津 当時は川崎記念以来5カ月ぶりだった影響もあったのかもしれない。その点、今回は4月に1回使っているのがいい。理想的なローテーションだと思う。

山口 なるほどね。対抗は無難にテーオーケインズですか。

板津 サウジアラビアからの帰国初戦だった平安Sが強すぎて、逆に反動が心配というか。レース間隔も1カ月程度だし、暑い時期でもあるから、うまく疲れが抜けるのかどうか。そこに隙がありそう。

山口 同感です。僕も昨年の最優秀ダートホースに隙ありとみて、同じく印は○まで。ここは思い切って◎スワーヴアラミスを狙ってみます。

板津 平安S(5着)でケインズに完敗。このメンバーでは荷が重い気がするけど…。

山口 今年は記録的に梅雨明けが早かったというのがポイントです。近年は雨の影響で渋った馬場で行われることが多かったですが、今年は砂がパサパサに乾いた良馬場で行われそう。アラミスは力の要る馬場、タフな流れでこそ真価を発揮するタイプですからね。絶好の条件ならこの相手でも末脚がはまるとみました。

板津 なるほどな。で、どれぐらい賭けるんだ。

山口 先輩、宝塚記念でやられた僕にお金を貸してください♡

板津 自分でなんとかしろ!!

■板津 雄志(いたづ・たけし)1979(昭和54)年7月23日生まれ、42歳。岐阜県出身。山口記者と同じ誕生日なのは不満だが、池添騎手と同じ日に生まれたことは自慢したくなる。趣味はひとりカラオケ。

■山口 大輝(やまぐち・だいき)1991(平成3)年7月23日生まれ、30歳。兵庫県出身。ディープインパクトで競馬に出合い、メイショウサムソンでどっぷりはまる。ひと回り年上とは思えない親しみやすさのある板津記者は先輩でありライバル。



◆大井の入場制限…大井競馬場では入場制限を行っており、29日の入場は、事前の応募者数が募集人数(1万4288人)に満たない場合に当日申し込みを実施するとしている。詳細は大井競馬ホームページへ。

帝王賞 毎年6月に大井競馬場の2000メートルで争われ、全国から砂の猛者が集まる上半期のダート王決定戦。創設は1978年で、当初は南関東の最強馬を決める一戦として2800メートルで行われていたが、86年に中央競馬招待競走となり、距離も現在の2000メートルに変更された。94年からナイターで実施されるようになり、97年のダートグレード導入と同時に最上位の交流GⅠに格付け。中央、地方交流の草分け的レースであり、歴代のダート王が勝者として歴史に名前を刻んでいる。







この記事はいかがでしたか?
ナイス  (1)
 ナイス!(1

関連キーワード

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース