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羽田盃は長らく南関東3歳三冠の一冠目として行われてきたが、今年よりJpn1に格上げされ、中央も含めた全国ダート三冠の一冠目となった。このレースは地方馬はJpn3・ブルーバードカップの1着馬、Jpn3・雲取賞の上位2頭、スターバーストCの1着馬、Jpn2・京浜盃の上位2頭に優先出走権がある。一方、JRA所属馬は雲取賞および京浜盃で、それぞれ5着以内の上位2頭にしか優先出走権がない。つまり、JRA所属馬の出走可能頭数は4頭と、とても狭き門となっている。
こうなるとJRA所属馬にも優先出走権がある雲取賞と京浜盃がレベルが高くなるのは必然のこと。また羽田盃が南関東3歳三冠の一冠目として実施されていた頃も、前記の2レースを使われていた馬が活躍していた馬が活躍しており、特に羽田盃の出走馬の中で、前年のJpn1・全日本2歳優駿で最も先着していた馬は本命候補だった。
過去10年で次の10頭中7頭が前記に該当。2014年のハッピースプリント(1番人気)→1着、2017年のヒガシウィルウィン(2番人気)→2着、2018年のハセノパイロ(4番人気)→3着、2019年のウィンターフェル(2番人気)→2着、2021年のアランバローズ(2番人気)、2022年のライアン(13番人気)→2着、2023年のヒーローコール(1番人気)→2着。
つまり、前年の全日本2歳優駿の最も先着した馬で、雲取賞および京浜盃出走馬が最有力ということになる。今年はサントノーレがそれに該当していたが、故障により戦線離脱してしまった。
さらにJRAのダ1600mのオープンおよびリステッド競走は、ここまでにカトレアS、ヒヤシンスS、伏流Sの3レースしか実施されない。このため強豪が集ってレベルが高くなる。よって、今後は前記の3レースのうちのどれかか、JRA所属馬が3頭しか出走できないブルーバードカップを優勝した雲取賞および京浜盃の出走馬は有力になっていくものと推測される。
今度は穴馬候補を紹介しよう。過去10年の傾向をここでも踏襲するならば、全日本2歳優駿に出走していた馬ということになる。2015年に6番人気で3着のキャンドルグラス、2018年に7番人気で2着のリコーワルサー、2021年に5番人気で1着のトランセンデンス、4番人気で3着のランリョウオー、2022年に13番人気で2着のライアンなど、4番人気以下で連対した大半の馬が前記に該当。
直前でトライアルが行われ、そこで好走、善戦した馬たちが上位人気に支持されることが多いが、実はこのレースは全日本2歳優駿組がもっとも活躍するレースになっているのだ。全日本2歳優駿で敗退した馬が、その後のトライアルで調子を落として敗退し、ここで復活するパターンがとても目立っている。
その他、前走でクラウンCに出走していた馬もよく穴を開けている。2015年に11番人気で3着のラッキープリンス、2020年に10番人気で3着のファルコンウイング、2021年に13番人気で2着のライアンが前記に該当。しかし、前年の全日本2歳優で7着と出走馬中で最先着だったライアンはともかく、3着止まりが大半。よって、中央馬が相手となる今後は、クラウンC勝利かつ連勝のようなタイプでないと苦しそうだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年の全日本2歳優駿で最先着の、雲取賞および京浜盃の出走馬。
・カトレアS、ヒヤシンスS、伏流S、ブルーバードカップのどれかを勝利した、雲取賞および京浜盃の出走馬。
●穴馬候補
・前年の全日本2歳優駿の出走馬。
・無敗のクラウンCの勝ち馬。
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2位 | メイショウエレジー |
3位 | バトルレジェンダ |
4位 | ケイバラード |
5位 | エーステンペスト |
6位 | メイジョウソリッド |
7位 | ビクトリーサイト |
8位 | ローアヴァンフレア |
9位 | エルナーニ |
10位 | メイショウロージー |
1位 | 森泰斗 船橋 |
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2位 | 宮下瞳 愛知 |
3位 | M.ミシェル 川崎 |
4位 | 小杉亮 高知 |
5位 | 落合玄太 浦和 |
6位 | 飛田愛斗 佐賀 |
7位 | 山田義貴 佐賀 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 見越彬央 浦和 |
10位 | 笹川翼 大井 |
1位 | 塚田隆男 愛知 |
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2位 | 竹下直人 愛知 |
3位 | 今津博之 愛知 |
4位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
5位 | 小久保智 浦和 |
6位 | 水野貴史 浦和 |
7位 | 櫻井今朝利 愛知 |
8位 | 坂口義幸 愛知 |
9位 | 井上哲 愛知 |
10位 | 今津勝之 愛知 |