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【大井・羽田盃2024】地方競馬重賞展望 継続騎乗のブルーサンが一歩リードか⁉

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【大井・羽田盃2024】地方競馬重賞展望 継続騎乗のブルーサンが一歩リードか⁉


羽田盃・レース概要】
1956年に創設された、古い歴史を持つ重賞競走。当時は「大井盃」という名称だった。1964年に現名称になっている。創設当時から1800m戦だったが、2000m戦に距離延長されたり、1600m戦になった時期もある。2004年以降は現在の1800m戦で定着している。
南関東4競馬場(大井、川崎、船橋、浦和)の3歳クラシック3冠路線の1冠目で「南関東における皐月賞」などと説明されていたこともあったが、今年2024年からJRA所属馬も出走可能なダートグレードレースとなり、レースの性格が大きく変化することになった。この競走で5着以内に入った馬のうち、JRA所属馬上位3頭及び地方競馬所属馬上位3頭には、東京ダービーへの優先出走権が付与される。

羽田盃・検討のポイント】
京浜盃を圧勝したサントノーレが故障で戦線を離脱。地方競馬関係者・ファンの大きな期待を集めていた同馬の不在は残念だが、本レースの予想観点ではJRA所属馬4頭による戦力比較に絞られたか。前走からの乗り替わりがレースのポイントとなりそうだ。

羽田盃・出走馬概要】
ブルーサン
その乗り替わりがない主力候補がこの馬。前走の雲取賞で逃げ切り勝ちを決めているが、今回も和田竜二騎手が手綱を取る。逃げ馬だけに、継続騎乗の意義は大きいだろう。脚質を考えると、8頭立てと少頭数になった点もこの馬にはプラス材料。外枠からレースの主導権を握ることができれば、雲取賞の再現は十分に期待できそうだ。

ハビレ
ブルーサン以外のJRA勢はいずれも乗り替わりとなっているが、陣営が地元・大井の笹川翼騎手に手綱を託したこの馬にも注目したい。京浜盃では勝ち馬から大きく離されたが、コースを知り尽くした鞍上がこの馬をどのように導くのか、興味深いところだ。

アマンテビアンコ
雲取賞(2着)時にコンビを組んでいたC.ルメール騎手が怪我で戦線離脱中のため、今回は地方競馬で行われるダートグレード競走に滅法強い川田将雅騎手とコンビを組む。大井でも頼りになる鞍上の手腕でもって、雲取賞でブルーサンにつけられた2馬身差をどこまで詰められるか。

アンモシエラ
この馬は、前走の京浜盃(2着)までコンビを組んでいた坂井瑠星騎手から横山武史騎手に乗り替わりとなる。2走前の船橋・ブルーバードカップ優勝時に大きく減らした馬体が、京浜盃でも戻っていない点は気になるものの、結果を残している点は評価したい。今回も当日の馬体重とパドックの気配には要注意ではないだろうか。

上記4頭はいずれもJRA所属馬。地方勢は劣勢で、割って入る可能性があるとすれば、JRAの新馬戦を勝利した後に南関東・大井に移籍したマッシャーブルムぐらいではないだろうか。

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