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【関東オークス】ホワイトフーガが圧勝で重賞初V!

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【関東オークス】ホワイトフーガが圧勝で重賞初V!

 6月10日(水)の川崎競馬11R、第51回関東オークス(GDJ2015、交流GII、サラ3歳、牝馬、選定馬、定量、ダート2100メートル、13頭立て、1着賞金=3200万円)は、2番人気で大野拓弥騎手騎乗のホワイトフーガ(美浦・高木登厩舎)が1周目のスタンド前で先頭に立つと、そのまま手応えよく運び後続に大差をつけて重賞初制覇を決めた。タイムは2分18秒3(稍重)。

 2着のポムフィリア(4番人気)から、さらに4馬身差の3着に浦和所属のトーセンマリオン(8番人気)が入った。NHKマイルC2着で1.4倍の断然人気に推されたアルビアーノは3番手をスムーズに追走したが伸びを欠き、4着に敗れている。

 関東オークスの勝ち馬ホワイトフーガは、父クロフネ、母マリーンウィナー、母の父フジキセキという血統で芦毛の牝3歳。北海道浦河町・梅田牧場の生産馬で、西森鶴氏の所有馬。通算成績は7戦4勝(地方1戦1勝)。重賞初勝利。関東オークス高木登調教師、大野拓弥騎手ともに初勝利。

 勝った大野拓弥騎手は「期待以上の強さでした。(スタンド前で上がっていったのは)この馬のリズムと競馬のリズムがズレていると思ったので、この馬の走りに合わせて競馬しました。小回りに不安があったのですが、減速せずに競馬ができました。前走といい今回といい、強い勝ち方ができたので古馬ともいい勝負をしてくれると思います」とうれしさをかみしめていた。

 グランダムジャパン3歳シーズン(シリーズ対象8レースに2レース以上出走し、いずれかの競走において1~3着となった地方所属馬のうち、もっとも多くポイントを獲得した馬がシリーズチャンピオンとなる)で暫定トップに立っていたトーコーヴィーナスは7着で29ポイントに2ポイントを追加。合計31ポイントで3歳世代のチャンピオンに輝き、ボーナス賞金の400万円を獲得した。これで兵庫所属馬のGDJ3歳シーズン優勝は2011年のマンボビーン、12年メイレディ、14年トーコーニーケに次いで4頭目となった。

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