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【栗駒賞・レース概要】
水沢競馬場のダート1400m戦で争われる3歳以上の重賞競走。当初はアングロアラブによる1600mの特別レースだったが、2000年にサラブレッドの古馬による重賞競走となった。同時に現行の1400mに距離短縮されている。当時は7月の実施だった。
その後、2007年に特別レースに格下げとなったが、2012年に再び重賞競走となり、11月に実施された。その後、2016年からは7月に実施時期が変更され、さらに2022年から4月の実施となった。なお、2014年は9月に盛岡のダート1200m戦で、2021年は7月に盛岡のダート1400m戦でそれぞれ行われている。岩手競馬における重賞格付けはM3。
【栗駒賞・検討のポイント】
人気の中心は、前走の白嶺賞を勝って獲得した重賞タイトルを9に伸ばした、ゴールデンヒーラーと目される一戦。重賞10勝目に向けての出走だが、JRAのオープンクラスから移籍後の初戦となるタイセイアベニールとの実力比較が大きなポイントとなりそう。
【栗駒賞・出走馬概要】
ゴールデンヒーラー
前走の白嶺賞は休養明けの3月に行われたレースだった。叩き2戦目で、連覇は濃厚に思えるが、課題もある。休養明けだった前走で馬体重が6キロだった点、外枠を引いた点、そして前述したタイセイアベニールの存在、の3点である。これらの課題を全てクリアできれば、重賞10勝目は目前だろう。今回も山本聡哉騎手とのコンビとなる。
タイセイアベニール
元JRAオープン馬とはいえ9歳で、2022年の函館SS(3着)後は馬券圏内に入っていないだけに、ゴールデンヒーラーより有利とは言い難い。しかし、移籍前のJRAでの近6走はいずれも勝ち馬から1秒以内であり、まだまだ年齢的な衰えがあると決め付けるのは早い。さらに内枠を引いたのは大きなプラス材料で、鞍上の高松亮騎手がどのようなレース運びを見せるのか、気になるところだ。2020年の京都・鞍馬S以来となる勝利も、JRAと岩手のレベル差を考えると、あり得ない話ではない。
ゲンパチプライド
上記2頭に割って入るとすれば、白嶺賞2着のこの馬か。前走はJRA2勝クラスからの移籍後初戦だった。JRA時代の実績ではタイセイアベニールより見劣るが、5歳という年齢からはより期待を集める存在となっても不思議はない。タイセイアベニールよりさらに内の1枠1番から、鞍上の村上忍騎手がどんな手綱捌きを見せるのか、その手腕に注目が集まりそうだ。
上記3頭以外では、前走の赤松杯から1ハロン距離短縮となるフジラプンツェル、ゲンパチプライドと同様にJRA2勝クラスから移籍後初戦の前走を快勝したキモンリッキーあたりまでが馬券圏内か。
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2位 | メイショウエレジー |
3位 | バトルレジェンダ |
4位 | ケイバラード |
5位 | エーステンペスト |
6位 | メイジョウソリッド |
7位 | ビクトリーサイト |
8位 | ローアヴァンフレア |
9位 | エルナーニ |
10位 | メイショウロージー |
1位 | 森泰斗 船橋 |
---|---|
2位 | 宮下瞳 愛知 |
3位 | M.ミシェル 川崎 |
4位 | 小杉亮 高知 |
5位 | 落合玄太 浦和 |
6位 | 飛田愛斗 佐賀 |
7位 | 山田義貴 佐賀 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 見越彬央 浦和 |
10位 | 笹川翼 大井 |
1位 | 塚田隆男 愛知 |
---|---|
2位 | 竹下直人 愛知 |
3位 | 今津博之 愛知 |
4位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
5位 | 小久保智 浦和 |
6位 | 水野貴史 浦和 |
7位 | 櫻井今朝利 愛知 |
8位 | 坂口義幸 愛知 |
9位 | 井上哲 愛知 |
10位 | 今津勝之 愛知 |