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【金沢・北日本新聞杯2024】地方競馬重賞展望 地力1枚上のリメンバーアポロか、不気味さ漂うマイネルスピカか

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【金沢・北日本新聞杯2024】地方競馬重賞展望 地力1枚上のリメンバーアポロか、不気味さ漂うマイネルスピカか


北日本新聞杯・レース概要】
金沢競馬場のダート1700m戦で争われる3歳馬による重賞競走。1993年に創設された当時は、ダート1900m戦として8月に行われていたレースだった。1995年に現在のダート1700m戦となり、1999年からは開催時期が6月に変更となった。さらに2005年からは春シーズンの重賞競走となっている。
同競走は6月9日(日)に行われる石川優駿のトライアルレースで、1~3着馬に優先出走権が付与される。

北日本新聞杯・検討のポイント】
実績からリメンバーアポロが中心視されそうだが、不気味な伏兵馬も多い。特に気になるのはマイネルスピカで、両者の実力比較が馬券検討をする際の大きなポイントとなりそうだ。

北日本新聞杯・出走馬概要】
リメンバーアポロ
アポロケンタッキー産駒の牡馬。昨年、道営・ホッカイドウ競馬でデビューし、門別では3戦して未勝利だったが、9月に金沢に移籍して以降は5勝を挙げている。11月には金沢ヤングチャンピオンを勝って重賞ウイナーとなっている。今回のメンバーでは実績は1枚上と考えていい。
その金沢ヤングチャンピオンから3連勝中で、冬場のオフシーズン明けとなる前走も快勝。叩き2戦目の上積みも期待できそうだ。ただし逃げ馬であり、マークが厳しくなっている点は頭に入れておきたいところだ。

マイネルスピカ
コパノリッキー産駒の牡馬。昨年8月にJRAでデビュー。11月に東京での未勝利戦で3着があったが、初勝利を挙げることができず、JRAでは7戦未勝利で2月のレースを最後に金沢へ移籍した。移籍後は金沢で2連勝と好調で、この舞台に駒を進めてきた。
移籍後の初戦では、後のノトキリシマ賞2着馬エムティトップに先着しており、地力は高い。初めての重賞挑戦で相手は強くなるが、番手での競馬も可能である分、リメンバーアポロにとっても怖い存在となりそうだ。

ダブルアタック
そのエムティトップをモノサシとして考えると、前走の特別戦でエムティトップに先着したこの馬も侮れない。ベストウォーリア産駒の牡馬で、この馬は金沢でデビューしている。昨年の金沢ヤングチャンピオンリメンバーアポロに敗れているが、今回は全3勝中2勝を挙げている栗原大河騎手とのコンビで挑む今回は、手が合うコンビでの逆転に期待したいところだ。

他の馬との比較で名前を挙げているエムティトップは、今回も馬券圏内に入る可能性は十分にある。まだ1勝しか挙げていないが、道営所属時を含めて2着が5回ある点は注目しておきたいところだろう。マイネルスピカと同様、JRAでデビューしたリケアマロンも、大井から西啓太騎手が駆けつけて騎乗するだけに、注意が必要だ。

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