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【JBCレディスクラシック】岩田望来&ヴァレーデラルナが歓喜の戴冠!

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【JBCレディスクラシック】岩田望来&ヴァレーデラルナが歓喜の戴冠!

11月3日の盛岡10Rで行われた第12回JBCレディスクラシック(3歳以上牝馬オープン、JpnI、ダート・左1800メートル、定量、11頭立て=ゴールデンヒーラーは出走取消、1着賞金=6000万円)は、岩田望来騎手の3番人気ヴァレーデラルナ(3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が叩き合いから抜け出してV。タイムは1分50秒1(良)。クビ差2着は2番人気のグランブリッジで、3歳馬のワンツーフィニッシュとなった。1番人気ショウナンナデシコは3着。



フレッシュなコンビが新女王に輝いた。3歳のヴァレーデラルナが重賞初挑戦でV。岩田望騎手はデビュー4年目で初のJpnⅠ制覇だ。「かっこいいぞ、望来!」の掛け声に「よっしゃー!」とガッツポーズを作った。

「勝ててホッとしています。坂を上がってから同じ脚いろになって『何とかしのいでくれ』と思いながら必死で追っていましたが、それに応えて進んでくれました」

好スタートから2番手を追走。まくってきたテリオスベルに併せる形で先頭に立つと、同じ3歳馬のグランブリッジの追い上げを振り切って栄光のゴールへ飛び込んだ。

デビュー2戦目の砂転向から9戦オール連対。破竹の4連勝で頂点に立った。「タフなコース、メンバーで勝ち切ってくれたのは褒めたい」と笑顔の藤原調教師は、「世代交代だという気持ちで見ていました」とまな弟子に優しげな視線を送っていた。

「努力を怠らず、来年、再来年と日本を盛り上げるジョッキーの一人になりたいです」

力強く宣言した22歳の若武者と才能あふれるドゥラメンテ牝馬が、これからの砂路線を引っ張っていく。

■ヴァレーデラルナ 父ドゥラメンテ、母セレスタ、母の父ジャンプスタート。鹿毛の牝3歳。栗東・藤原英昭厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)ラ・メール。戦績10戦5勝(うち地方1戦1勝)。獲得賞金1億2004万4000円(うち地方6000万円)。重賞初制覇。JBCレディスクラシックは藤原英昭調教師が2011、12年ミラクルレジェンドに次いで3勝目、岩田望来騎手は初勝利。馬名は「月の谷(スペイン語)」。

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