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【マーキュリーC】バーデンヴァイラーがゴール寸前で差し切り重賞初制覇

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【マーキュリーC】バーデンヴァイラーがゴール寸前で差し切り重賞初制覇

7月18日の盛岡12Rで行われた第26回マーキュリーカップ(3歳以上、JpnⅢ、別定、ダート・左2000メートル、14頭立て、1着賞金=2800万円)は、福永祐一騎乗で2番人気のバーデンヴァイラー(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)がゴール寸前で差し切って重賞初制覇を果たした。2着は最終コーナー手前で先行勢の外から先頭に立った7番人気のテリオスベル、さらに6馬身差の3着には2歳時に全日本2歳優駿Vの実績もある地元のヴァケーション(10番人気)が入り、1番人気のケイアイパープルはさらにハナ差の4着だった。タイムは2分02秒5(稍重)。

レースは好ダッシュからハナに立とうかというノーヴァレンダの外から、押して押してメイショウフンジンが先頭へ。バーデンヴァイラーは無理せず6番手あたりからレースを展開。最終コーナー手前では先行勢の外から52キロの軽斤量馬のテリオスベルが先頭に立ちそのまま直線に入って押し切りを図ったが、最後は勝ち馬がクビ差交わしたところがゴールとなった。

◆福永祐一騎手 (1着 バーデンヴァイラー)「よく勝ち切ってくれたなと思います。栗東でも2週続けて跨っていて、調子がすごく良かったのでプラス体重で出走することができ、コンディションはよかったと思います。逃げるか2番手という形で連勝してきた馬で、今まで揉まれる経験がなかったのですが、ペースが速くなりそうなメンバーだったので少し控える形で、競馬を覚えるということを主眼に置いてレースを心掛けました。2着馬が思ったよりも離していったので、イメージよりは早めに追いかけていきました。相当しぶとく、相手がなかなか減速しなかったので、最後まで分からなかったですが、しっかりと勝ち切ってくれて、非常に大きな1勝だったと思います」

マーキュリーCを勝ったバーデンヴァイラーは、父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は10戦6勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初勝利。管理する斉藤崇史調教師はマーキュリーC初勝利、騎乗した福永祐一騎手は13年にソリタリーキングで勝って以来の同レース2勝目となった。













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