地方競馬ニュース

5日船橋で実力馬集結の交流GI・かしわ記念開催!

 0   1   450
シェアする  x facebook LINEで送る
5日船橋で実力馬集結の交流GI・かしわ記念開催!

 船橋競馬場で行われる春のダートマイル王決定戦、第33回かしわ記念(交流GI、ダート1600メートル)が5日に迫った。今年も実力馬が結集し、見応えのある一戦となりそうだ。JRA所属馬はこのレース9連勝中で、地方勢にとっての壁は厚い。10連勝に挑むJRAの有力馬をピックアップする。メンバー、枠順は2日に確定する。

    ◇

 中央勢の主役を務めるのはダート界の新星、カフェファラオだ。前走のフェブラリーSは、先行する2頭を見ながら3、4番手を追走。直線に入って逃げ粘るエアアルマスを捕らえると、後方から迫ってきたエアスピネル、ワンダーリーデルを寄せ付けず、1番人気に応えて堂々とGI初制覇を果たした。昨年のジャパンダートダービーは7着、チャンピオンズCは6着と好結果を出せなかったが、GI3度目の挑戦で勲章を手にした。

 3歳時は肉体面、精神面ともに成長途上で、強さともろさが同居していたが、隙の無い前走のレースぶりを見る限り、完成形に近づいてきた印象だ。左回りのダート1600メートルは3戦3勝の実績。船橋は初めてになるが、得意の条件なら乗り越えられそうだ。

 サンライズノヴァは、2019年のマイルCS南部杯(盛岡)でGI制覇。その南部杯を含め、左回りのダート1600メートルは重賞4勝を挙げている。昨年のかしわ記念は3着に敗れたが、後方待機馬には展開が向かなかったもの。直線の伸びは上々で、コースへの適性はありそうだ。最近の2走は不振だが、ここへ向けて入念な調整を重ねてきた。立て直した今回は真価を発揮しそうだ。

 昨年のかしわ記念を逃げ切ったワイドファラオが連覇を狙う。かしわ記念以降の成績はさえないものの、豊富なパワーの持ち主なので、力を要する船橋の馬場で巻き返す可能性は十分。自分の形に持ち込めればしぶといので、昨年同様のレースができれば楽しみだ。

 タイムフライヤーは2歳時に芝のGIホープフルSを勝っており、芝・ダート両方のGI制覇のチャンスだ。昨夏にGIIIのエルムSで、ダートの重賞を初勝利。前走の根岸Sは3着だったが、1400メートルの距離は少し短かったか。成長力を秘めるハーツクライの産駒でもあり、まだ伸びしろはありそうな雰囲気だ。

 19年にGIのフェブラリーSを勝ったインティは、同年のかしわ記念で2着。近走は安定した成績を残せないでいるが、昨年のGIチャンピオンズCは先行策から直線でも踏ん張って3着に粘った。今でも能力がGIで通用することは示しており、条件がかみ合えば上位争いになるだろう。

 ソリストサンダーは重賞未勝利だが、充実著しい今ならばチャンスはあるはずだ。昨年7月以降は7戦して、馬券圏内を外したのは前走のフェブラリーS8着だけ。2度目のGI参戦で、経験値の上積みが見込める。左回りでは昨年のGIII武蔵野Sで2着があり、条件も悪くはない。長くいい脚を使えるのが持ち味なので、早めのスパートが決まれば実績上位馬を脅かすシーンがある。

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース