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【南関東重賞展望】クイーン賞2024 52キロなら桜花賞馬メイドイットマムにもチャンスあり?!

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【南関東重賞展望】クイーン賞2024 52キロなら桜花賞馬メイドイットマムにもチャンスあり?!


クイーン賞・レース概要】
年末の船橋競馬恒例の牝馬限定重賞が今年から2月に変更となった。ダートグレード競走の体系整備に伴うもので、今年は前回からわずか約2ヶ月という異例の形で行われる。
1955年に創設され、当初から11〜12月に行われていた。1997年にJRA所属馬も出走可能な交流重賞となっている。格付けはJpn3。ダート1800m戦で争われる。ハンデ戦という点も特徴。

クイーン賞・検討のポイント】
どうしても実績を見るとJRA所属馬に目が行くが、ハンデ差を活かして地方所属馬が波乱を演出する可能性もあるか。その期待を託したくなる穴党ファン向けの1頭に注目したい。馬券としての妙味もありそうだ。

クイーン賞・出走馬概要】
メイドイットマム
昨年3月に桜花賞(浦和)を制した南関東所属馬。11月にはロジータ記念も勝利している。
前走の東京シンデレラマイルで6着に敗れ、評価を下げているが、今回はハンデ戦で52キロで出走できる点に注目したい。4~4.5キロ差あるJRA所属の実績馬もいるだけに、斤量差を活かして大金星なるか、興味深い存在となりそうだ。主戦の本橋孝太騎手に関して、機会が少ない52キロでの騎乗となる点も、馬券検討する上でのポイントとなりそうだ。

ライオットガール
約2ヶ月前のこのレースを勝利している馬。昨年は同世代の牡馬を相手にレパードSも勝利している。
その前回優勝して以来のレースとなる。当時は54キロでの出走だった。今回背負う56キロはデビュー以来、最も重い斤量で、同世代のメイドイットマムとの4キロ差が気になるところ。コース実績と成長力でこの不安材料を克服できるのかが、大きなポイントとなりそうだ。今回も岩田望来騎手が騎乗する。

ゴールデンハインド
今回出走するJRA所属馬4頭の中で、ファンが最も頭を悩ませるのはこの4歳馬の取捨ではないだろうか。
芝コースでは昨年のフローラSを勝っているが、ダート戦は未経験で不安のほうが大きい。しかし54キロで出走できるだけに、ダートさえ克服できれば、同世代のライオットガールよりも狙いたくなる魅力に溢れている。マイネルアストリアという、岩手で重賞2勝を挙げた半兄もおり、血統だけを見れば、ダートで通用しても不思議はない。主戦を務める菅原明良騎手の手綱捌きにも注目したい。

上記3頭以外では、テリオスベルやアーテルアストレアといった実績があるJRA所属馬に当然注目すべきだろう。しかし、上記の3頭がまだ成長する可能性を秘めた4歳馬である点、そしてこの3頭に56.5キロで挑まなければならない点をどう考えるべきか。地方所属馬では、前走の神奈川記念で2着に入ったキャリックアリードも54キロで出走できるだけに、ヒモ穴候補として押さえておきたい。


(文・菅野一郎)

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