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【コース&馬場状態 傾向と対策】帝王賞 2023 大井2000mに強い種牡馬+大井2000m Jpn1実績に注目

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【コース&馬場状態 傾向と対策】帝王賞 2023 大井2000mに強い種牡馬+大井2000m Jpn1実績に注目

 今回は大井競馬場で行われる Jpn1帝王賞のポイントを、大井コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます!予想にお役立てください。

 良馬場なら大型馬が活躍する傾向にある大井2000m。逃げ馬はやや苦しく、外枠がやや優勢です。このコースに強い種牡馬はパイロ、ハーツクライ、シニスターミニスター、マジェスティックウォリアー。2022年勝ち馬メイショウハリオ、2021年勝ち馬テーオーケインズともにA.P. Indy系 × サンデーサイレンス系。南関東クラシック二冠を圧倒的な強さで制し、ジャパンダートダービーで三冠制覇を狙うミックファイアも同じく「AP.Indy系 × Hail to Reason系」。大井の中距離大レースを語る上では無視できない配合になっています。
今回このニックスに当てはまるのはJRA所属馬ではテーオーケインズ、メイショウハリオ、プロミストウォリア。地方馬ではライトウォーリア、ランリョウオー、ミヤギザオウ。

 大井2000m適性にものを言わせて2020年クリソベリルのようにジャパンダートダービー帝王賞JBCクラシック(大井開催)を勝ちまくる馬もいれば、川崎記念やチャンピオンズCを勝っても大井の2000mは人気になりながらついに勝てなかったチュウワウィザードのような馬もいます。オメガパフュームも大井2000mのG Iを5勝したように、大井のコース適性も考慮しておきましょう。大井2000mのJpn1で連対した馬、テーオーケインズ、メイショウハリオ、ノットゥルノにはプラス評価です。

 5番人気で制した2016年コパノリッキー、6番人気で制した2017年ケイティブレイブは共に同じ年のフェブラリーSで着外に敗れていますが、0,6秒差以内に健闘しています。フェブラリーSで差のない競馬をした馬は大井2000mのJpn1で好勝負をすることが多く、着順よりもタイム差に気をつけていきましょう。

 地方所属で2着、3着に入ったノンコノユメは人気薄でしたが、JRA在籍時にフェブラリーSとジャパンダートダービーを制しており、3着に入ったハッピースプリントもジャパンダートダービー2着がありました。Jpn1で連対歴がない地方馬は厳しい戦いを強いられています。

 人気馬が圧倒的に強いレースであり、点数も絞る必要があるため、

・大井2000m最強ニックス AP.Indy系 ×Hail to Reason系
・大井2000m Jpn1実績

上記2つを勘案して、

テーオーケインズ メイショウハリオ

この2頭に注目しますが、近走不振で人気が落ちそうな武豊ノットゥルノも、大井2000mに強いハーツクライ産駒。ジャパンダートダービー優勝+東京大賞典2着と大井適性を示しており、調子が戻れば頭まで。

例年はそのくらいで良さそうなのですが今年は人気が割れそうなこともあり、このコースに向きそうな穴を探すと東海Sで直線カラ馬に絡まれたハギノアレグリアス。不利がなければ今回人気のプロミストウォリアとの順位が入れ替わっていたかも、と考えると配当的に狙って面白そうです。脚質的に大井は向きそうで2000mは負け無しのため距離延長もプラス。

AP.Indy系 ×Hail to Reason系の地方馬は本来ならJpnI実績で厳しい立場ですが、その中で一番実績があるライトウォーリアの鞍上が不可能を可能にする男。地方馬を応援する意味で、ライトウォーリアから上記JRA3頭に流してみるのも一考。

<文・ニャートバー>

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