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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 8 | 牡5 | 57.0 | 笹川翼 | 新子雅司 | 兵庫 | 503(-3) | 1.12.0 | 13.4 | 3 | ||
2 | 6 | 11 | 牡4 | 57.0 | 御神本訓 | 新谷功一 | JRA | 476(-4) | 1.12.3 | 11/2 | 1.2 | 1 | |
3 | 3 | 5 | 牡8 | 57.0 | 横山武史 | 岩戸孝樹 | JRA | 505(-1) | 1.12.4 | 3/4 | 7.0 | 2 | |
4 | 6 | 10 | 牡7 | 57.0 | 森泰斗 | 坂井英光 | 大井 | 507(+3) | 1.12.8 | 2 | 34.2 | 8 | |
5 | 4 | 7 | セ7 | 57.0 | 幸英明 | 松永昌博 | JRA | 465(-5) | 1.13.0 | 1 | 155.7 | 10 | |
6 | 4 | 6 | セ6 | 57.0 | 吉原寛人 | 福永敏 | 大井 | 491(+6) | 1.13.2 | 11/4 | 331.2 | 11 | |
7 | 8 | 14 | 牡5 | 57.0 | J.モレ | 矢作芳人 | JRA | 489(+7) | 1.13.8 | 3 | 17.0 | 4 | |
8 | 1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 矢野貴之 | 栗田裕光 | 大井 | 500(-1) | 1.14.1 | 13/4 | 54.6 | 9 | |
9 | 2 | 3 | 牡6 | 57.0 | 藤岡康太 | 村山明 | JRA | 512(-5) | 1.14.2 | 3/4 | 21.5 | 5 | |
10 | 3 | 4 | 牝7 | 55.0 | 西啓太 | 福永敏 | 大井 | 484(+5) | 1.14.9 | 31/2 | 747.0 | 14 | |
11 | 5 | 9 | 牝3 | 54.0 | 松山弘平 | 音無秀孝 | JRA | 451(-9) | 1.15.0 | 3/4 | 21.9 | 6 | |
12 | 7 | 13 | 牡3 | 56.0 | 和田譲治 | 須田和伸 | 大井 | 460(±0) | 1.15.1 | 1/2 | 498.4 | 12 | |
13 | 2 | 2 | 牝6 | 55.0 | 藤田弘治 | 井樋一也 | 金沢 | 457(-12) | 1.15.9 | 4 | 934.7 | 15 | |
14 | 7 | 12 | 牡5 | 57.0 | 秋元耕成 | 野口孝 | 浦和 | 506(-30) | 1.19.4 | 大差 | 660.4 | 13 | |
中止 | 8 | 15 | 牡7 | 57.0 | 岩田望来 | 宮田敬介 | JRA | 513(+1) | 22.6 | 7 |
■払戻金
単勝 | 8 | 1,340円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 180円 | 3番人気 |
11 | 100円 | 1番人気 | |
5 | 120円 | 2番人気 | |
枠連複 | 5 - 6 | 430円 | 2番人気 |
馬連複 | 8 - 11 | 470円 | 2番人気 |
枠連単 | 5 → 6 | 2,290円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 8 → 11 | 2,780円 | 9番人気 |
ワイド | 8 - 11 | 240円 | 2番人気 |
5 - 8 | 440円 | 6番人気 | |
5 - 11 | 140円 | 1番人気 | |
三連複 | 5 - 8 - 11 | 550円 | 1番人気 |
三連単 | 8 → 11 → 5 | 8,150円 | 24番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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3日(金)に行われるJBCスプリントの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
③ケイアイドリー【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整であり、坂路メインで乗り込まれている。26日には51秒9-12秒2と自己ベストに迫る動き。直前の31日にも53秒2-12秒2で乗られており、休み明けを使われて気配も上向きといえる。この秋2走目での変わり身がっておかしくない。
⑤リュウノユキナ【B】
美浦ウッド単走。前走後は在厩調整であり、26日のウッドで64秒8-36秒8-11秒6をマーク。最終追いとなった30日にも64秒4-36秒5-11秒6が出ており、好調を維持している。8歳馬だがまだまだ元気であり、前走を叩いて気配も上向きにあるといえる。
⑦ラプタス【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩で調整されている。18日、22日、29日と坂路単走で乗られており、最終追いの29日は54秒0-13秒0を計時した。派手さはないものの、この馬なり動きは悪くなくいい意味で平行線のデキといえる。1200mはやや忙しいが、力は出せそうだ。
⑨モズメイメイ【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧を挟み、19日の坂路から計時を再開。25日には50秒3-12秒4と自己ベストタイをマークしている。30日にも51秒台が出ており、もともと調教で動くタイプではあるものの、デキ落ちも無い。あとは自分の競馬ができるか否かだろう。
⑪リメイク【A】
栗東坂路単走。韓国遠征から帰国後は放牧に出され、10月第2週に帰厩。25日のCウッドでは64秒3-36秒7-11秒9と自己ベストを更新して追走併入を果たした。その後は29日、1日にも坂路で計時しており、仕上がりも上々。いいデキでレースを迎えられそうだ。
⑭バスラットレオン【B】
栗東坂路単走。海外遠征から帰国後は放牧に出され、10月半ばに帰厩している。25日の坂路併せ馬では50秒7-12秒7をマークして追走先着を果たした。直前の31日にも坂路で52秒3-12秒6にて乗られており、デキも上向き。いい仕上がりにあるといっていい。
⑮ダンシングプリンス【B】
美浦坂路単走。10月上旬に帰厩し、坂路メインでの調整。26日には51秒3-12秒3をマークし、29日はラスト重視、30日にも54秒2-12秒7で乗られている。5か月ぶりの実戦となるものの順調に乗られており、仕上がりも悪くない。57キロの斤量なら要注意である。
❶ギシギシ・栗田裕師「ここを目標にベストの仕上がり。船橋をこなしたから今の砂が合わないことはない。相手は強いけどトップスタートを切って前に行ければ」
❷アルカウン=前走の東京盃は13着と惨敗。強敵がそろうJpnⅠでは厳しい。
❸ケイアイドリー・村山明師「ジョッキーが馬のことをよく分かってくれているからね。好位でためが利けば」
❹ジュランビル・福永敏師「遠征続きでもダメージはない。少しズブさが出てきたので、追走に戸惑わなければ」
❺リュウノユキナ・岩戸孝師「春先から目標にしてきた舞台。前走の内容も悪くなかったし、いい状態で使えそうです。あとは相手関係や馬場がどう出るかでしょう」
❻マックス・福永敏師「メンバーは強くなるけど、ここを目標にやってきたし、鞍上も2度目。頑張ってほしい」
❼ラプタス・松永昌師「今週の追い切りであまり動けていなかったのがどうかだけど、順調には来ている。前回はハナに行くのに、てこずった。今回も行く馬が多いので、リズム良く運べるか」
❽イグナイター・新子雅師「位置取りはこだわらないが、枠は内の方が良かったかな。砂を入れ替えたのがいいほうに出るかは、砂厚にもよるだろうし、やってみないと…」
❾モズメイメイ・生野助手「(追い切りは)楽な時計だったと思います。メンコ着用で落ち着きもでているのが、いい方向に出ないかな、と。あとはダートが合うかどうかですね」
❿ジャスティン・坂井英師「他馬を見ながら行ける、いい枠を引けた。前走は途上だったし、今回のほうが確実に良くなっている。流れなど、全てがかみ合えばチャンスがある」
⓫リメイク・新谷功師「段階を経て良くなってきているし、体幹も強くなってきた。大井は初めてだけど、いろんなところに行っても大丈夫だし、舞台は全く気にしていない」
⓬ゴッドセレクション・野口孝師「内臓面のケアをしながら調整してきた。追い切りの動きはまずまず。短距離に対応できるかどうかだね」
⓭スタードラマー・須田和師「休養後は乗り込んで、いい状態で出せる。ただ、相手は一線級なので胸を借りるつもり」
⓮バスラットレオン・矢作芳師「前走は韓国の1200メートルに対応しきれなかった。初めて1200メートルを使ったことで距離に対応してくれれば」
⓯ダンシングプリンス・宮田敬師「状態面は問題ないが、年齢的な部分と休養が長くなったことで、いい頃に比べると筋肉の張りが戻っていないところがある」
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、5~8歳馬だった。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に0頭。4歳以下あるいは9歳以上となる馬は過信しづらい印象で、とくに9歳以上馬はレース創設以降でも優勝例がない。
減点対象馬
⑨モズメイメイ、⑪リメイク、⑬スタードラマー
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走1~5着で入線していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に0頭。前走で6着以下に敗れていた場合は、たとえ実績馬であったとしても軽視が妥当だろう。
減点対象馬
②アルカウン、③ケイアイドリー、④ジュランビル、⑦ラプタス、⑨モズメイメイ、⑫ゴッドセレクション
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち7頭が、前走で1~3番人気の支持を集めていた。非該当馬は、勝ち馬に3頭、2着馬に1頭、3着馬に4頭となり、勝利した3頭はいずれも東京盃からの臨戦で、前走は4、7、4番人気だった。したがって、ここでは前走東京盃以外で4番人気以下あるいはレース問わず8番人気以下だった馬を減点対象としたい。
減点対象馬
②アルカウン、④ジュランビル、⑥マックス、⑦ラプタス、⑧イグナイター、⑨モズメイメイ、⑫ゴッドセレクション
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で初コーナーあるいは4コーナーを4番手以下で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。前走で初コーナーおよび4コーナーを、ともに3番手以内で通過していた馬は過信禁物だろう。
減点対象馬
①ギシギシ、⑦ラプタス、⑧イグナイター、⑩ジャスティン、⑮ダンシングプリンス
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が7頭、サンデーサイレンス系が6頭、Northern Dancer系が2頭。なお、前回大井ダート1200mで開催された2020年は、サウスヴィグラス産駒のサブノジュニアが勝利している。
施行場を問わずMr. Prospector血脈特有のスピードが幅を利かせる傾向にあり、連対馬10頭のうち8頭が「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となるほど。また、データ集計期間外含め、大井開催持は2003年サウスヴィグラス(父エンドスウィープ)、2004年マイネルセレクト(父フォーティナイナー)、2015年コーリンベリー、2020年サブノジュニア(以上、父サウスヴィグラス)と勝ち馬の多くがフォーティナイナーの直系でもあった。
ダンシングプリンスは、父パドトロワ×母リトルブレッシング(母の父バブルガムフェロー)。父系はスウェプトオーヴァーボード~エンドスウィープ~フォーティナイナーと遡り、今回出走するメンバーのなかでは唯一のフォーティナイナー直系となる。本馬は昨年のJBCスプリントの勝ち馬でもあるため、今年はレース史上2頭目となる2連覇がかかった一戦としても注目度は高い。前走北海道スプリントカップも他馬より重い59kgを思えば及第点の内容で、負担重量の差異がなくなれば持ち前のスピードを存分に活かせるだろう。
リュウノユキナは、父ヴァーミリアン×母ネオカラー(母の父クロフネ)。父ヴァーミリアンはJBCクラシック3連覇の偉業を成したことから、本馬はJBC競走に所縁ある血統ともいえるだろう。一方、母の父に配されたクロフネの血脈も興味深く、その父フレンチデピュティは大井競馬場で行われた第1回JBCスプリントの勝ち馬ノボジャックを出している。本馬自身、大井ダート1200mは連対を外していない相性のよさがあり、2013年エスポワールシチー、2018年グレイスフルリープに次ぐ8歳馬の勝利なるか注目したい。
JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第22回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は距離1000m~1400mのスプリント戦で施行されている。
主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走したこともあった。
本来は前走で同距離か今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年はダートグレードが充実しているので、中距離馬が出走してくることはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりも、マイル~中距離に出走している馬のほうが上という傾向は覚えておきたい。
つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも、マイルCS南部杯に出走していた馬が有力。特に優勝馬が有力で、それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。2013年にエスポワールシチーが1着、2017年にコパノリッキーが2着、2015年にベストウォーリアが3着と、JBCスプリントが1200mで施行された年でも活躍している。
さらに同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2015年のベストウォーリア。
また同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内の馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は2016年のベストウォーリア、2022年のテイエムサウスダン、3着の該当馬も2015年のベストウォーリアである。とにかく前走で南部杯に出走していた馬の活躍が目立つので、該当馬が出走していればそれらを本命候補としたい。
一方、昨年のJBCスプリントで1番人気に支持されたレッドルゼルが4着に敗れたように、同年の東京盃で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・2・4・10】と、凡走率が高く、あまり信頼が置けない。特に前半3Fが前半3Fが34秒1より速い年で、3角6番手以下で連対した馬は、百発百中で人気を裏切っている。該当馬は、2014年の1番人気馬ノーザンリバー→5着、2016年の5番人気馬ドリームバレンチノ→10着、2021年の3番人気馬リュウノユキナ→5着である。東京盃でいわゆる展開に恵まれて連対した馬は、消してこそ馬券妙味だろう。
その他、有力なのは同年のクラスターCの勝ち馬で、JBCスプリントが1200m以下で行われた年に限れば、過去10年のこのレースでの成績は【0・2・1・0】。2着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、2020年のマテラスカイ、3着の該当馬は、2017年のブルドックボス。今年はJBCスプリントが大井の1200mで行われるので、1200mのみをピックアップしたが、JBCスプリントが1400mで行われた年も、1400mのダートグレードで連対実績があるクラスターCの勝ち馬は活躍している。
あとは前々走でダートグレードか南関東のアフター5スター賞を優勝した馬で、前走東京盃を逃げた馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年のサトノタイガー、2018年のマテラスカイだ。遡れば2010年の優勝馬サマーウインドも前記に該当している。
最後に穴馬を紹介すると、前々走で大井のアフター5スター賞で連対した、前走の東京盃敗退馬だ。このレースは過去10年で地方馬が3度連対しているが、2014年に6番人気で2着と好走したサトノタイガーと2020年に優勝したサブノジュニアが前記に該当している。また遡れば2010年に6番人気で2着と好走したナイキマドリードも前記に該当していることから、南関東のスプリント路線馬は人気以上に手強いと言えるだろう。
その他、マイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下に敗れた馬が穴を開けている。過去10年では2021年の南部杯で7着に敗れたサンライズノヴァが5番人気で2着に好走、2022年も南部杯で2着だったヘリオスが4番人気で3着と善戦している。遡れば2012年の南部杯で5着に敗れたスーニも4番人気で3着だった。南部杯の敗退馬は、この後、中央の武蔵野Sを使ってチャンピオンズCを目指すことが多く、滅多に出走してこないが、意外と好走しているので要警戒だ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯で優勝した馬。
・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬。
・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内馬。
・同年のクラスターCの優勝馬(JBCスプリントが1200mで行われる年のみ)
・前々走でダートグレードかアフター5スター賞を勝利かつ、前走の東京盃で逃げた馬。
・前走の白山大賞典で優勝した馬。
●穴馬候補
・前々走でアフター5スター賞で連対した、前走東京盃の敗退馬。
・前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下だった馬。
●危険な人気馬
・前走の東京盃が前半3F34秒1以内のハイペースだった年に、3角6番手以降から連対した馬。
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ダート界の最強スプリンターを決めるべく、スピード自慢の韋駄天たちが覇を競う。なお、同時に創設されたJBCクラシックとはいくらか趣向が異なっており、2023年までは日本のG1・Jpn1級のダート戦は1600m以上でしか行われていなかったことから、ここを一年の最大目標とする馬たちも少なくなかった。現在は上半期のさきたま杯、下半期のJBCスプリントがJpn1競走としてダートスプリンターたちの受け皿になっている。歴代の優勝馬には2007年フジノウェーブ(大井)、2019年ブルドッグボス(浦和)、2020年サブノジュニア(大井)と地方所属馬も名を刻み、JRA所属馬と互角以上の戦いも繰り広げている。また、スピードを競う戦いとなると勢いのある若い馬に惹かれるところだが、7歳を超える古豪も5勝を挙げる活躍を見せており、2009年には10歳馬のリミットレスビッドが3着に入線して健在ぶりをアピールした。