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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 7 | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 | 齋藤崇史 | JRA | 607() | 1.10.0 | 1.8 | 1 | ||
2 | 7 | 11 | 牡5 | 54.0 | 戸崎圭太 | 岡田稲男 | JRA | 454(+3) | 1.10.1 | 1/2 | 12.7 | 4 | |
3 | 6 | 9 | 牡7 | 55.0 | 和田竜二 | 村山明 | JRA | 533() | 1.10.4 | 2 | 61.4 | 5 | |
4 | 2 | 2 | 牡5 | 54.0 | 武豊 | 松永幹夫 | JRA | 481(-3) | 1.10.6 | 1 | 6.2 | 3 | |
5 | 4 | 5 | 牡4 | 54.0 | 高松亮 | 田中淳司 | 北海道 | 488(-16) | 1.10.8 | 11/2 | 134.3 | 6 | |
6 | 8 | 12 | 牡4 | 54.0 | C.ルメ | 木村哲也 | JRA | 497(+13) | 1.10.9 | 1/2 | 2.2 | 2 | |
7 | 5 | 6 | 牡5 | 54.0 | 村上忍 | 畠山信一 | 岩手 | 493(+2) | 1.11.9 | 6 | 681.0 | 10 | |
8 | 7 | 10 | 牡5 | 54.0 | 山本政聡 | 板垣吉則 | 岩手 | 495(+1) | 1.11.9 | アタマ | 366.2 | 7 | |
9 | 3 | 3 | 牝6 | 52.0 | 佐々木志 | 菅原右吉 | 岩手 | 494(-2) | 1.12.1 | 3/4 | 666.2 | 9 | |
10 | 8 | 13 | 牡5 | 54.0 | 鈴木祐 | 齋藤雄一 | 岩手 | 528(+8) | 1.12.5 | 21/2 | 809.3 | 11 | |
11 | 6 | 8 | 牡6 | 54.0 | 菅原辰徳 | 千葉幸喜 | 岩手 | 459(+7) | 1.13.4 | 6 | 582.2 | 8 | |
12 | 1 | 1 | 牡7 | 54.0 | 山本聡哉 | 佐藤浩一 | 岩手 | 493(+2) | 1.13.5 | 1/2 | 841.6 | 12 | |
13 | 4 | 4 | 牡8 | 54.0 | 陶文峰 | 木村暁 | 岩手 | 527(-2) | 1.13.5 | クビ | 982.7 | 13 |
■払戻金
単勝 | 7 | 180円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 110円 | 1番人気 |
11 | 160円 | 4番人気 | |
9 | 390円 | 5番人気 | |
枠連複 | 5 - 7 | 550円 | 3番人気 |
馬連複 | 7 - 11 | 640円 | 4番人気 |
馬連単 | 7 → 11 | 830円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 7 - 11 | 230円 | 3番人気 |
7 - 9 | 640円 | 7番人気 | |
9 - 11 | 1,150円 | 10番人気 | |
三連複 | 7 - 9 - 11 | 2,420円 | 8番人気 |
三連単 | 7 → 11 → 9 | 5,830円 | 21番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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12日(月)に行われるクラスターカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②ジレトール【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後の放牧から7月18日に帰厩し、坂路で乗られている。31日には単走で50秒8-12秒2をマークし、最終追いとなった7日にも51秒8-12秒3で乗られている。連勝中の勢いを維持しているといえ、あとは初めてとなる盛岡の馬場がどう出るか。
⑦ドンフランキー【B】
栗東Cウッド併走。ドバイ遠征後の放牧から7月13日に帰厩。徐々にピッチを上げ31日のCウッド3頭併せでは68秒2-36秒7-11秒2で追走先着。直前8日にも66秒0-36秒7-11秒7で追走併入を果たしている。春以来となるものの仕上がりも悪くなさそうである。
⑨ケイアイドリー【B】
栗東Cウッド単走。6月半ばに帰厩し、ここまでじっくり調整されている。7月24日のCウッド併せ馬では66秒7-38秒2-12秒8で遅れていたが、坂路調整を挟み最終追いとなった8日は単走で70秒9-39秒-12秒0をマーク。この馬としてはまずまずのデキにある。
⑪クロジシジョー【B】
栗東坂路単走。放牧から7月半ばに帰厩しCウッド、坂路併用での調整されている。31日の坂路では一杯に追われて51秒7-12秒1をマークし、最終追いとなった8日に51秒7-12秒2。久々を感じさせない仕上がりといえ、いきなりから力を出せるデキといえる。
⑫コスタノヴァ【B】
美浦Cウッド併走。このレース目標で7月17日に帰厩し、21日の坂路から計時をスタート。31日のCウッドでは単走で66秒8-37秒9-12秒1をマークしている。直前の8日には70秒3-39秒4-11秒7で併入。仕上がりも悪くなく、あとは初の1200mがどう出るか。
❷ジレトール・松永幹師「スタートは速くないが、すごい脚を使ってくれる。ダートの1200メートルは合っていた。相手は強いが楽しみにしている。地方の砂も大丈夫だと思う」
❼ドンフランキー・斉藤崇師「間隔があくのは大丈夫なタイプ。ワンターンの1200メートルは問題ない」
❾ケイアイドリー・村山明師「(前走は)環境が違って力を出せなかった。順調にきているが、久々の割引は必要だと思う。1回使ってからかなという感じはする」
⓫クロジシジョー・大林助手「地方の砂に適性があることが分かった。課題のスタートをうまく決められれば楽しみです」
⓬コスタノヴァ・太田助手「最近は二の脚が鈍くなっているところが気掛かり。1200メートルでペースも速くなるし、少し忙しくなるかも」
「クラスターC」特集はこちら
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走で1~3番人気の支持を集めていた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に0頭。レースの格を問わず、前走で4番人気以下だった馬は割り引いて考えたい。
減点対象馬
①サンエイウイング、④アヴェントゥリスト、⑧ユニコーン
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走でも1~3着に好走していた好調馬。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に0頭。なお、前走4着以下ながら好走した19年2着ヒロシゲゴールド、21年2着サイクロトロンの2頭は4歳馬だった。
減点対象馬
①サンエイウイング、④アヴェントゥリスト、⑥ゲンパチプライド、⑧ユニコーン、⑨ケイアイドリー
2019年以降、3着以内に好走した15頭すべてが、前走で1200mあるいは1400mのダート戦に出走していた。なお、前走が今回と同じ1200mの場合は1着であることが好ましく、2着以下から勝利した20年マテラスカイ、21年リュウノユキナの2頭は、どちらも前走が北海道スプリントカップかつ勝ち馬から0秒1差以内の敗戦だった。したがって、ここではダート1200mで0秒2差以上の敗戦あるいは同距離の非ダートグレード競走で2着以下だった馬も減点対象としたい。
減点対象馬
①サンエイウイング、④アヴェントゥリスト、⑥ゲンパチプライド、⑦ドンフランキー、⑧ユニコーン、⑨ケイアイドリー、⑩キモンリッキー、⑪クロジシジョー、⑬ビクトリールーラー
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走で4コーナーを3番手以内で立ち回っていた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。23年1着リメイクほか、データ集計期間外も踏まえると前走で58kg以上の斤量を背負っていた馬は例外となる可能性があるため、ここでは前走58kg未満かつ4コーナー通過4番手以下だった馬を減点対象とする。
減点対象馬
①サンエイウイング、②ジレトール、④アヴェントゥリスト、⑧ユニコーン、⑩キモンリッキー、⑪クロジシジョー、⑫コスタノヴァ、⑬ビクトリールーラー
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が8頭、A.P. Indy系が3頭、サンデーサイレンス系が3頭、そのほか1頭。なお、昨年はA.P. Indy系にあたるラニ産駒のリメイクが勝利している。
近年はMr. Prospectorのスピードが優位に働く傾向にあり、2020年にはマテラスカイ(父Speightstown)がダート1200mの日本レコード(当時)となるタイムで勝利するほか、2021年および2022年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となる馬で掲示板を独占。昨年の勝ち馬リメイクにおいても、母の父に配されたキングカメハメハが同系統にあたる。逃げ・先行馬が簡単に止まらないコース形態と相まって、なによりも前々で立ち回れるスピードが資質として問われることを念頭に置くべきだろう。
ジレトールは、父ロードカナロア×母サンビスタ(母の父スズカマンボ)。近年は「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」のなかでもKingmamboの血脈が幅をきかせており、昨年も1着ラニ、3着リュウノユキナが該当馬として好走。本馬もKingmamboの直系であることを評価しやすく、すでに同産駒からは21年2着サイクロトロンが出ている。15年チャンピオンズカップなど、5歳以降にダートグレード競走を6勝した母サンビスタの実績を踏まえれば、目下オープン2連勝中という本馬の戦績にも本格化の兆しがうかがえる。
コスタノヴァは、父ロードカナロア×母カラフルブラッサム(母の父ハーツクライ)。上記ジレトールと同じロードカナロア産駒で、12年浦和記念などダートグレード競走を2勝したピイラニハイウェイの甥にあたる血統。Kingmambo内包馬の躍進ぶりを鑑みても軽視はできないが、同産駒は5歳時にV字の成長曲線を描く馬が多いことを考えると、ジレトールに一日の長があるかもしれない。とはいえ、本馬はダート戦で6戦5勝、2着1回と底を見せておらず、血統背景からもいっきの重賞制覇があって不思議ない逸材だろう。
クラスターカップは過去のグレードレースの勝利実績による別定重量戦。2018年にそれまでダートグレード勝ちの実績のない牝馬のオウケンビリーブが負担重量52kgで優勝したこともあるが、どちらかというと実績馬が活躍している。
実際に前年のJBCスプリントの連対馬が、このレースで過酷な斤量を背負わされながらも勝ち負けするケースが多く、それらの過去10年の成績は【2・0・2 ・0】。1着の該当馬は、2015-2016年のダノンレジェンド。3着の該当馬は、2016年のブルドックボスと2023年のリュウノユキナ。遡れば2013年に前年のJBCスプリントの覇者タイセイレジェンドが2着に健闘している。
2016年のダノンレジェンドは負担重量の上限である斤量60Kgが嫌われたようで、同馬としては珍しく2番人気だったが、終わってみれば2馬身差の完勝だった。2013年時のタイセイレジェンドも、斤量59㎏に加えてドバイ大敗帰りの休養明けの一戦だったことが嫌われ、5番人気まで評価を落としたが、2着を死守している。
また2020年のブルドックボスも斤量59㎏ながら、強豪マテラスカイらを相手に3着に善戦。このことからJBCスプリントの連対馬が出走している場合は、過酷な斤量でも信頼したほうが良さそうだ。
しかし、JBCスプリントのようなJpnを勝つような馬はともかく、ダートグレードを何連勝もしているような馬はやはり斤量面で不利。実際にこれまでにグレードレースを1度以上勝利し、牡馬54~55Kg、牝馬52~53Kgの中央馬が活躍している。このことから下記の条件を満たす、牡馬斤量55Kg、牝馬53Kgの中央馬を狙いたい。
(1)前々走でダートグレード3着以内。
(2)前々走のオープン&リステッド勝ち。
(3)前走のダートグレードで2着だった馬。
すると過去10年の成績は【3・5・0・0】。1着の該当馬は、2014年のサマリーズ、2019年のヤマニンアンプリメ、2023年のリメイク。2着の該当馬は、2018年のネロ、2020年のマテラスカイ、2021-2022年のリュウノユキナ、2023年のドンフランキーである。
さらに同年の東京スプリントの連対馬も有力で、過去10年のこの成績は【3・3・2・1】。1着の該当馬は、2015年-2016年のダノンレジェンド、2021年のリュウノユキナ。2着の該当馬は、2018年のネロ、2019年のヒロシゲゴールド、2022年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2019年のコパノキッキング、2023年のリュウノユキナ。2023年の東京スプリントの3着馬オーロラテソーロこそ4着に敗れているが、2013年のこのレースの覇者ラブミーチャンも同年の東京スプリントの優勝馬だった。
その他、前走でダ1200mのJRAのオープン&リステッド、交流重賞を含めたグレードレースに出走し、3角先頭で連対した馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【3・3・2・0】。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド、2020年のマテラスカイ、2022年のダンシングプリンス。2着の該当馬は、2020年のヒロシゲゴールド、2022年のジャスティン、2023年のドンフランキー。これは盛岡ダ1200mが他場のダ1200m戦と比べて、砂が軽く、前が残りやすいことを示している。
また「前が残りやすい」ことから、前走でダ1200m以内に出走し、3角2番手以内でレースを進めていた馬が穴メーカーとなっている。2017年に5番人気で2着と好走したラブバレット、2020年に5番人気で2着と好走したサイクロトロン、さらに2016年に6番人気で3着と好走したラブバレットも前記の条件を満たしていた。
穴パターンをもうひとつ紹介すると、前年のこのレースの3着以内馬が翌年も活躍しているということ。過去のグレードレースでの勝利実績による別定重量戦という観点から、2着実績が多数のリュウノユキナ(3連連続このレースで3着以内)タイプを狙いたくなるが、前年から斤量が加算され、人気を落としても善戦しているのがポイントだ。
2015年の優勝馬ダノンレジェンド(1番人気)→翌年は2番人気で優勝。2016年の3着馬ラブバレット(5番人気)→翌年は3番人気で3着→翌々年は2番人気で2着。2016年の2着馬ブルドックボス(2番人気)→翌年は4番人気で優勝。2019年はヒロシゲゴールド(3番人気)で2着→翌年も3番人気で2着→翌々年は2番人気で3着。2021年の優勝馬リュウノユキナ(1番人気)→翌年は2番人気で2着。
遡って2012年の優勝馬タイセイレジェンド(1番人気)も翌年5番人気で2着に健闘しており、このタイプは近走が不振だと大きく人気を落とすこともあるので、覚えておきたい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCスプリントの連対馬。
・これまでにグーレードレースを1度以上勝利し、牡馬54~55Kg、牝馬52~53Kgの中央馬で次の条件を満たす馬。
(1)前々走でダートグレード3着以内。
(2)前々走でオープン&リステッド勝ち。
(3)前走のダートグレードで2着。
・同年の東京スプリントで3着以内の馬。
・前走ダ1200mのJRAのオープン&リステッド競走、交流戦を含むグレードレースに出走し、3角先頭で連対した馬。
●穴馬候補
・前走ダ1200m戦に出走し、3角2番手以内の馬。
・前年のクラスターカップで3着以内の馬。
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1996年、盛岡競馬場のリニューアルと同時に新設されたダートグレード競走。レース名は互いの重力によって作られた恒星の集団「星団(スタークラスター)」に由来し、地方競馬各主催者と中央競馬が互いに協力し、しのぎを削り合うなか、ともに発展していこうという意味が込められている。2002年サウスヴィグラス、2003年ディバインシルバー、2008年プライドキム、2010年サマーウインド、2017年ブルドッグボス、2020年マテラスカイと、数多の快速自慢たちがコースレコードを更新してきた歴史があり、マテラスカイの記録した1分08秒5はダート1200mの当時の日本レコードを0秒2更新する好タイムだった。ほか、プライドキムも水沢ダート1400mのコースレコードホルダーとして、いまなおその名を刻んでいるが、その手綱を取った川島正太郎騎手もデビュー3か月、所属する南関東以外での初騎乗、重賞初騎乗、ダートグレード競走の最年少勝利記録更新(17歳297日)など、記録ずくめとなっている。