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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 8 | 牡6 | 55.0 | 柴田善臣 | 小野次郎 | JRA | 507(-5) | 1.11.1 | 2.1 | 1 | ||
2 | 3 | 3 | 牡4 | 54.0 | 松山弘平 | 音無秀孝 | JRA | 516(+1) | 1.11.6 | 3 | 13.0 | 5 | |
3 | 6 | 10 | 牡6 | 55.0 | 幸英明 | 北出成人 | JRA | 480(-6) | 1.11.9 | 2 | 3.4 | 2 | |
4 | 3 | 4 | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | JRA | 497(+1) | 1.12.1 | 3/4 | 5.6 | 4 | |
5 | 7 | 12 | 牡7 | 55.0 | 武豊 | 森秀行 | JRA | 531() | 1.12.2 | クビ | 4.8 | 3 | |
6 | 5 | 7 | セ9 | 54.0 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 岩手 | 486(+3) | 1.13.7 | 9 | 402.3 | 13 | |
7 | 8 | 14 | 牡9 | 54.0 | 高松亮 | 野口寛仁 | 浦和 | 466(-2) | 1.13.8 | クビ | 369.0 | 11 | |
8 | 2 | 2 | セ8 | 54.0 | 村上忍 | 伊藤和忍 | 岩手 | 483(+1) | 1.13.9 | 1/2 | 283.5 | 9 | |
9 | 6 | 9 | 牝7 | 52.0 | 山本聡哉 | 菅原右吉 | 岩手 | 485(+7) | 1.14.0 | 3/4 | 134.7 | 6 | |
10 | 4 | 5 | 牡4 | 54.0 | 高橋悠里 | 佐藤浩一 | 岩手 | 449(+3) | 1.14.0 | アタマ | 150.1 | 7 | |
11 | 8 | 13 | 牡10 | 54.0 | 菅原辰徳 | 瀬戸幸一 | 岩手 | 527(+2) | 1.14.8 | 5 | 322.0 | 10 | |
12 | 4 | 6 | 牡6 | 54.0 | 木村暁 | 及川良春 | 岩手 | 495(+1) | 1.14.9 | クビ | 441.5 | 14 | |
13 | 7 | 11 | セ11 | 54.0 | 関本玲花 | 今津博之 | 愛知 | 463(±0) | 1.16.8 | 大差 | 396.5 | 12 | |
14 | 1 | 1 | 牝5 | 52.0 | 小林凌 | 飯田弘道 | 岩手 | 486(-6) | 1.18.0 | 7 | 207.4 | 8 |
■払戻金
単勝 | 8 | 210円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 110円 | 1番人気 |
3 | 190円 | 5番人気 | |
10 | 110円 | 2番人気 | |
枠連複 | 3 - 5 | 520円 | 3番人気 |
馬連複 | 3 - 8 | 1,540円 | 7番人気 |
馬連単 | 8 → 3 | 2,570円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 3 - 8 | 380円 | 7番人気 |
8 - 10 | 140円 | 1番人気 | |
3 - 10 | 390円 | 8番人気 | |
三連複 | 3 - 8 - 10 | 1,000円 | 4番人気 |
三連単 | 8 → 3 → 10 | 6,180円 | 26番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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9日(月)に行われるクラスターカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
③サイクロトロン【B】
栗東坂路併走。7月20日に帰厩し坂路メインで乗られてから、28日にCウッドで併せ馬を消化。一杯に追われて併入を果たしている。最終追いは5日の坂路で、52秒2-12秒0で併せ馬先着。ラストまでいい伸びで臨戦態勢も整った。昇級後2戦は苦戦も、状態は悪くない。
④ジャスティン【B】
札幌ダート単走。放牧から2週前に札幌競馬場に帰厩し、28日にダートで同厩のオープン馬2頭相手に3頭併せ。追走併入を果たすなど、軽快な動きであった。直前は4日のダート単走で盛岡への輸送前とあって馬なりであったが、気配は上向きといえる。帰国2戦目とあって注意したい。
⑧リュウノユキナ【B】
美浦坂路単走。7月上旬の帰厩から坂路メインで調整されている。28日に柴田善臣騎手が騎乗して52秒4-12秒1をマーク。1日にウッドで軽めに乗られ、最終追い切りは5日の坂路。柴田騎手騎乗で53秒7-12秒2を計時しており、好調を維持しているといえる。
⑩ヒロシゲゴールド【A】
栗東坂路単走。7月7日に帰厩し、21日にCウッドで併せ馬を消化。28日には坂路併せ馬で50秒9-11秒6をマークして先着を果たした。そして最終追いは5日で、坂路で一杯に追われて50秒1-12秒0。最近では一番の動きで、状態の良さをうかがわせている。
⑫マテラスカイ【B】
栗東坂路単走。帰国検疫後は5月下旬に帰厩し、ここまで坂路メインで乗られている。7月に入ってからピッチを上げ、14日、21日28日と併せ馬を消化。そして8月1日には単走で50秒6-12秒0をマーク。6日の直前追いでも51秒4-12秒4で乗られており、臨戦態勢も整った。
2016年以降、勝ち馬の馬齢は3歳が0頭、4歳が0頭、5歳が3頭、6歳が2頭、7歳以上が0頭。データ集計期間外を踏まえても5・6歳馬が勝ちやすい傾向にあり、4歳馬や7歳以上馬はヒモ扱いに留めておきたい。
減点対象馬
②サマニー、③サイクロトロン、⑤レールガン、⑦スティンライクビー、⑨ボタニーク、⑪メイショウオオゼキ、⑫マテラスカイ、⑬ツルオカボルト、⑭ナリタスターワン
2016年以降、3着以内に好走した延べ15頭のうち10頭が、前走で1番人気の支持を集めていた馬だった。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭。レースの格を問わず、前走で2番人気以下だった馬は割り引いて考えたい。
減点対象馬
①シークザトゥルース、③サイクロトロン、④ジャスティン、⑤レールガン、⑥ウインルーカス、⑦スティンライクビー、⑨ボタニーク、⑩ヒロシゲゴールド、⑪メイショウオオゼキ、⑬ツルオカボルト、⑭ナリタスターワン
2016年以降、3着以内に好走した延べ15頭のうち10頭が、前走で4コーナーを3番手以内で立ち回っていた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。2017年1着ブルドックボスは、前走で4コーナーを8番手で通過していたが、別定戦に58kgで出走していたことで度外視できる部分がありそうだ。
減点対象馬
②サマニー、⑤レールガン、⑥ウインルーカス、⑦スティンライクビー、⑨ボタニーク、⑪メイショウオオゼキ、⑬ツルオカボルト、⑭ナリタスターワン
2016年以降、3着以内に好走した延べ15頭のうち7頭が、前走で地方ダートグレード競走に出走していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に4頭。なお、2017年1着ブルドッグボス含め、非該当馬ながら好走した延べ8頭のうち5頭が地方所属馬のため、ここではJRA所属馬を減点対象としたい。
減点対象馬
④ジャスティン、⑫マテラスカイ
2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Northern Dancer系が6頭、サンデーサイレンス系が4頭、Mr. Prospector系が3頭、そのほか2頭となっている。なお、Northern Dancer系として好走した延べ6頭のうち5頭はDeputy Ministerの直系だった。また、19年1着ヤマニンアンプリメ(父シニスターミニスター)も父系でDeputy Ministerの血を引いていたことは念頭に置きたい。
ほか、リピート好走が多いことも特徴のひとつとなっており、2016年以降だけでもラブバレット(16年3着、17年2着、18年3着)、ブルドッグボス(16年2着、17年1着、20年3着)、ヒロシゲゴールド(19年2着、20年2着)の3頭が該当する。
ヒロシゲゴールドは、父サウスヴィグラス×母エフテーストライク(母の父ブラックタキシード)。本馬は19年2着、20年2着と2年連続で好走しているリピーターとなるが、暑い季節を得意とする節があり、8月は「2-2-0-0」という成績を残している。父サウスヴィグラスも6歳時にクラスターカップを当時のレコードタイムで制しているだけに、前走北海道スプリントカップで悲願のダートグレード競走初制覇を飾った勢いは侮れないだろう。
リュウノユキナは、父ヴァーミリアン×母ネオカラー(母の父クロフネ)。伯母に07年TCK女王盃を制したサウンドザビーチがいる血統で、父系ではないものの母の父クロフネが好相性を示すDeputy Ministerの直系。前走北海道スプリントカップは1番人気を裏切るかたちになってしまったものの、他馬より重い57kgの斤量を背負わされていたことを思えば、及第点以上のレース内容は示せていた。
マテラスカイは、父Speightstown×母Mostaqeleh(母の父Rahy)。本馬は昨年の勝ち馬となるが、そのときに記録した1分08秒5というタイムはダート1200mの日本レコード。もとより先行有利な盛岡ダート1200mで、時計の出やすい馬場状態ともあれば、スピード自慢なSpeightstown産駒には誂え向きの舞台だろう。リピーターの活躍が目立つ傾向からもぞんざいには扱えない。
クラスターカップは岩手という北の土地柄、北海道でリフレッシュ放牧に出されていた実績馬が函館競馬場で追い切られて出走してくることも多いレースだ。このせいかGⅠ連対などの実績馬が度々出走し、能力差の大きいレースとなり、人気どおりの決着となることが多い。
この傾向は同時期の佐賀ダ1400m戦、サマーチャンピオンが9月上旬に移行したことで変わってくるかもしれないが、過去10年では1番人気の勝率50%、連対率70%、複勝率90%という手堅さ。2番人気も勝率20%、連対率40%、複勝60%とほどんど荒れていないのである。
全体的に人気馬が信頼できるレースだが、その中でも前年のJBCスプリントの連対馬が、このレースで過酷な斤量を背負わされながらも勝ち負けするケースが目立っている。前年のJBCスプリントの連対馬のこのレースでの成績は、【2・1・1・0】。1着の該当馬は2015-2016年ダノンレジェンド、2着の該当馬は2013年のタイセイレジェンド、3着の該当馬はブルドックボスだ。
3年前のダノンレジェンドは、斤量60㎏が嫌われたようで、珍しく1番人気ではなかったが、終わってみれば完勝。2013年のタイセイレジェンドも、斤量59㎏に加えてドバイ大敗帰りの休養明けの一戦だったことが嫌われ、5番人気だったが2着を死守している。
また、昨年のブルドックボスも4番人気ながら、強豪マテラスカイらを相手に斤量59㎏で3着と善戦している。このことからJBCスプリントの連対馬が出走している場合は、斤量が重くても素直に信頼したほうがいいと言える。
また、GⅡである前年の東京盃の連対馬も有力で、過去10年の成績は【2・1・1・1】。1着の該当馬は2013年のラブミーチャン、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は2013年のタイセイレジェンド、3着に該当馬はブルドックボスだ。唯一、4着以下に敗れたのは、2014年のタイセイレジェンド(6着)だが、同馬は前年のJBCスプリント以来の休養明けだった。つまり、休養明けでなければ信頼できることになる。
その他有力なのは、同年の東京スプリントで3着以内だった馬。過去10年のこのレースでの成績は【3・3・1・0】。1着の該当馬は、2013年のラブミーチャン、2015年-2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2010年のミリオンディスク、2018年のネロ、2019年のヒロシゲゴールド。3着の該当馬は、コパノキッキング。
東京スプリントの3着以内馬の活躍が目立つのは、上半期に行われるダ1200m戦ではもっとも賞金が高額のため、好メンバーが集うからだろう。中央馬は放牧帰りの馬ばかりだが、とにかく活躍している。また、唯一の地方馬ラブミーチャンは、東京スプリントから3連勝の勢いがあった。
最後に穴パターンを紹介すると、前年のこのレースで3着以内だった馬だ。このレースは2012年にタイセイレジェンドが優勝し、翌年は2着。2015年はダノンレジェンドが優勝し、翌年は1着。2015年にラブバレットが3着し、2016年は3着、2017年は2着。2016年はブルドックボスが2着し、翌年は1着。2019年はヒロシゲゴールドが2着し、翌年も2着。
昨年のヒロシゲゴールこそ、前年と同じ3番人気だったが、ダノンレジェンドの2度目の挑戦が2番人気、タイセイレジェンドの2度目の挑戦が5番人気、ブルドックボスの2度目の挑戦が4番人気というように、2度目の挑戦のほうが人気薄になることが多いのがポイント。これは2度目のほが斤量を課せられていることや、その後の不振があるからだと見ていますが、年間ベースのピークは例年同じ時期に来ることが多いもの。人気薄になるようなら、狙ってみると面白いだろう。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCスプリントの連対馬。
・前年の東京盃の連対馬(長期休養明けの馬を除く)。
・同年の東京スプリントで3着以内の馬。
●穴馬候補
・前年のクラスターカップで3着以内の馬。
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1996年、盛岡競馬場のリニューアルと同時に新設されたダートグレード競走。レース名は互いの重力によって作られた恒星の集団「星団(スタークラスター)」に由来し、地方競馬各主催者と中央競馬が互いに協力し、しのぎを削り合うなか、ともに発展していこうという意味が込められている。2002年サウスヴィグラス、2003年ディバインシルバー、2008年プライドキム、2010年サマーウインド、2017年ブルドッグボス、2020年マテラスカイと、数多の快速自慢たちがコースレコードを更新してきた歴史があり、マテラスカイの記録した1分08秒5はダート1200mの日本レコードを0秒2更新する好タイムだった。ほか、プライドキムも水沢ダート1400mのコースレコードホルダーとして、いまなおその名を刻んでいるが、その手綱を取った川島正太郎騎手もデビュー3カ月、所属する南関東以外での初騎乗、重賞初騎乗、ダートグレード競走の最年少勝利記録更新(17歳297日)など、記録ずくめとなっている。