まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
盛岡競馬場では真夏の風物詩としても親しまれているダート1200mのスプリント戦。所属を問わずにリピート好走が目立つことも特徴のひとつで、2016年には負担重量の上限一杯となる60kgの斤量を背負いながらダノンレジェンドが2連覇を達成している。2023~2024年にダートグレード競走の大幅な番組改編が行われるまで、北海道スプリントカップからのローテーションが中心となっており、これにさきたま杯やかきつばた記念、東京スプリントといった地方ダートグレード競走のスプリント路線が続いていた。今後はどういった臨戦過程が主流となっていくのか、その動向にも注目が集まる。ほか、岩鷲賞や栗駒賞といった岩手県競馬組合が主催する地方重賞からの臨戦で、ラブバレット(岩手)がJRA勢を相手に何度も上位争いを繰り広げてきた(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)。
【人気】
過去20年、1番人気の複勝率は85.0%と非常に優秀な数値を記録しており、3着以内に好走できなかった馬は2014年アドマイヤサガス、2018年ディオスコリダー、2022年ダンシングプリンスの3頭に限られる。そのうちアドマイヤサガスが3着とは3/4馬身差、ディオスコリダーが3着とクビ差の4着で入線していたことを踏まえれば、1番人気を馬券対象から外すことは決して得策とはいえないだろう。ほか、当初は伏兵が台頭するケースも少なくなかったが、近年はもっぱら人気サイドが堅実に好走する傾向にあり、ほとんどが1~4番人気以内の組み合わせで決着している(以下、文中のデータはいずれも2004年以降)。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 10-3-4-3 | 50.0% | 65.0% | 85.0% | 84.5% | 91.0% |
2番人気 | 3-7-4-6 | 15.0% | 50.0% | 70.0% | 37.0% | 82.5% |
3番人気 | 2-5-4-9 | 10.0% | 35.0% | 55.0% | 54.0% | 74.5% |
4番人気 | 4-2-4-10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% | 199.0% | 78.0% |
5番人気 | 0-3-2-15 | 0.0% | 15.0% | 25.0% | 0.0% | 45.5% |
6~9番人気 | 1-0-2-77 | 1.3% | 1.3% | 3.8% | 88.3% | 22.3% |
10番人気以下 | 0-0-0-84 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【脚質】
クラスターカップが行われるダート1200mは、2コーナー奥にある引き込み線の出口付近がスタート地点。コーナーを2回まわるワンターンコースとなるが、最初のコーナーまでは上り坂、コーナーからコーナーにかけては下り坂が続くため、後ろから競馬をしたいタイプにとっては追い上げるタイミングがなきに等しい。表のとおり、逃げた馬の半数以上が連対しているほどで、コース形態と相まって前々で立ち回れるスピードを資質として問われる傾向にある。また、盛岡競馬場はダート1200m(当時)とダート1600mで日本レコードが記録されており、その時計の出やすい馬場コンディションも先行有利に拍車をかけている。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 7-7-5-7 | 26.9% | 53.8% | 73.1% | 72.7% | 98.1% |
先行 | 10-9-9-25 | 18.9% | 35.8% | 52.8% | 227.5% | 92.8% |
差し | 2-3-4-70 | 2.5% | 6.3% | 11.4% | 4.7% | 15.3% |
追込 | 0-0-2-91 | 0.0% | 0.0% | 2.2% | 0.0% | 2.8% |
不明 | 1-1-0-11 | 7.7% | 15.4% | 15.4% | 17.7% | 20.8% |
【枠順】
6枠が最多となる6勝を挙げており、勝率および複勝率においても最高値を記録。次点で4勝の8枠、3勝の5枠と7枠が続くが、7枠においては3勝のうち2勝が水沢ダート1400mで開催された2007年と2008年の成績であることを気に留めておきたい。先行ポジション争いが明暗を分ける傾向にあることからも、序盤に包まれる不利を被りにくい外目の枠順が優勢といえるだろう。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2-2-1-15 | 10.0% | 20.0% | 25.0% | 45.5% | 33.0% |
2枠 | 0-1-2-17 | 0.0% | 5.0% | 15.0% | 0.0% | 18.5% |
3枠 | 1-3-2-28 | 2.9% | 11.8% | 17.6% | 12.9% | 27.4% |
4枠 | 1-3-3-28 | 2.9% | 11.4% | 20.0% | 7.1% | 24.3% |
5枠 | 3-1-1-33 | 7.9% | 10.5% | 13.2% | 14.7% | 14.2% |
6枠 | 6-2-6-24 | 15.8% | 21.1% | 36.8% | 71.8% | 48.2% |
7枠 | 3-3-1-32 | 7.7% | 15.4% | 17.9% | 187.4% | 48.7% |
8枠 | 4-5-4-27 | 10.0% | 22.5% | 32.5% | 58.8% | 53.3% |
【所属】
地方所属馬は2008年プライドキム(船橋)、2013年ラブミーチャン(笠松)、2017年ブルドッグボス(浦和)の3頭が勝ち馬として名を連ねるほか、地元岩手所属のラブバレットも2015年3着、2016年3着、2017年2着、2018年3着と2015~2018年まで4年にわたるリピート好走で存在感を示していた。一方、JRA所属馬も2016年ダノンレジェンドは60kgの酷量ながら2着に2馬身差を付ける快勝、2020年マテラスカイはダート1200mの日本レコード(当時)を更新するなど、記憶にも記録にも残る勝利を収めている。
◆所属別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
JRA | 17-18-14-44 | 18.3% | 37.6% | 52.7% | 70.3% | 67.2% |
地方 | 3-2-6-160 | 1.8% | 2.9% | 6.4% | 46.8% | 17.3% |
【前走】
◆前走成績(過去6開催)
年 | 馬名 (着順) |
前走 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日付 | 場 | レース名 | クラス | 距 離 |
馬 場 |
頭 数 |
人 気 |
着 順 |
タイム | 1(2)着馬 | |||
24 | 1 | ドンフランキー | 02/18 | 東京 | フェブラリー | G1 | ダ1600 | 良 | 16 | 10 | 9 | 1.36.6 | ペプチドナイル |
2 | クロジシジョー | 04/10 | 大井 | 東京スプリン | Jpn3 | ダ1200 | 重 | 14 | 3 | 2 | 1.12.7 | ジャスティン | |
3 | ケイアイドリー | 12/20 | 園田 | 兵庫ゴールド | Jpn3 | ダ1400 | 稍重 | 11 | 4 | 2 | 1.28.9 | サンライズホーク | |
23 | 1 | リメイク | 07/09 | 中京 | プロキオンス | G3 | ダ1400 | 稍重 | 16 | 1 | 2 | 1.23.1 | ドンフランキー |
2 | ドンフランキー | 07/09 | 中京 | プロキオンス | G3 | ダ1400 | 稍重 | 16 | 2 | 1 | 1.23.0 | リメイク | |
3 | リュウノユキナ | 04/19 | 大井 | 東京スプリン | Jpn3 | ダ1200 | 稍重 | 11 | 1 | 1 | 1.10.3 | ケイアイドリー | |
22 | 1 | オーロラテソーロ | 06/05 | 中京 | 松風月ステー | オープン | ダ1200 | 良 | 16 | 3 | 1 | 1.10.2 | ノンライセンス |
2 | リュウノユキナ | 06/02 | 門別 | 北海道スプリ | Jpn3 | ダ1200 | 重 | 10 | 1 | 3 | 1.10.9 | ダンシングプリンス | |
3 | ジャスティン | 02/20 | 阪神 | 大和ステーク | オープン | ダ1200 | 稍重 | 16 | 2 | 1 | 1.11.6 | リュウノユキナ | |
21 | 1 | リュウノユキナ | 05/27 | 門別 | 北海道スプリ | Jpn3 | ダ1200 | 良 | 14 | 1 | 2 | 1.12.4 | ヒロシゲゴールド |
2 | サイクロトロン | 04/14 | 大井 | 東京スプリン | Jpn3 | ダ1200 | 不良 | 15 | 4 | 8 | 1.12.7 | リュウノユキナ | |
3 | ヒロシゲゴールド | 05/27 | 門別 | 北海道スプリ | Jpn3 | ダ1200 | 良 | 14 | 3 | 1 | 1.12.3 | リュウノユキナ | |
20 | 1 | マテラスカイ | 06/04 | 門別 | 北海道スプリ | Jpn3 | ダ1200 | 良 | 15 | 1 | 2 | 1.12.8 | メイショウアイアン |
2 | ヒロシゲゴールド | 04/19 | 中山 | 京葉ステーク | オープン(L) | ダ1200 | 稍重 | 16 | 6 | 1 | 1.09.2 | テーオージーニアス | |
3 | ブルドッグボス | 07/01 | 浦和 | 浦和スプリン | オープン | ダ1400 | 不良 | 9 | 1 | 1 | 1.27.0 | ベストマッチョ |
本日の開催
次回のダートグレード競走
クラスターカップ特集
バックナンバー
2024ダートグレード競走