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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 13 | 牡5 | 54.0 | 鮫島克駿 | 畠山吉宏 | JRA | 506(+4) | 1.09.4 | 6.4 | 3 | ||
2 | 8 | 14 | 牡7 | 55.0 | 村上忍 | 小野次郎 | JRA | 513(+11) | 1.09.6 | 1 | 4.3 | 2 | |
3 | 7 | 11 | 牡6 | 58.0 | 横山武史 | 矢作芳人 | JRA | 500(-2) | 1.09.8 | 1 | 8.3 | 4 | |
4 | 1 | 1 | 牡6 | 56.0 | C.ルメ | 宮田敬介 | JRA | 516(+2) | 1.10.6 | 5 | 1.4 | 1 | |
5 | 7 | 12 | 牡7 | 54.0 | 山本聡哉 | 佐藤祐司 | 岩手 | 478(-3) | 1.11.5 | 6 | 198.1 | 6 | |
6 | 5 | 7 | 牝4 | 52.0 | 岩本怜 | 菅原右吉 | 岩手 | 485(+6) | 1.11.7 | 1 | 228.6 | 8 | |
7 | 4 | 6 | 牝6 | 52.0 | 関本淳 | 小林俊彦 | 岩手 | 452(+2) | 1.12.2 | 3 | 292.8 | 11 | |
8 | 4 | 5 | セ10 | 54.0 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 岩手 | 485(-2) | 1.12.7 | 3 | 136.8 | 5 | |
9 | 6 | 9 | 牝3 | 49.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 476(-3) | 1.12.7 | クビ | 341.4 | 13 | |
10 | 3 | 3 | 牝6 | 52.0 | 関本玲花 | 伊藤勝好 | 笠松 | 432(+4) | 1.12.7 | クビ | 244.8 | 9 | |
11 | 5 | 8 | セ5 | 54.0 | 小林凌 | 今津博之 | 愛知 | 460(-19) | 1.12.9 | 1 | 321.4 | 12 | |
12 | 2 | 2 | 牝8 | 52.0 | 塚本涼人 | 今津博之 | 愛知 | 495(-6) | 1.12.9 | ハナ | 202.0 | 7 | |
13 | 6 | 10 | 牡9 | 54.0 | 菅原辰徳 | 今津博之 | 愛知 | 456(-5) | 1.13.5 | 4 | 273.0 | 10 | |
除外 | 3 | 4 | 牡3 | 51.0 | 川田将雅 | 新谷功一 | JRA |
■払戻金
単勝 | 13 | 640円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 13 | 140円 | 3番人気 |
14 | 130円 | 2番人気 | |
11 | 150円 | 4番人気 | |
枠連複 | 8 - 8 | 930円 | 4番人気 |
馬連複 | 13 - 14 | 1,000円 | 4番人気 |
馬連単 | 13 → 14 | 2,160円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 13 - 14 | 240円 | 4番人気 |
11 - 13 | 360円 | 6番人気 | |
11 - 14 | 310円 | 5番人気 | |
三連複 | 11 - 13 - 14 | 1,410円 | 4番人気 |
三連単 | 13 → 14 → 11 | 7,120円 | 20番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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16日(火)に行われるクラスターカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダンシングプリンス【B】
美浦坂路単走。このレース目標で7月23日に美浦トレセンへ帰厩し、坂路メインで乗られている。4日には51秒5-12秒1を単走強めでマークし、最終追いの11日は53秒0-12秒1。連勝中の勢いをキープしており、いい形でレースを迎えられそうである。
④リメイク【B】
栗東坂路併走。短期放牧から帰厩後はここまで順調に乗られており、3日にはCウッドで一杯に追われ66秒8-37秒0-12秒0。併せ馬で併入を果たすと、11日には坂路併せ馬で51秒2-12秒0と自己ベストに迫る動きで先着。仕上がりも良さそうである。
⑪ジャスティン【B】
函館ウッド単走。放牧先から函館競馬場へ入厩し、ウッドで乗られてから盛岡へ乗り込む。最終追いとなった11日は単走ながらラストまで軽快な動きを見せており、マズマズの仕上がりにある。半年ぶりの実戦となるものの、それほど気にしなくて良さそうである。
⑬オーロラテソーロ【B】
美浦坂路併走。7月半ばに美浦トレセンへ帰厩し、ウッドと坂路併用で調整されている。先月末のウッド併せ馬では遅れていたが、最終追いとなった11日の坂路では53秒7-12秒7で併入している。良好な仕上がりであり、あとは初の地方ダートがどう出るかだけだろう。
⑭リュウノユキナ【B】
美浦ウッド併走。7月上旬に美浦トレセンへ帰厩し、20日から4週連続でウッド併せ馬を消化している。3日は66秒7-37秒2-11秒6で併入、10日は68秒3-37秒5-11秒8で先着を果たした。近走のデキを維持しており、55キロで出走できる今回はチャンスだろう。
2017年以降、勝ち馬の馬齢は3歳が0頭、4歳が0頭、5歳が3頭、6歳が2頭、7歳以上が0頭。データ集計期間外を含めても5・6歳馬の優位性が見受けられるため、3・4歳および7歳以上馬は過信禁物と言えるだろう。
減点対象馬
②グレートコマンダー、④リメイク、⑤スティンライクビー、⑦ルチルクォーツ、⑨クレールアドレ、⑩ユアマイラブ、⑫カミノコ、⑭リュウノユキナ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走で1番人気の支持を集めていた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。レースの格を問わず、前走で2番人気以下だった馬は割り引いて考えたい。
減点対象馬
①ダンシングプリンス、②グレートコマンダー、③ナラ、⑤スティンライクビー、⑥フィナルタ、⑦ルチルクォーツ、⑧マイネルヘルツアス、⑨クレールアドレ、⑩ユアマイラブ、⑪ジャスティン、⑬オーロラテソーロ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で4コーナーを3番手以内で立ち回っていた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。17年1着ブルドッグボスは前走4コーナー通過8番手となるが、他馬より重い58kgの斤量で別定戦に出走していたため、いくらか度外視できる部分がありそうだ。したがって、ここでは前走57kg以下かつ4コーナー通過4番手以下だった馬を減点対象とする。
減点対象馬
②グレートコマンダー、③ナラ、④リメイク、⑥フィナルタ、⑨クレールアドレ、⑩ユアマイラブ、⑫カミノコ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走で地方ダートグレード競走に出走していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。なお、17年1着ブルドッグボス(前走習志野きらっとスプリント)含め、非該当馬ながら好走した7頭のうち4頭は地方所属馬となるため、ここではJRA所属馬を減点対象としたい。
減点対象馬
④リメイク、⑪ジャスティン、⑬オーロラテソーロ
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が6頭、Northern Dancer系が5頭、サンデーサイレンス系が3頭、そのほか1頭。なお、昨年はMr. Prospector系で1~3着までを独占しており、1着リュウノユキナ(父ヴァーミリアン)、2着サイクロトロン(父ロードカナロア)と連対した2頭はKingmambo(父Mr. Prospector)の直系でもあった。
また、Northern Dancer系として好走した延べ5頭のうち4頭はDeputy Ministerの直系という偏りがあり、直系でこそないものの19年1着ヤマニンアンプリメ(父シニスターミニスター)や21年1着リュウノユキナ(母の父クロフネ)も血統表の4代目にDeputy Ministerの血脈を保持していたことは気に留めておきたい。
リュウノユキナは、父ヴァーミリアン×母ネオカラー(母の父クロフネ)。伯母に07年TCK女王盃を制したサウンドザビーチがいる血統。先述のとおり、自身がKingmambo直系のヴァーミリアン産駒、母の父がDeputy Minister直仔のクロフネであることを強調しやすい。本馬はダート1200mの地方ダートグレード競走では「2-3-1-0」と抜群の安定感を示しているが、直近5年で延べ6頭がリピーターとして好走していることを鑑みても、やはり昨年の勝ち馬であることには気を配るべきだろう。
ダンシングプリンスは、父パドトロワ×母リトルブレッシング(母の父バブルガムフェロー)。これまでにフォーティナイナーの直系は3頭の勝ち馬を出しており、本馬の父エンドスウィープ系×母サンデーサイレンス系という血統構成は、19年2着、20年2着、1年3着とリピーターとして存在感を示したヒロシゲゴールドとも共通する。とにかくテンのスピードには目を見張るものがあり、ダート1150mのJRAレコードを保持するように渋った馬場も大得意。雨が降ると時計が速くなる盛岡競馬場も誂え向きといえそうだ。
クラスターカップは岩手という北の土地柄、北海道でリフレッシュ放牧に出されていた実績馬が札幌競馬場で追い切られて出走してくることが多い。GⅠ連対などの実績馬も度々出走するため、能力差が大きくなり、過去10年では1番人気の勝率50%、連対率70%、複勝率90%。2番人気も勝率20%、連対率40%、複勝60%と、ほどんど荒れていない。
全体的に人気馬が信頼できるレースだが、その中でも前年のJBCスプリントの連対馬が、このレースで過酷な斤量を背負わされながらも勝ち負けするケースが目立っている。前年のJBCスプリントで連対した馬の過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・1・0】。1着の該当馬は2015-2016年ダノンレジェンド、2着の該当馬は2013年のタイセイレジェンド、3着の該当馬は2016年のブルドックボスだ。
2016年のダノンレジェンドは斤量60㎏が嫌われたようで、珍しく1番人気ではなく2番人気の評価を受けたが、終わってみれば2馬身差の完勝。2013年時のタイセイレジェンドも、斤量59㎏に加えてドバイ大敗帰りの休養明けの一戦だったことが嫌われ、5番人気だったが2着を死守している。
また2020年のブルドックボスも4番人気ながら、強豪マテラスカイらを相手に斤量59㎏で3着と善戦している。このことからJBCスプリントの連対馬が出走している場合は、斤量が重くても素直に信頼したほうがいいと言える。
さらに同年の東京スプリントで3着以内だった馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【4・3・1・0】。1着の該当馬は、2013年のラブミーチャン、2015年-2016年のダノンレジェンド、2021年のリュウノユキナ。2着の該当馬は、2010年のミリオンディスク、2018年のネロ、2019年のヒロシゲゴールド。3着の該当馬は、コパノキッキングだ。
東京スプリントの3着以内馬の活躍が目立つのは、上半期に行われるダ1200m戦ではもっとも賞金が高額のため、好メンバーが集うからだろう。中央馬は東京スプリント後に放牧に出され、直行している馬が大半だが、とにかく活躍している。また、唯一の地方馬ラブミーチャンは、東京スプリントから3連勝の勢いがあった。
その他、前走でダ1200mのJRAのオープン特別やリステッド競走、交流戦を含むグレードレースに出走し、3角1番以内から連対した逃げ馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド、2020年のマテラスカイ。2着の該当馬は、2020年のヒロシゲゴールド。これは盛岡1200mが他場のダ1200m戦と比べて、前が残りやすいことを示している。
また前記の理由から前走でダ1200m以内に出走し、3角2番手以内でレースを進めていた馬が穴メーカーとなる。2017年に5番人気で2着と好走したラブバレット、2020年に5番人気で2着と好走したサイクロトロン、さらに2016年に6番人気で3着と好走したラブバレットも前記の条件を満たしていた。荒れにくいクラスターCの歴史の中で、穴を開けているパターンの大半が前記に該当しているので、警戒したい。
穴パターンをもうひとつ紹介すると、前年のこのレースで3着以内だった馬だ。このレースは2012年にタイセイレジェンドが優勝し、翌年は2着。2015年はダノンレジェンドが優勝し、翌年は1着。2015年にラブバレットが3着し、2016年は3着、2017年は2着。2016年はブルドックボスが2着し、翌年は1着。2019年はヒロシゲゴールドが2着し、翌年も2着、その翌々年は3着。
ダノンレジェンドの2度目の挑戦が2番人気、タイセイレジェンドの2度目の挑戦が5番人気、ブルドックボスの2度目の挑戦が4番人気というように、2度目の挑戦のほうが人気薄になることが多いのがポイント。これは2度目の方が斤量を課せられていることや、その後の不振があるからだと見ているが、年間ベースのピークは例年同じ時期に来ることが多いもの。人気薄になるようなら、狙ってみると面白い。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCスプリントの連対馬。
・同年の東京スプリントで3着以内の馬。
・前走ダ1200mのJRAのオープン特別やリステッド競走、交流戦を含むグレードレースに出走し、3角1番以内から連対した馬。
●穴馬候補
・前走ダ1200m戦に出走し、3角2番手以内だった馬。
・前年のクラスターカップで3着以内の馬。
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1996年、盛岡競馬場のリニューアルと同時に新設されたダートグレード競走。レース名は互いの重力によって作られた恒星の集団「星団(スタークラスター)」に由来し、地方競馬各主催者と中央競馬が互いに協力し、しのぎを削り合うなか、ともに発展していこうという意味が込められている。2002年サウスヴィグラス、2003年ディバインシルバー、2008年プライドキム、2010年サマーウインド、2017年ブルドッグボス、2020年マテラスカイと、数多の快速自慢たちがコースレコードを更新してきた歴史があり、マテラスカイの記録した1分08秒5はダート1200mの日本レコードを0秒2更新する好タイムだった。ほか、プライドキムも水沢ダート1400mのコースレコードホルダーとして、いまなおその名を刻んでいるが、その手綱を取った川島正太郎騎手もデビュー3カ月、所属する南関東以外での初騎乗、重賞初騎乗、ダートグレード競走の最年少勝利記録更新(17歳297日)など、記録ずくめとなっている。