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【ネクストスター西日本】調教師と同期の絆V!高知所属のリケアサブルが小牧太騎手の巧腕で重賞V

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【ネクストスター西日本】調教師と同期の絆V!高知所属のリケアサブルが小牧太騎手の巧腕で重賞V

西日本所属の3歳馬による交流重賞「第1回ネクストスター西日本」が28日、園田競馬場で遠征馬7頭を含む10頭で争われ、1番人気で小牧太騎乗のリケアサブル(高知・田中守)が直線の追い比べを制し、2月の兵庫ユースカップから兵庫で重賞を連勝。2着ワンウォリアー、3着ホーリーバローズと、高知勢が上位を独占した。



〝兵庫が生んだレジェンド〟の手腕はさびていなかった。兵庫所属時代の騎手服(胴緑、赤山形一本輪、袖赤)に袖を通した小牧騎手は、初戦の2Rで4番人気のメイショウマサカリにまたがり、管理する弟・小牧毅調教師と兄弟タッグV。気をよくして臨んだメインレースでは、リケアサブルの闘争心を巧みにコントロールしてみせた。

「1、2コーナーで行きたがる面があると聞いていた。少し行きたがったが、何とか辛抱できた」

最初のコーナーで我慢を利かせ、3番手の外めで向こう正面へ。先行集団と後方集団が二分される中、4コーナー手前で2番手のホーリーバローズが仕掛けると、すかさず反応して先頭に躍り出た。背後からワンウォリアーが迫ってきたが、左ムチで最後の粘りを引き出して2馬身差をつけてゴールした。2004年に兵庫競馬からJRAへ移籍した56歳にとって2016年8月18日のサマーチャンピオン(佐賀)以来約7年半ぶり、兵庫では04年10月7日の姫山菊花賞以来、19年半ぶりの重賞タイトルとなった。

管理する田中守調教師とは騎手養成学校時代の同期。出身も同じ九州地方同士で、よく一緒に行動していた仲だった。「田中調教師とのコンビが実現し、そして(管理する)馬で勝てた。きょうは6鞍乗ったが、まだまだ乗れると実感した。この勝負服を着たら、いつも以上に燃えますね」と目尻に〝歓喜のしわ〟を寄せていた。

◆田中守師「本人から直接(騎乗希望の)電話がきたときは驚いたが、オーナーに話したら快く承諾してくれた。勝ってくれたら一番いいと思っていたが、本当に勝ってくれた。ゴールしたときはウルッときましたね」

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