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【佐賀・サマーチャンピオン2024】地方競馬重賞展望 タイガーインディが快速馬テイエムトッキュウに挑む

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【佐賀・サマーチャンピオン2024】地方競馬重賞展望 タイガーインディが快速馬テイエムトッキュウに挑む


サマーチャンピオン・レース概要】
2001年に創設。この時からJRA所属馬も出走可能だった。2007年からはハンデ戦となっている。ダート競走格付け委員会により、Jpn3に格付けされている。

サマーチャンピオン・検討のポイント】
本競走は2002年にフジノコンドル(笠松)、2007年にキングスゾーン(愛知)、2018年にエイシンバランサー(兵庫)と、3頭の地方所属馬が勝利している。黒船賞3着馬で兵庫所属のタイガーインディが、4頭目の地方所属馬による優勝を飾るか注目したい。

サマーチャンピオン・出走馬概要】
タイガーインディ
前述の黒船賞(3着)後は、地元・園田の兵庫大賞典、そして笠松のオグリキャップ記念を連勝している。地方所属馬同士の1400m戦ならトップクラスの実力の持ち主と考えていいだろう。黒船賞の勝ち馬シャマルがその後、Jpn1のかしわ記念を勝利していることを考えると、そのシャマルに0秒5差まで迫った経験はこのメンバーが相手でも軽視禁物だ。台風10号による雨の影響がどれだけ残るか不透明だが、黒船賞と同じような馬場状態なら追い風となる。鞍上の広瀬航騎手と共に、タイトル奪取に挑む。

テイエムトッキュウ
今回もハナを切るのはこの馬に違いない。こちらも水分を含んだダートでの一戦となれば有利で、スピードの違いで押し切ってしまう可能性は十分にある。ただし、今回は58.5キロのハンデと1ハロンの距離延長という課題がある。タイガーインディのハンデは55キロだけに、この3.5キロ差は気になる材料となりそうだ。

オールスマート
今年は地元・佐賀のファンにとっても熱いレースとなるかもしれない。8歳にして本格化したこの馬も、最内枠を引いて52キロなら、JRA勢が相手でも侮れない。前走は船橋まで遠征して、習志野きらっとスプリントで3着と大健闘。走り慣れた地元のコースと、主戦の山下裕貴騎手に手が戻る今回は、大金星のチャンスも大いに見込んでいいだろう。

上記3頭以外では、やはりJRA勢に目を向けるべきか。前走の福島でオープン勝ちを決めたメイショウテンスイは57キロなら軽視はできない。一方で60キロを背負うラプタスや、59キロで出走のサンライズホークは近走成績も物足りないだけに、ここでは割り引きたい。56キロで出走できるコパノパサディナも、オープン入り後は馬券圏内に入ることができておらず、あまり大きな期待はかけられないか。それならむしろ、地元で3連勝中、そして53キロテイエムフェローのほうに食指が動く。

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