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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 7 | 牡8 | 58.0 | 川田将雅 | 宮本博 | JRA | 488(+5) | 2.03.4 | 1.4 | 1 | ||
2 | 7 | 10 | 牡6 | 55.0 | 藤岡康太 | 村山明 | JRA | 504(-4) | 2.03.4 | アタマ | 3.3 | 2 | |
3 | 4 | 4 | 牡6 | 54.0 | 田中学 | 橋本忠明 | 兵庫 | 456(±0) | 2.04.2 | 4 | 33.5 | 5 | |
4 | 1 | 1 | 牡5 | 54.0 | M.デム | 武幸四郎 | JRA | 485(-7) | 2.04.5 | 11/2 | 41.0 | 6 | |
5 | 5 | 6 | セ8 | 57.0 | 菅原明良 | 高木登 | JRA | 485(+6) | 2.04.6 | 1/2 | 8.2 | 3 | |
6 | 3 | 3 | 牡5 | 54.0 | 岡部誠 | 戸田博文 | JRA | 492(-7) | 2.04.6 | クビ | 20.4 | 4 | |
7 | 6 | 8 | 牡4 | 54.0 | 今井貴大 | 竹下直人 | 愛知 | 533(+3) | 2.04.9 | 11/2 | 96.5 | 7 | |
8 | 7 | 9 | 牡8 | 54.0 | 青柳正義 | 福永敏 | 大井 | 475(-3) | 2.05.0 | クビ | 523.3 | 10 | |
9 | 8 | 12 | 牡7 | 54.0 | 大畑雅章 | 倉地学 | 愛知 | 481(-4) | 2.06.9 | 9 | 735.0 | 12 | |
10 | 2 | 2 | セ5 | 54.0 | 村上弘樹 | 坂口義幸 | 愛知 | 493(-5) | 2.07.3 | 2 | 504.7 | 9 | |
11 | 8 | 11 | 牡9 | 54.0 | 丸野勝虎 | 角田輝也 | 愛知 | 491(-5) | 2.08.5 | 6 | 254.0 | 8 | |
12 | 5 | 5 | セ10 | 54.0 | 木之前葵 | 安部幸夫 | 愛知 | 512(-5) | 2.10.1 | 8 | 697.7 | 11 |
■払戻金
単勝 | 7 | 140円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 100円 | 1番人気 |
10 | 110円 | 2番人気 | |
4 | 230円 | 5番人気 | |
枠連複 | 6 - 7 | 160円 | 1番人気 |
馬連複 | 7 - 10 | 180円 | 1番人気 |
馬連単 | 7 → 10 | 260円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 7 - 10 | 130円 | 1番人気 |
4 - 7 | 390円 | 6番人気 | |
4 - 10 | 550円 | 8番人気 | |
三連複 | 4 - 7 - 10 | 900円 | 3番人気 |
三連単 | 7 → 10 → 4 | 1,960円 | 6番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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10日(木)に行われる名古屋大賞典の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①エブリワンブラック【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整でCウッド、坂路併用で乗られている。23日にCウッドで併せ馬を消化し、今月3日は単走で4ハロンから54秒0-12秒3。直前は6日の坂路で52秒8-12秒7をマークしており、この馬なりに変わりなく順調といえる調教過程である。
③アメリカンフェイス【B】
美浦ウッド単走。前走後はそのまま小倉競馬場に滞在し、24日にはダートで併せ馬を消化。その後美浦に帰厩し、6日のウッドで67秒9-12秒5を単走で乗られている。名古屋への輸送前にしてはマズマズの動きであり、前走2着のデキを維持しているといえる。
⑥アナザートゥルース【B】
美浦ウッド単走。2月2日に帰厩し、フェブラリーS直前の16日にウッド併せ馬で65秒9-12秒0をマークし併入。除外後はこのレース目標で再調整されており、今月6日にはウッド単走で追われ68秒0-11秒7。本質的には叩き良化タイプだが、仕上がりは悪くない。
⑦クリンチャー【B】
栗東坂路単走。2月4日に帰厩し、このレース目標での調整。23日のCウッド併せ馬では6ハロンから79秒5-66秒0-12秒9をマークして追走先着。3日の坂路で一杯に追われ53秒5-12秒6。直前6日にも乗られており、連覇へ向けて臨戦態勢も整ったといえる。
⑩ケイアイパープル【B】
栗東Cウッド単走。佐賀記念快勝後も在厩調整であり、23日のCウッドから計時を開始。2日に4ハロンから併せ馬を消化し、最終追いとなった6日は83秒7-67秒1-2秒7をマーク。いい意味で前走のデキを維持しているといえ、外枠となる今回はうまく流れに乗りたいところ。
単勝マイスター「夢月」×南関プロ場立ち「田倉」×ダートスペシャリスト「nige」が名古屋大賞典を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) 田倉(南関プロ場立ち) nige(ダートスペシャリスト)MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が前走で2000m以上のレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。なお、距離短縮以外の臨戦で勝利した17年ケイティブレイブは前走がフェブラリーS(東京ダート1600m)だった。したがって、G2またはJpn2以下かつ2000m未満からの臨戦を減点対象としたい。
減点対象馬
②ブルーへスター、⑤サンマルティン、⑧トミケンシャイリ、⑪アドマイヤムテキ、⑫ドリームスイーブル
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が前走で1~5番人気の支持を得ていた。また、勝ち馬に限れば前走G3またはJpn3以上で1~3番人気、オープンで1番人気が目安となり、例外は17年1着ケイティブレイブ(前走フェブラリーSで11番人気6着)に限られる。
減点対象馬
①エブリワンブラック、⑤サンマルティン
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が前走でも1~5着で入線しており、非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。前走6着以下ながら好走した3頭はいずれも前走でG1またはJpn1に出走していた。
減点対象馬
①エブリワンブラック、⑤サンマルティン
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭がJRA所属馬。地方所属馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。04年クーリンガーからJRA所属馬が18連勝中で、地方所属馬の連対例は08年2着アルドラゴン(兵庫)まで遡らなければならない。やはりJRA所属馬を中心に馬券を組み立てるべきだろう。
減点対象馬
②ブルーへスター、④ジンギ、⑤サンマルティン、⑧トミケンシャイリ、⑨ホーリーブレイズ、⑪アドマイヤムテキ、⑫ドリームスイーブル
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が10頭、サンデーサイレンス系を除くHail to Reason系が2頭、そのほか3頭となっている。なお、昨年はディープスカイ産駒の1番人気クリンチャーが後続に3馬身差を付けて快勝。19年グリム(父ゼンノロブロイ)、20年ロードゴラッソ(父ハーツクライ)に続き、サンデーサイレンスの直系が3連覇を飾ることになった。
データ集計期間内の連対馬10頭すべてがHail to Reasonの直系という共通点があり、昨年においては3着馬までが該当。一方で、メイショウカズサ(父カジノドライヴ)は3番人気ながら8着と大敗を喫していたので、やはり非該当馬は過信禁物としたい。
クリンチャーは、父ディープスカイ×母ザフェイツ(母の父ブライアンズタイム)。一昨年にみやこSでダートグレード競走初制覇を飾ると、昨年は佐賀記念、名古屋大賞典と地方で2連勝。その後も、帝王賞で3着、東京大賞典で2着と実績を積み上げ、いまだに地方では「2-1-1-0」と底を見せていない。この母の父らしいパワフルな立ち回りをするので、地方のタフな馬場を得意とすることにも頷ける部分がある。据え置きの58kgであれば、今年も不動の中心と見るべきだろう。
エブリワンブラックは、父ブラックタイド×母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)。2016・2017年と2年連続でJRA賞年度代表馬に選出されたキタサンブラックの全弟という華々しい血統背景の持ち主。なお、父サンデーサイレンス系×母の父サクラバクシンオーという血統構成は19年1着グリムとも共通する。まだオープンでは結果を出せていないものの、3走前の師走Sでは12番人気4着。全兄同様、やはり持続力勝負は歓迎なタイプといえそうなので、小回りの地方競馬がプラスに働く可能性は大いにありそうだ。
今年の名古屋大賞典は、移転により、「土古競馬」で親しまれ73年間続いた現在の名古屋競馬場で実施される最後の重賞となる。名古屋大賞典は後にJRAで行われるマーチSがハンデ戦のため、実績馬がハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることも少なくない。2011年には前年のGⅠ、JpnⅠで5勝を挙げたエスポワールシチーがここから始動したことがあった。
主な対戦図式は、実績馬vs佐賀記念の上位馬。佐賀記念の上位馬のこのレースでの成績も悪くはないが、相手がGⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)の上位馬となるとさすがに分が悪い。2017年の川崎記念の優勝馬オールブラッシュこそ、このレースで人気を背負って馬群に沈んだが、この年はドバイワールドカップを目指す馬が多く、川崎記念のレベルがかなり低かった。そもそも川崎記念は直後にフェブラリーS、その先にドバイワールドC、近年はさらにサウジCが控えていることもあり、他の牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)と比べるとメンバーが手薄になることが多い。
このことから川崎記念の3着以内馬に関しては過信禁物だが、その他の牡馬混合の古馬GⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)で3着以内の実績があれば、ここで通用している。実際に過去1年以内に川崎記念以外の牡馬混合の古馬GⅠで3着以内の実績がある馬のこのレースでの成績は、過去10年で【0・2・0・0】。該当馬は、2014年のソリタリーキング、2018年のミツバ。2頭とも2着なのはたまたまだろう。遡れば、2009年のスマートファルコンや2011年のエスポワールシチーが優勝している。2010年のアドマイヤズバルは2着、2009年のメイショウトウコンは3着だった。
その他、前年の9月以降の距離2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、JpnⅡで3着以内だった馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【4・3・2・2】。1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム、2020年のロードゴラッソ。2着の該当馬は、2013年のエーシンモアオバー、2014年のソリタリーキング、2020年のアングライフェン。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2021年のロードブレス。4着以下だったのは、2015年のエーシンモアオバーと2018年のメイショウスミトモであるが、同馬は発馬後の落馬で競走中止したもの。基本的には信頼できる。
さらに前年のジャパンダートダービーやレパードSの連対馬の成績も優秀。前年のジャパンダートダービー連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソア。レパードS連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス。
前年のジャパンダートダービーとレパードSでともに連対しながらもこのレースで4着以下だったのは、2012年のボレアス(4着)だが、同馬は前走の名古屋グランプリで3.7秒差の6着と大敗していた。このレースで連対したジャパンダートダービーやレパードSの連対馬は、前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで善戦(0.5秒差・6着)の条件を満たしていた。4歳時は成長期だが、勢いを失っている馬は狙いにくい。
また、前走の佐賀記念で連対していた馬は今回で取りこぼすこともあるが、4角先頭だった馬は活躍している。このレースでの過去10年の成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2021年のクリンチャー。2着の該当馬は、2019年のヒラボクラターシュ。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2020年のナムラカメタローである。前記のエーシンモアオバーは佐賀記念4着からの上位入線。佐賀は馬場がタフなので、前から上位入線している上位入線している時点で、その成績よりも高い評価ができる。
最後に穴パターン。このレースは過去10年で1番人気が6勝8連対と、あまり荒れない傾向だが、近走成績の悪い休養明けの馬が何度か穴を開けている。ダイシンオレンジが2012年、2013年と4番人気以下で2度馬券に絡んでいるが、同馬は佐賀記念が休養明けで、前走では1.0秒以上大敗していた。このように休養させたことで復活することもあるもの。ただし、このパターンは調教施設が充実しているJRA所属馬に限っての傾向なのでご注意を!!
まとめるとこうなる!
●本命候補
・過去1年以内に、川崎記念を除く牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)で3着以内の実績がある馬。
・昨年9月以降の居地2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、jpnⅡで3着以内の馬。
・前年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた馬(前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで0.5秒差以内の善戦が条件)
・前走の佐賀記念で4角先頭だった馬。
●穴馬候補
・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。
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名古屋競馬場では名古屋大賞典と名古屋グランプリがダートグレード競走の中距離戦として施行されているが、2001年に創設された後者に対して、本競走は1977年から続く長い歴史を持つ。過去に連覇を果たした馬はハヤブサモン(1990・1991年)、オースミジェット(1999・2000年)、クーリンガー(2004・2005年)の3頭。また、2010年にはラヴェリータが牝馬として1978年スズカオーヒメ以来32年ぶり、指定交流競走となってからは初めてとなる勝利を飾っている。のちにG1・Jpn1を制するスマートファルコン、ニホンピロアワーズ、ホッコータルマエ、アウォーディー、ケイティブレイブなども勝ち馬として名を連ねるほか、2014年ダノンカモンは通算41戦目(重賞は22戦目)で悲願の重賞初制覇となった。