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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡6 | 57.0 | 濱中俊 | 岡田稲男 | JRA | 505(-3) | 1.39.3 | 3.2 | 2 | ||
2 | 8 | 13 | 牡6 | 57.0 | 石橋脩 | 西園正都 | JRA | 520(±0) | 1.39.4 | クビ | 10.5 | 5 | |
3 | 5 | 7 | 牡7 | 57.0 | 津村明秀 | 吉村圭司 | JRA | 516(+2) | 1.39.5 | 1/2 | 6.3 | 3 | |
4 | 3 | 4 | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 松下武士 | JRA | 509(+3) | 1.39.7 | 11/2 | 2.8 | 1 | |
5 | 4 | 5 | 牡8 | 57.0 | 松山弘平 | 高柳大輔 | JRA | 484(+2) | 1.40.2 | 21/2 | 17.1 | 7 | |
6 | 3 | 3 | 牝4 | 55.0 | 御神本訓 | 藤原智行 | 浦和 | 479(+1) | 1.40.6 | 2 | 8.4 | 4 | |
7 | 7 | 12 | 牡5 | 57.0 | 笹川翼 | 新子雅司 | 兵庫 | 512(±0) | 1.40.6 | ハナ | 19.1 | 8 | |
8 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | 戸崎圭太 | 藤原英昭 | JRA | 515(+12) | 1.41.0 | 2 | 10.8 | 6 | |
9 | 4 | 6 | 牡7 | 57.0 | 澤田龍哉 | 山下貴之 | 船橋 | 537(+3) | 1.42.0 | 5 | 64.0 | 9 | |
10 | 6 | 9 | 牡6 | 57.0 | 山口達弥 | 林正人 | 船橋 | 490(-2) | 1.42.0 | クビ | 767.6 | 10 | |
11 | 8 | 14 | 牝5 | 55.0 | 深澤杏花 | 伊藤勝好 | 笠松 | 457(+1) | 1.45.8 | 大差 | 947.8 | 11 | |
12 | 7 | 11 | 牝4 | 55.0 | 藤原幹生 | 伊藤勝好 | 笠松 | 462(-6) | 1.45.9 | 1/2 | 999.9 | 12 | |
13 | 5 | 8 | 牝7 | 55.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 497(-2) | 1.47.2 | 6 | 999.9 | 13 | |
除外 | 6 | 10 | 牡6 | 57.0 | 矢野貴之 | 張田京 | 船橋 |
■払戻金
単勝 | 2 | 320円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 140円 | 1番人気 |
13 | 280円 | 7番人気 | |
7 | 170円 | 3番人気 | |
枠連複 | 2 - 8 | 2,280円 | 10番人気 |
馬連複 | 2 - 13 | 2,440円 | 13番人気 |
枠連単 | 2 → 8 | 3,010円 | 14番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 2 → 13 | 3,250円 | 15番人気 |
ワイド | 2 - 13 | 610円 | 10番人気 |
2 - 7 | 360円 | 3番人気 | |
7 - 13 | 750円 | 13番人気 | |
三連複 | 2 - 7 - 13 | 3,160円 | 13番人気 |
三連単 | 2 → 13 → 7 | 16,190円 | 59番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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4日(木)に行われるかしわ記念の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ヴァレーデラルナ【B】
栗東Cウッド単走。4月8日に帰厩し、19日の坂路では52秒7-12秒1と自己ベストを更新。23日のCウッド併せ馬ではラスト11秒0をマークして追走先着するなど、順調に乗られている。30日のCウッドでも軽快な動きを見せており、上々の仕上がりといえる。
②メイショウハリオ【B】
栗東坂路単走。3月末の帰厩後からCウッド、坂路併用での調整。23日のCウッド併せ馬では67秒4-38秒1-11秒7で追走先着を果たした。最終追いとなった30日の坂路では53秒5-12秒9で乗られており、臨戦態勢も整った。間隔が開いたが、仕上がりも良好である。
④シャマル【B】
栗東坂路単走。短期放牧から4月上旬に帰厩し週末は坂路、週中はCウッドで乗られている。26日のCウッドでは68秒7-38秒6-12秒0をマークし、30日の坂路では54秒8-12秒3を計時。前走勝ちのデキをキープしており、距離延長と相手強化でも楽しみである。
⑤ソリストサンダー【B】
栗東坂路単走。4月8日の帰厩後は坂路で調整されてから、20日のCウッドで65秒5-37秒0-11秒5をマーク。27日にもCウッド単走で追われ、直前30日の坂路でも単走馬なりで乗られている。仕上がりも悪くなく、2年連続このレース2着馬として軽視できない。
⑦ハヤブサナンデクン【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧に出され、4月半ばに帰厩。19日の坂路では51秒7-12秒3を馬なりでマークして自己ベストを更新。26日のCウッドでも強めに乗られ、30日の坂路最終追いでも軽快な動き。前走勝ちのデキを維持しており、Jpn1でも注意したい。
⑬タガノビューティー【B】
栗東坂路併走。短期放牧から帰厩後は他レース参戦プランもあったが、このレースに選出された。12日、19日とCウッドで併せ馬を消化し、直前は26日のCウッドで軽めに乗られてから30日の坂路で53秒4-12秒5。格下相手での併入とはいえ、上々の仕上がりである。
❶ヴァレーデラルナ・田代助手「今回はマイルになるけどスッと反応できるスピードはあるので問題ない。牡馬の一線級が相手だが、楽しみはある」
❷メイショウハリオ・岡田稲師「船橋は特に問題ないと思うし、スタートさえ決めてくれれば底力を見せてくれる」
❸スピーディキック・藤原智師「前走は直線で進路が狭くなったなかで力を見せてくれた。地方に替われば、いい競馬ができるはず。期待を持って臨む」
❹シャマル・松下武師「船橋は初めてですが、コーナー4つもマイルも大丈夫。地方で勝ったときは常に道悪なので、ひと雨降ってくれればなおいい」
❺ソリストサンダー・高柳大師「前走は包まれて追い出しも遅れて、不完全燃焼の競馬。スムーズな競馬で力を出したい」
❻カジノフォンテン・山下之師「放牧に出して入念に乗り込んできた。ゲート練習はうまくこなせているし、体調も良さそう。なんとか巻き返したい」
❼ハヤブサナンデクン・吉村圭師「地方は初めてだけど、先行力があるし、左回りのマイルも武蔵野Sで経験している。それらが生きるはず」
❽ミスティネイル=ここ2戦は遠征競馬で大敗しており、JpnⅠでは厳しい。
❾エメリミット・林正人師「前走のマイルがいい内容。道中も我慢できるようになったし、リズム良く走って最後の脚を使えれば」
❿スマイルウィ=右前挫跖のため競走除外
⓫クレールアドレ=2走前のJpnⅢで10着に敗れており、ここでも厳しい。
⓬イグナイター・新子雅師「前走は出遅れたし勝負どころで動けなかったけど、3着と力を見せてくれた。動ける態勢だし、マイルもベストだと思う」
⓭タガノビューティー・西園正師「ブリンカーを装着して、より一層ラストに脚を使えるようになった。このコースで、この相手にどこまでやれるか」
⓮ハナウタマジリ=近況は地元でも勝ち切れておらず、ダートグレードでは荷が重い。
地方プロ予想MAXランキング1位「夢月」×指数の女王「山崎エリカ」がかしわ記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) 山崎エリカ(指数の女王) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走でフェブラリーSに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。なお、22年ショウナンナデシコがマリーンカップ、21年カジノフォンテンが京成盃グランドマイラーズ、と直近2年は前走で船橋ダート1600mのレースを制して臨んでいた馬が勝利しており、以前とは少し傾向が変わりつつある。また、その2頭に倣えば、今回と同じコースの勝ち馬は例外となりそうだ。
減点対象馬
①ヴァレーデラルナ、④シャマル、⑥カジノフォンテン、⑦ハヤブサナンデクン、⑧ミスティネイル、⑨エメリミット、⑩スマイルウィ、⑪クレールアドレ、⑫イグナイター、⑬タガノビューティー、⑭ハナウタマジリ
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走500kg以上の馬体重でレースに出走していた(前走が海外だった馬を除く)。前走が500kg未満だった馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に0頭。なお、昨年は前走479kgとなるショウナンナデシコが勝利しているため、牝馬の場合は例外となり得ることを考慮したい。
減点対象馬
(③スピーディキック)、⑤ソリストサンダー、(⑧ミスティネイル)、⑨エメリミット、(⑪クレールアドレ)、(⑭ハナウタマジリ)
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走4コーナーを8番手以内で通過していた(前走が海外だった馬を除く)。同9番手以下だった馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭。同じ距離でG1/Jpn1が施行されている東京や盛岡と違い、船橋ダート1600mはコーナーを4回まわるコースとなるため、大味な競馬を得意とするタイプは過信できないことを念頭に置きたい。
減点対象馬
②メイショウハリオ、③スピーディキック、⑤ソリストサンダー、⑧ミスティネイル、⑬タガノビューティー
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で1~6番人気に支持されていた(前走が海外だった馬を除く)。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。レースの格を問わず、前走で7番人気以下の低評価にとどまっていた馬は割引が必要だろう。
減点対象馬
⑤ソリストサンダー、⑥カジノフォンテン、⑧ミスティネイル
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が5頭、Northern Dancer系が4頭、Mr. Prospector系が4頭、A.P. Indy系が2頭。昨年はサンデーサイレンス系にあたるショウナンナデシコ(父オルフェーヴル)が勝利している。
サンデーサイレンス系の好走は延べ3頭がゴールドアリュール産駒となり、データ集計期間外も含めれば、16&17年コパノリッキー、18&19年ゴールドドリーム、それぞれが2連覇したことで種牡馬として4連覇を達成した実績を持つ。また、コパノリッキーは14年にも勝利しており、ほかにも09&10&12年と3勝したエスポワールシチーも同産駒として挙げられる。なお、同種牡馬は現5歳世代(2018年産)がラストクロップとなるため、今後はゴールドアリュール系として後継種牡馬の動向も注視していきたい。
ハヤブサナンデクンは、父ゴールドアリュール×母ホワイトクルーザー(母の父クロフネ)。今回のメンバーでは唯一となるゴールドアリュール産駒で、母の父にフレンチデピュティ系種牡馬を配された血統構成は18&19年と2連覇を果たしたゴールドドリーム(母の父フレンチデピュティ)を彷彿とさせる。本馬は前走マーチSで重賞初制覇を飾った勢いがあるが、本質的には左回りを得意とするサウスポー。15年チャンピオンズカップや14年JBCレディスクラシックなど、ダートグレード競走を6勝した女傑サンビスタの甥にあたる血統背景も興味深く、さらなる飛躍を遂げても何ら不思議ない魅力を感じさせる。
イグナイターは、父エスポワールシチー×母ビアンコ(母の父ウォーニング)。ゴールドアリュールの直系であることはさることながら、父エスポワールシチーは09年&10年&12年と3度にわたって勝利するなど、かしわ記念で無類の強さを誇った存在。また、本馬においては近親に船橋の雄フリオーソがいることも強調しやすく、同馬は11年かしわ記念にて3連覇を目論むエスポワールシチーを下して勝利をつかんでいる。本馬は昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯で勝ち馬から0秒2差の4着とあれば、一介のスプリンターにとどまる存在ではないだろう。昨年のNARグランプリ年度代表馬としての矜持をみせたい。
かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、JpnⅠだけのことはあって、同年のフェブラリーSを始め、GⅠ好走馬が多数出走してくる。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないのか? その1番人気の大半が一昨年のカフェファラオのように、前走でフェブラリーSなど、G1、JpnⅠを大目標とし、そこで結果を出した馬が大半だからだ。
過去10年でフェブラリーSとこのレースを連覇したのは2014年のコパノリッキーのみ。一方で2016年のモーニン、2018年のノンコノユメ、2020年のモズアスコット、2021年のカフェファラオは、フェブラリーSを制した後のこのレースで馬群に沈んでいる。このことからもフェブラリーSを大目標にして、そこで好走した馬を狙うのは危険だ。
また、休養明けのGⅠ、JpnⅠウイナーが出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。2021年に1番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。
では、何が有力か? 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内にダ1600m以上の古馬・牡馬混合GⅠ、JpnⅠで連対実績があった馬である。ただし、前記したように休養明けの馬は苦戦の傾向。過去10年の3着以内馬30頭中29頭がフェブラリーS以降のレースに出走していたことから、それらは狙い下げたいもの。
①同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬・牡馬混合のGⅠ、JpnⅠで連対実績、②同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件で、過去10年の成績は【6・1・2・0】である。1着の該当馬は、2015年のワンダーアキュート、2016年と2017年のコパノリッキー、2018年と2019年のゴールドドリーム、2021年のカジノフォンテン。2着の該当馬は、2015年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2020年のサンライズノヴァだ。
さらに同年のフェブラリーSの1着馬は危険だと前記したが、2~3着馬は意外とここでも安定した成績を収めている。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・3・3・2】。1着の該当馬は、2018年と2019年のゴールドドリーム。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチ―、2015年のベストウォーリア、2020年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のインカンテーション、2020年のサンライズノヴァ、2022年のテイエムサウスダン。4着以下だったのは、2016年のノンコノユメ、2017年のベストウォーリアだが、ともに4着である。フェブラリーSの勝ち馬よりは狙えるようだ。
最後に穴パターンを紹介すると、前走で3角先頭だった馬が穴を開けている。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。
フリオーソは過去1年以内にJpnⅠで連対実績があったが、ワイドファラオのように2桁着順大敗からでも巻き返しているので、それらは警戒したい。また前記出走馬は前走でダートグレードか南関東の重賞に出走しているという共通項があったので、それらを条件としたい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬・牡馬混合のGⅠ、JpnⅠで連対実績がある馬(同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件)。
・前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のダ1600mのGⅠ、jpnⅠで3着以内の実績がある馬。
・同年のフェブラリーSで2着、3着だった馬。
●穴馬候補
・前走でダートグレードか南関東の重賞に出走し、3角先頭だった馬。
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1928年、千葉県柏市に開設され、1950年まで競馬が開催されていた柏競馬場。同競馬場で第1回千葉県営競馬が行われたことを記念し、1978年に創設された南関東地区の準重賞が現在の「かしわ記念」の前身とされている。1989年に南関東所属馬限定の重賞として改められると、1996年にはJRAや他地区所属馬にも門戸が開かれた。春のダート短距離戦線は一線級が目標とする大レースがなかったこともあり、その需要に応えるかたちで本競走はG3、G2、G1(いずれも国内独自の格付け)へとグレードアップしてきた経緯を持つ。現在は船橋競馬場で唯一となるJpn1競走として注目されるだけでなく、ゴールデンウィークに開催される施行時期が相まって、競馬ファンの盛り上がりに拍車をかけている。また、指定交流競走となってからも地元船橋所属馬を中心に地方所属馬の奮闘ぶりは目に留まり、1998年にアブクマポーロ(船橋)が記録した1分35秒4のレコードタイムはいまだに破られていない。過去に2連覇を達成した馬は2009~2010年エスポワールシチー、2016~2017年コパノリッキー、2018~2019年ゴールドドリームの3頭。なお、通算ではエスポワールシチーとコパノリッキーが3勝を挙げており、前者は2009~2013年まで5年連続で出走して【3.1.1.0】と存在感を示す成績を残している。