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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 10 | 牡7 | 57.0 | 吉原寛人 | 内田勝義 | 川崎 | 502(+6) | 2.15.5 | 37.1 | 7 | ||
2 | 7 | 8 | 牝5 | 55.0 | 川田将雅 | 新谷功一 | JRA | 442(-12) | 2.15.5 | アタマ | 11.7 | 5 | |
3 | 6 | 7 | 牝6 | 55.0 | 松山弘平 | 河内洋 | JRA | 467(-9) | 2.15.5 | ハナ | 9.1 | 4 | |
4 | 7 | 9 | セ6 | 57.0 | 本田正重 | 吉岡辰弥 | JRA | 497(-15) | 2.15.7 | 1 | 18.9 | 6 | |
5 | 2 | 2 | 牡4 | 57.0 | B.ムル | 寺島良 | JRA | 517(-9) | 2.16.4 | 3 | 1.7 | 1 | |
6 | 4 | 4 | 牡5 | 57.0 | 武豊 | 音無秀孝 | JRA | 516(-5) | 2.17.3 | 4 | 5.7 | 3 | |
7 | 1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 石川倭 | 米川昇 | 北海道 | 462(-18) | 2.17.9 | 3 | 61.6 | 8 | |
8 | 8 | 11 | 牡8 | 57.0 | 山崎誠士 | 山崎裕也 | 川崎 | 498(-2) | 2.19.0 | 5 | 492.6 | 10 | |
9 | 6 | 6 | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 | 大久保龍志 | JRA | 507(+17) | 2.19.9 | 4 | 5.0 | 2 | |
10 | 3 | 3 | 牡5 | 57.0 | 西啓太 | 渋谷信博 | 船橋 | 501(-5) | 2.20.0 | 1/2 | 656.5 | 11 | |
11 | 5 | 5 | 牡7 | 57.0 | 藤本現暉 | 山崎裕也 | 川崎 | 501(+14) | 2.21.2 | 6 | 372.0 | 9 |
■払戻金
単勝 | 10 | 3,710円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 510円 | 7番人気 |
8 | 360円 | 5番人気 | |
7 | 260円 | 4番人気 | |
枠連複 | 7 - 8 | 5,780円 | 10番人気 |
馬連複 | 8 - 10 | 11,910円 | 21番人気 |
枠連単 | 8 → 7 | 12,370円 | 21番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 10 → 8 | 35,540円 | 46番人気 |
ワイド | 8 - 10 | 2,230円 | 21番人気 |
7 - 10 | 1,420円 | 19番人気 | |
7 - 8 | 1,030円 | 14番人気 | |
三連複 | 7 - 8 - 10 | 14,330円 | 34番人気 |
三連単 | 10 → 8 → 7 | 246,620円 | 258番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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3日(水)に行われる川崎記念の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②セラフィックコール【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後は短期放牧を挟み、3月21日からCウッドでの計時を再開。27日には併せ馬で67秒7-37秒7-11秒0をマークしており、僅かに遅れたものの軽快な動きであった。直前の31日にも坂路単走馬なりで調整されており、いいデキをキープしている。
④ノットゥルノ【B】
栗東坂路単走。佐賀記念1着後の放牧から3月12日に帰厩。14日に坂路併せ馬を消化し、20日には武豊騎手が跨ってCウッドで66秒4-36秒4-11秒2をマークして併せ馬先着。最終追いは29日の坂路で51秒1-12秒5を単走馬なり。好調を維持しているといえる。
⑥グロリアムンディ【B】
栗東Cウッド併走。放牧から帰厩し1本目のCウッド追いとなった14日の3頭併せでは遅れていたが、21日の併せ馬では併入。最終追いとなった29日には66秒5-37秒0-11秒9で追走先着を果たしている。理想的な調教過程で臨戦できそうなだけに、注意が必要だろう。
⑦アイコンテーラー【B】
栗東Cウッド併走。前走後は在厩での調整であり、3月2週目から坂路での計時を再開している。21日に1本目のCウッド併せ馬を消化し、最終追いは29日。68秒3-37秒8-11秒4で僅かに遅れていたが、動き自体は悪くない。デキ落ち等もなくレースに臨めそうである。
⑧グランブリッジ【B】
栗東Cウッド併走。前走後の放牧から3月頭に帰厩し、13日にCウッド併せ馬を消化。20日の3頭併せでは68秒8-38秒2-11秒8で併入している。最終追いは29日で70秒2-39秒2-11秒9とラスト重視で併入。大きく変わった感こそないものの、デキ落ちもない。
⑨ディクテオン【B】
栗東坂路単走。前走船橋戦後は在厩での調整で、14日から坂路入りを再開した。27日には併せ馬で54秒1-12秒4をマークして併入。直前30日にも54秒5-12秒7を単走馬なりで乗られている。調教で動くタイプでもなく、前走からの間隔的にもこれで十分といえる。
❶シルトプレ・米川昇師「左回りのほうが動きがスムーズだし、十分に乗り込めた。休み明けは確かにハンデだが、シーズンにつながる走りを期待したい」
❷セラフィックコール・寺島良師「昨秋から精神面、体質など良くなってきている。今回は前回と同じようなコース形態でやれるのもいいと思う」
❸キャッスルブレイヴ・渋谷博師「長距離は合うし、川崎コースも走り慣れている。ただ、この相手なので、展開の助けはほしい」
❹ノットゥルノ=左回りは今ひとつだが、0秒3差に粘った東京大賞典を見れば力は上。押さえは必要。
❺エブリワンブラック・山崎裕師「メンバーはそろったけど、乗り込みは十分だし、追い切りの動きも良かった。チャレンジャーとして頑張ってほしい」
❻グロリアムンディ=前2走は案外だが、ダイオライト記念勝ちの実績があり、力は互角。自在に立ち回れる強みもある。
❼アイコンテーラー・河内洋師「左回りになるのはいい。強い牡馬が相手でどうかだが、チャンスはあると思っている」
❽グランブリッジ・新谷功師「実績がある川崎に替わるのはプラスだね。牡馬との兼ね合いがどうかだが、力は出せる仕上がり」
❾ディクテオン=浦和と名古屋で白星があり、小回りは望むところ。仕掛けのタイミングがかみ合えばV争いになる。
❿ライトウォーリア・内田勝師「中間も順調に乗り込み、最終追い切りの動きも良かった。枠順は気にならないので、ここも頑張ってくれると思う」
⓫デルマルーヴル・山崎裕師「前走は反応が今ひとつだったけど、しぶとく競馬をしてくれた。上位を目指してほしい」
地方プロ予想MAXランキング1位「夢月」とMr.場立ち「田倉の予想」が川崎記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) 田倉の予想(Mr.場立ち) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2019年以降、3着以内に好走した15頭の内訳は、4歳が3頭、5歳が3頭、6歳が4頭、7歳が4頭、8歳が1頭、9歳以上が0頭。なお、勝ち馬においては5~7歳馬が中心となり、4歳は2013年ハタノヴァンクール、8歳以上は2010年ヴァーミリアンを最後に久しく勝利がない。
減点対象馬
②セラフィックコール、⑪デルマルーヴル
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1~4着に好走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。前走がG1やJpn1であったとしても5着以下に敗れていた馬は連対できていない点に注意したい。また、前走G2あるいはJpn2で連対を外していた馬の好走例は2020年2着ヒカリオーソに限られるため、同条件に該当する場合は大幅な割引が必要となる。
減点対象馬
③キャッスルブレイヴ、⑤エブリワンブラック、⑥グロリアムンディ、⑦アイコンテーラー、⑧グランブリッジ、⑨ディクテオン、⑪デルマルーヴル
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で1~3番人気に支持されていた。非該当馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。なお、前走4番人気以下ながら勝利した2020年チュウワウィザード、2021年カジノフォンテンの2頭は、前者がチャンピオンズカップ、後者が東京大賞典とG1からの臨戦だった。
減点対象馬
③キャッスルブレイヴ、⑤エブリワンブラック、⑪デルマルーヴル
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走でダートグレード競走に出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。なお、前走非ダートグレード競走ながら連対した2020年2着ヒカリオーソ、2022年2着エルデュクラージュの2頭は、どちらも今回と同じ川崎ダート2100mの報知オールスターカップからの臨戦だった。
減点対象馬
①シルトプレ、③キャッスルブレイヴ、⑤エブリワンブラック、⑦アイコンテーラー、⑪デルマルーヴル
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が5頭、サンデーサイレンス系が4頭、A.P. Indy系が3頭、そのほか3頭。
データ集計期間外も含めて異彩を放つのがキングカメハメハで、種牡馬として2013~2016年に4連覇、直近ではチュウワウィザードが2020&2022年の隔年で勝利を掴んでいる。なお、昨年の勝ち馬ウシュバテソーロにおいても母の父がキングカメハメハであることを気に留めておきたい。
ほか、Blushing Groomの血を引く馬も活躍が目立ち、ケイティブレイブやオールブラッシュ、ホッコータルマエなどはリピーターとしても存在感を示した。
ディクテオンは、父キングカメハメハ×メーデイア(母の父キングヘイロー)。川崎記念ではぞんざいに扱えないキングカメハメハの直仔で、母メーデイアも2013年JBCレディスクラシックを制するなどダートグレード競走6勝した女傑。本馬も浦和記念、名古屋グランプリと手中に収めて軌道に乗り始めており、もとより休み明けが今ひとつであることを考えれば前走ダイオライト記念も及第点だろう。浦和記念等を勝った戦歴からも近年の勝ち馬を引き合いに出しやすいため、今回は巻き返す余地がじゅうぶんにありそうだ。
グロリアムンディは、父キングカメハメハ×母ベットーレ(母の父Blu Air Force)。本馬も上記ディクテオンと同様に父がキングカメハメハであることを素直に評価したい一頭で、同種牡馬が持つトライマイベストを意識した配合にも趣がある。ダートに転じて4連勝したポテンシャルは本物であり、昨年は川崎記念と同時期のダイオライト記念でダートグレード競走初制覇、続く平安Sも1番人気に応えて連勝している。母系にBlushing Groomを持つ血統構成も興味深く、ダートで崩れたレースもG1ばかりとあれば見限れない。
川崎記念は1月末または2月初旬に行われていたが、今年から4月上旬に移動。5月にかしわ記念、6月に帝王賞が行われる状況下での4月初旬の移動は、春のチャンピオンロードの第一戦を意味するもの。これまでの川崎記念は、昨年の優勝馬ウシュバテソーロのように、ドバイワールドCを目指す実績馬が度々出走していたが、ドバイワールドCと同時期の開催となったことで、今後は上がり馬が帝王賞を目指す舞台となりそうだ。
また川崎記念とダイオライト記念の順番が入れ替わり、ダイオライト記念が川崎記念のトライアルレースに設定されたことで、今後はダイオライト記念の上位馬が活躍する舞台になっていくのだろう。今後、ダイオライト記念の上位馬は要警戒だ。
ちなみにこれまでの川崎記念の1番人気馬の過去10年の成績は、【6・4・0・0】と連対率100%。しかし、今後は上がり馬の対戦図式となることで、データクラッシュが想定される。そこで1番人気馬の内訳を見ていくと、前走の東京大賞典3着以内馬だった馬が8頭。前走のチャンピオンズCで4着以内だった馬が2頭。
もちろん、前走の東京大賞典で3着以内だった馬の中には、チャンピオンズCで4着以内だった馬も含まれるが、全ての連対馬がどちらかの条件を満たしていた。今後も前記の条件を満たした馬が1番人気に支持された場合は、最有力となるだろう。
次に前年のチャンピオンズCの4着以内だった馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【5・3・0・0】。1着の該当馬は、2014年、2015年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ、2021年、2022年のチューワウィザード。2着の該当馬は、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2023年のテーオーケインズである。また前年のチャンピオンズCで5着だったアウォーディーが、このレースで3着に好走している。このことから馬券圏内を狙うのであれば、チャンピオンズC5着まで視野に入る。
さらに前年のJBCクラシックの連対馬も有力で、過去10年の成績は【3・4・1・1】。1着の該当馬は、2014年のホッコータルマエ、2020年のチュウワウィザード、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ、2021年のオメガパフューム、2023年のテーオーケインズ。3着の該当馬は、2018年のアウォーディー。2018年のサウンドトゥルーこそ、行った、行ったの展開もあって5着に敗退しているが、おおむね信頼できる。
今度は穴馬候補を紹介しよう。一番は前年の名古屋グランプリで3着以内の馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル、2022年の3着馬ヴェルテックス。過去10年は3着ばかりだが、2008年のフィールドルージュ、2007年のヴァーミリアンは名古屋グランプリを勝って、このレースも優勝している。
さらに大穴を狙うのであれば、コーナーがきつくてペースが上がりにくい川崎らしく、逃げ馬の一発だ。逃げ馬はシンプルに強いこともあり、2018年のケイティブレイブなどの1番人気馬も優勝しているが、2017年には中央の準オープンを勝ち上がったばかりの5番人気馬オールブラッシュが逃げ切り勝ちを決めている。
他に逃げて3着以内だった馬を挙げると、2014年のトウショウフリーク(2番人気・3着)、2015年のサミットストーン(6番人気・3着)、2019年のオールブラッシュ(2番人気・3着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)。過去10年で逃げ馬が6頭も馬券に絡んでいる。
またコーナーがきついコースは内枠有利になるので、馬番1番も穴メーカーとなる。該当馬は2016年のサウンドトゥルー(2番人気・2着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)、2022年のエルデュクラージュ(9番人気・2着)、2023年にニューモニュメント(5番人気・3着)の4頭。遡れば2012年にランフォルセが5番人気で2着、2013年にグラッツィアが3番人気で3着と善戦している。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走の東京大賞典3着以内か、前走のチャンピオンズカップで4着以内の1番人気馬。
・前年のチャンピオンズCで5着以内の馬。
・前年のJBCクラシックの連対馬。
・ダイオライト記念の上位馬。
●穴馬候補
・前年の名古屋グランプリで3着以内の馬。
・逃げ馬。
・馬番1番。
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川崎競馬場が開場した翌1951年から施行されている伝統の古馬重賞で、創設当時は南関東地区の古馬最強馬決定戦として位置付けられていた。1952年には地方競馬出身で初めて中央競馬のクラシック競走(優駿牝馬)を制したキヨフジが勝利するほか、1957年スヰートハート、1974年ゴールデンスネップ、1990年ロジータ、1996~97年ホクトベガといった女傑が牡馬を相手に勝利をつかんでいる。また、ロジータは直系の2001年レギュラーメンバー(=孫)、2003年カネツフルーヴ(=子)の2頭が勝利したことで母子孫3代制覇の偉業を成し遂げた。3連覇の功績を残した1985~87年カウンテスアップ、2014~16年ホッコータルマエも川崎記念の代名詞といえる存在で、後者は2016年の勝利によって日本競馬史上初となるG1・Jpn1競走10勝の記録を打ち立てている。ほか、2012年にはスマートファルコンが従来のコースレコードを2秒0も更新する2分10秒7で勝利しており、この記録はいまだに破られていない。