川崎記念 Jpn1

4月3日() 川崎競馬場/ダ2100m

川崎記念歴史と概要

2014~16年の優勝馬ホッコータルマエ
2014~16年の優勝馬ホッコータルマエ

川崎競馬場が開場した翌1951年から施行されている伝統の古馬重賞で、創設当時は南関東地区の古馬最強馬決定戦として位置付けられていた。1952年には地方競馬出身で初めて中央競馬のクラシック競走(優駿牝馬)を制したキヨフジが勝利するほか、1957年スヰートハート、1974年ゴールデンスネップ、1990年ロジータ、1996~97年ホクトベガといった女傑が牡馬を相手に勝利をつかんでいる。また、ロジータは直系の2001年レギュラーメンバー(=孫)、2003年カネツフルーヴ(=子)の2頭が勝利したことで母子孫3代制覇の偉業を成し遂げた。3連覇の功績を残した1985~87年カウンテスアップ、2014~16年ホッコータルマエも川崎記念の代名詞といえる存在で、後者は2016年の勝利によって日本競馬史上初となるG1・Jpn1競走10勝の記録を打ち立てている。ほか、2012年にはスマートファルコンが従来のコースレコードを2秒0も更新する2分10秒7で勝利しており、この記録はいまだに破られていない。

歴代優勝馬

1998年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第72回 2023年2月1日
川崎 ダ2100m
ウシュバテソーロ
ウシュバテソーロ 牡6 2.16.0 横山和生 JRA 高木登 全着順を
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第71回 2022年2月2日
川崎 ダ2100m
チュウワウィザード
チュウワウィザード 牡7 2.14.9 川田将雅 JRA 大久保龍 全着順を
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第70回 2021年1月27日
川崎 ダ2100m
カジノフォンテン
カジノフォンテン 牡5 2.14.9 張田昂 船橋 山下貴之 全着順を
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第69回 2020年1月29日
川崎 ダ2100m
チュウワウィザード
チュウワウィザード 牡5 2.14.1 川田将雅 JRA 大久保龍 全着順を
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第68回 2019年1月30日
川崎 ダ2100m
ミツバ
ミツバ 牡7 2.15.0 和田竜二 JRA 加用正 全着順を
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第67回 2018年1月31日
川崎 ダ2100m
ケイティブレイブ
ケイティブレイブ 牡5 2.14.9 福永祐一 JRA 目野哲也 全着順を
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第66回 2017年2月1日
川崎 ダ2100m
オールブラッシュ
オールブラッシュ 牡5 2.14.6 C.ルメ JRA 村山明 全着順を
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第65回 2016年1月27日
川崎 ダ2100m
ホッコータルマエ
ホッコータルマエ 牡7 2.14.1 幸英明 JRA 西浦勝一 全着順を
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第64回 2015年1月28日
川崎 ダ2100m
ホッコータルマエ
ホッコータルマエ 牡6 2.16.9 幸英明 JRA 西浦勝一 全着順を
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第63回 2014年1月29日
川崎 ダ2100m
ホッコータルマエ
ホッコータルマエ 牡5 2.13.8 幸英明 JRA 西浦勝一 全着順を
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第62回 2013年1月30日
川崎 ダ2100m
ハタノヴァンクール
ハタノヴァンクール 牡4 2.15.4 四位洋文 JRA 昆貢 全着順を
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第61回 2012年1月25日
川崎 ダ2100m
スマートファルコン
スマートファルコン 牡7 2.10.7 武豊 JRA 小崎憲 全着順を
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第60回 2011年1月26日
川崎 ダ2100m
フリオーソ
フリオーソ 牡7 2.14.2 戸崎圭太 船橋 川島正行 全着順を
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第59回 2010年1月27日
川崎 ダ2100m
ヴァーミリアン
ヴァーミリアン 牡8 2.12.7 武豊 JRA 石坂正 全着順を
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第58回 2009年1月28日
川崎 ダ2100m
カネヒキリ
カネヒキリ 牡7 2.13.3 C.ルメ JRA 角居勝彦 全着順を
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第57回 2008年1月30日
川崎 ダ2100m
フィールドルージュ
フィールドルージュ 牡6 2.13.1 横山典弘 JRA 西園正都 全着順を
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第56回 2007年1月31日
川崎 ダ2100m
ヴァーミリアン
ヴァーミリアン 牡5 2.12.9 C.ルメ JRA 石坂正 全着順を
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第55回 2006年1月25日
川崎 ダ2100m
アジュディミツオー
アジュディミツオー 牡5 2.12.8 内田博幸 船橋 川島正行 全着順を
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第54回 2005年1月26日
川崎 ダ2100m
タイムパラドックス
タイムパラドックス 牡7 2.14.2 武豊 JRA 松田博資 全着順を
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第53回 2004年2月4日
川崎 ダ2100m
エスプリシーズ
エスプリシーズ 牡5 2.12.8 森下博 川崎 武井榮一 全着順を
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第52回 2003年1月29日
川崎 ダ2100m
カネツフルーヴ
カネツフルーヴ 牡6 2.14.8 松永幹夫 JRA 山本正司 全着順を
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第51回 2002年1月30日
川崎 ダ2100m
リージェントブラフ
リージェントブラフ 牡6 2.16.2 吉田豊 JRA 大久保洋 全着順を
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第50回 2001年1月26日
川崎 ダ2100m
レギュラーメンバー
レギュラーメンバー 牡4 2.12.9 松永幹夫 JRA 山本正司 全着順を
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第49回 2000年2月9日
川崎 ダ2100m
インテリパワー
インテリパワー 牡6 2.14.5 張田京 川崎 秋山重美 全着順を
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第48回 1999年2月3日
川崎 ダ2100m
アブクマポーロ
アブクマポーロ 牡8 2.16.6 石崎隆之 船橋 出川克己 全着順を
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第47回 1998年1月28日
川崎 ダ2000m
アブクマポーロ
アブクマポーロ 牡7 2.07.6 石崎隆之 船橋 出川克己 全着順を
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歴史と位置付け

1951年に「開設記念」の競走名で5歳(現在の4歳)以上かつ南関東所属馬限定戦としてレース創設。施行距離は幾度かの変遷を経て、1999年からダート2100mで定着している。1979年に現行の「川崎記念」へと改称され、1980年は川崎競馬場開場30周年を記念して「30周年川崎記念」の競走名で施行された。1990年に地方全国交流競走、1996年に指定交流競走へと昇華し、2023年まではフェブラリーステークスやドバイワールドカップのプレップレースとしての役割も果たしていた。2024年からは全日本的なダート競走の体系整備にともない施行時期を1月下旬から4月上旬へと変更。上半期の総決算である帝王賞を目指す中距離タイプが出走しやすいレースへと趣を変えている。

開催時期

第1~72回(1951~2023年)は原則として1月下旬~2月上旬(1972年は馬インフルエンザの流行位にともない開催中止)。第73回(2024年)以降は4月上旬に開催されている。

競走条件

施行場所:川崎ダート2100m(左回り)
出走資格:4歳以上
1着賞金:1億円
負担重量:定量

年表

1951年川崎ダート3000m、5歳(現在の4歳)以上、「開設記念」として創設
1952年施行距離をダート2600mに変更
1954年施行距離をダート2800mに変更
1955年施行距離をダート2400mに変更
1956年施行距離をダート2000mに変更
1957年施行距離をダート2300mに変更
1959年施行距離をダート2600mに変更
イチカントーがレース史上初の2連覇を達成
1962年施行距離をダート2200mに変更
1964年施行距離をダート2150mに変更
1972年馬インフルエンザの流行にともない開催中止
1979年競走名を「川崎記念」に改称
1980年「30周年川崎記念」の競走名で実施
1981年ゴールドスペンサーがレース史上2頭目の2連覇を達成
1984年施行距離をダート2100mに変更
1985年施行距離をダート2000mに変更
1986年カウンテスアップがレース史上3頭目の2連覇を達成
1987年カウンテスアップがレース史上初の3連覇を達成
1990年地方全国交流競走に指定
1994年南関東所属馬限定戦として実施
1996年指定交流競走に指定
1997年ホクトベガがレース史上4頭目の2連覇を達成
1998年G1(国内独自)に格付け
1999年施行距離をダート2100mに変更
アブクマポーロがレース史上5頭目の2連覇を達成
2001年レギュラーメンバーが川崎ダート2100mのコースレコードを更新
2004年エスプリシーズが川崎ダート2100mのコースレコードを更新
2007年格付け表記をJpn1に変更
2010年ヴァーミリアンが川崎ダート2100mのコースレコードを更新
2012年スマートファルコンが川崎ダート2100mのコースレコードを更新
2015年ホッコータルマエがレース史上6頭目の2連覇を達成
2016年JRA所属馬の出走枠が5頭から6頭に拡大
ホッコータルマエがレース史上2頭目の3連覇を達成
2021年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
2024年全日本的なダート競走の体系整備にともない施行時期を4月上旬に変更
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6R 28分前
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第13回第5日
6R 8分前
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第27回第4日
2R 18分前

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4月3日()川崎
川崎記念 Jpn1

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