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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 8 | 牡4 | 54.0 | 福永祐一 | 齋藤崇史 | JRA | 508(+12) | 2.02.5 | 5.0 | 2 | ||
2 | 2 | 2 | 牝5 | 52.0 | 江田照男 | 田島俊明 | JRA | 450(+6) | 2.02.6 | クビ | 9.8 | 7 | |
3 | 1 | 1 | 牡5 | 54.0 | 村上忍 | 畠山信一 | 岩手 | 491(-5) | 2.03.5 | 6 | 227.9 | 10 | |
4 | 6 | 9 | 牡6 | 55.0 | 山本政聡 | 村山明 | JRA | 505(+7) | 2.03.5 | ハナ | 2.5 | 1 | |
5 | 3 | 3 | 牡4 | 54.0 | 和田譲治 | 稲益貴弘 | 船橋 | 466(+5) | 2.03.9 | 21/2 | 8.2 | 4 | |
6 | 7 | 12 | セ8 | 54.0 | 本田正重 | 川島正一 | 船橋 | 502(-1) | 2.04.0 | 3/4 | 37.5 | 8 | |
7 | 6 | 10 | 牡4 | 54.0 | 坂井瑠星 | 西園正都 | JRA | 523(+7) | 2.04.1 | クビ | 8.4 | 6 | |
8 | 3 | 4 | 牡6 | 57.0 | 森泰斗 | 内田勝義 | 川崎 | 533(-16) | 2.04.6 | 3 | 6.9 | 3 | |
9 | 8 | 13 | 牡5 | 54.0 | 高橋悠里 | 佐藤浩一 | 岩手 | 465(±0) | 2.05.3 | 4 | 341.8 | 12 | |
10 | 8 | 14 | セ7 | 54.0 | 藤本現暉 | 蛯名雄太 | 大井 | 493(-1) | 2.05.7 | 21/2 | 190.8 | 9 | |
11 | 7 | 11 | 牡5 | 54.0 | 山本聡哉 | 板垣吉則 | 岩手 | 520(+1) | 2.05.8 | 3/4 | 305.4 | 11 | |
12 | 4 | 6 | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | 安達昭夫 | JRA | 475(-5) | 2.06.7 | 6 | 8.3 | 5 | |
13 | 4 | 5 | 牡6 | 54.0 | 高松亮 | 橘友和 | 岩手 | 470(+8) | 2.07.2 | 3 | 503.2 | 14 | |
14 | 5 | 7 | 牡9 | 54.0 | 菅原辰徳 | 今津博之 | 愛知 | 459(±0) | 2.11.8 | 大差 | 470.5 | 13 |
■払戻金
単勝 | 8 | 500円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 210円 | 2番人気 |
2 | 330円 | 6番人気 | |
1 | 2,880円 | 10番人気 | |
枠連複 | 2 - 5 | 2,770円 | 11番人気 |
馬連複 | 2 - 8 | 2,930円 | 13番人気 |
馬連単 | 8 → 2 | 5,350円 | 24番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 2 - 8 | 1,020円 | 16番人気 |
1 - 8 | 16,220円 | 38番人気 | |
1 - 2 | 20,950円 | 45番人気 | |
三連複 | 1 - 2 - 8 | 145,300円 | 102番人気 |
三連単 | 8 → 2 → 1 | 635,880円 | 450番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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18日(月)に行われるマーキュリーカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②テリオスベル【B】
美浦坂路併走。短期放牧から7月5日に帰厩し、10日の坂路から計時を開始しており55秒6-12秒8。最終追いは14日の併せ馬で、遅れてしまったが54秒1-12秒5をマークしている。この馬としては悪くない動きで、いい意味で前走のデキを維持しているのではないだろうか。
⑥メイショウカズサ【B】
栗東坂路単走。6月1日に帰厩し、ここまで坂路メインでじっくり乗られている。8日の坂路で一杯に追われて52秒1-12秒8。直前は14日に単走で54秒2-12秒4。間隔が開いたものの本数を乗られて仕上がり自体は悪くない。マイペースなら変わってきそうである。
⑧バーデンヴァイラー【B】
栗東Cウッド単走。6月23日に帰厩し、このレース目標での調整。Cウッドで29日、6日、14日と3週連続で併せ馬を消化している。6日は一杯に追われて65秒5-36秒0-11秒4をマーク。14日は70秒6-38秒2-11秒5を馬なりで乗られており、臨戦態勢も整った。
⑨ケイアイパープル【B】
栗東Cウッド単走。6月24日に帰厩し、Cウッドで乗られている。6日に併せ馬を消化し67秒1-37秒8-11秒9をマーク。馬場状態もあり僅かに遅れてしまったが、悪くない動きであった。13日は単走馬なりで68秒9-38秒1-11秒6。2か月ぶりだが力を出せるデキにある。
⑩メイショウフンジン【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後は在厩での調整。7日の坂路で54秒5-13秒0、直前14日は54秒1-13秒2で、ともに一杯に追われている。もともと坂路で動くタイプではなく、間隔を踏まえてもこれで十分だろう。昇級かつ初の重賞だが、自分のペースなら侮れない1頭だ。
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走でも1~4着に好走している。一方、前走5着以下に敗れていた馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭となるが、3頭とも前走はフェブラリーSや平安SといったJRAのダートグレード競走に出走していた。したがって、ここではJRAのグレード競走以外で5着以下に敗れていた馬を減点対象とする。
減点対象馬
⑤サンレイファイト、⑥メイショウカズサ、⑦ユアマイラブ、⑪マイネルアストリア
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走1900m以上のレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に1頭。なお、非該当馬として連対した4頭のうち、勝ち馬含む2頭が4歳馬、残る2頭が5歳馬となるため、同条件の5歳馬は2着まで、6歳以上は3着までと考えたい。
減点対象馬
⑦ユアマイラブ、⑬レールガン、⑭サトノディード
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走より斤量減での出走となっていた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。なお、前走より斤量増となる場合は例外なく4着以下に敗れている。
減点対象馬
④ノーヴァレンダ、⑥メイショウカズサ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走4コーナーを3番手以内で通過していた。非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に4頭、3着馬に2頭。昨年は前走4コーナー通過順が10番手となるマスターフェンサーが勝利したものの、同馬は2年前の勝ち馬でもあり、前走においても58kgという重い斤量を背負っていたことを考慮すべきだろう。
減点対象馬
⑤サンレイファイト、⑥メイショウカズサ、⑦ユアマイラブ、⑪マイネルアストリア、⑬レールガン、⑭サトノディード
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、JRA所属馬。地方所属馬の好走例は20年3着ランガディア(岩手)に限られるが、データ集計期間外も含めると、前走で公営重賞あるいは地方ダートグレード競走に出走していることが最低条件となりそうだ。
減点対象馬
③ギガキング、⑦ユアマイラブ、⑫エルデュクラージュ、⑬レールガン、⑭サトノディード
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が7頭、A.P. Indy系が3頭、Mr. Prospector系が2頭、そのほか3頭となっている。なお、昨年はサンデーサイレンス系にあたるジャスタウェイ産駒の4番人気マスターフェンサーが勝ち、レース史上3頭目となる2連覇を達成してみせた。
種牡馬傾向としては15年ユーロビート(父スズカマンボ)からサンデーサイレンスの直系が7連覇中となるが、近年は18年3着フェニックスマーク(父シニスターミニスター)、19年2着ノーブルサターン(父カジノドライヴ)、20年2着デルマルーヴル(父パイロ)とA.P. Indy系種牡馬の産駒も上位を賑わす。ほか、17・18年ミツバ(3代母の父Danzig)、19年グリム(2代母の父シャーディー)、20・21年マスターフェンサー(3代母の父Chief's Crown)と母系にDanzigの血を引く馬が5連覇中であることも念頭に置きたい。
ケイアイパープルは、父パイロ×母アルヴェナ(母の父Seeking the Gold)。本馬はサンデーサイレンスの直系でこそないものの、近年の活躍が目覚ましいA.P. Indyの直系にあたり、父は20年2着デルマルーヴルを出している。なお、同馬とは母系にGreen Desert(その父Danzig)やMr. Prospectorの血を引くという配合面での共通点も持つ。また、過去の上位入線馬に倣えば、名古屋大賞典や名古屋グランプリで好走実績があることも評価しやすい。前走平安Sではテーオーケインズとメイショウハリオに割って入る2着。結果の出ていなかった左回りでG1級を相手に健闘していたことにも目下の充実ぶりがうかがえるため、ここでも上位争い必至だろう。
サンレイファイトは、父スズカフェニックス×母スズカフローラ(母の父フレンチデピュティ)。近親にモガンボがいる血統で、4代母Lakeville Missは78年CCAオークスなどアメリカのダートG1を4勝。今回出走するメンバーのなかで「サンデーサイレンスの直系かつ母系にDanzigの血を引く」という条件を満たす唯一の馬となるが、父サンデーサイレンス系×母の父Deputy Minister系という大まかな血統構成は、20・21年と2連覇を果たしたマスターフェンサーと通ずる配合でもある。もともとJRAで3勝を挙げた実績の持ち主ではあるが、さすがに近走成績からもダートグレード競走では家賃が高い印象は否めないだろう。それでも血統自体は興味深いものがあるため、どういった結果になるのか注目してみたい。
海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。今年はJpnI・JBCクラシックと同じ舞台で行われるため、好メンバーが集うことが予想されるが、例年は上半期のダートグレードで賞金を加算しきれなかった馬や、上がり馬がRoad to JBCを目指して出走してくることが多い。
とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、最有力候補を紹介すると、前走の平安Sに出走していた馬だ。平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降の、前走平安S出走馬の成績は【5・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ、2021年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー。
唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2021年のこのレースの覇者マスターフェンサーのように、前走の平安Sで11着に大敗していた馬でも過去1年以内のダートグレードで連対実績があれば巻き返している。
次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬だ。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【3・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2021年のバンクオブクラウズ。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的には信頼できる。
また、2019年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設され、そこで4着以内だった馬も活躍している。それらの過去3年の成績は【1・1・1・0】である。1着の該当馬は2020年の優勝馬マスターフェンサー、2着の該当馬はバンクオブクラウズ、3着の該当馬は2019年のテルペリオン。ブリリアントS→スレイプニルSと両レースに出走している場合も多いが、データー上はどちらかに出走して4着以内ならオーケーとしたい。
最後に穴パターンを紹介しよう。このレースの過去10年で4番人気以下で3着以内に好走した2013年のソリタリーキング(4番人気/1着)、2014年のシビルウォー(6番人気/3着)、2015年のユーロビート(6番人気/1着)、2021年のマスターフェンサー(4番人気/1着)の4頭には、近3走以内のダートグレードで3着以内かつ、前走でダートグレードに出走し、1.2秒差以上大敗している共通項があった。
このように実績馬が前走のダートグレードで大敗から巻き返している一方で、2018年のヨシオ(4番人気/2着)、2019年のノーブルサターン(4番人気/2着)など、上がり馬も穴を開けている。前記2頭は近2走のJRAのオープンで3着以内の実績があることが共通項。ブリリアントSやスレイプニルSの上位馬が上位人気に支持されるのとは対照的に人気にならないので、前記に該当する馬が出走していた場合には警戒したい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
(過去1年以内にダートグレードで連対していることが条件)
・同年のブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬。
●穴馬候補
・前走でダートグレードに出走し、1.2秒差以上大敗した馬。
(近3走以内にダートグレードで3着以内の実績が条件)
・近2走以内にJRAのオープンで3着以内の実績がある馬。
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日本競馬史上初、地方所属馬として中央G1制覇(1999年フェブラリーステークス)を達成した岩手の雄メイセイオペラ。同馬は1998年マーキュリーカップの勝ち馬でもあるが、その後のダートグレード競走での躍進ぶりが称えられ、本競走は2017年から「メイセイオペラ記念」の副称が付けられて施行されている。歴代の優勝馬には水沢と盛岡の別場所で2連覇を果たしたオースミジェット、紅一点の出走で9馬身差の快勝となったプリエミネンス、兄弟制覇を達成しているサカラートとソリタリーキング、地方所属馬としてメイセイオペラ以来17年ぶりにJRA勢を一蹴したユーロビートなどが名を刻む。