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【金沢・石川テレビ杯2024】地方競馬重賞展望 ショウガマッタナシ中心も、道営からの移籍組に注意

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【金沢・石川テレビ杯2024】地方競馬重賞展望 ショウガマッタナシ中心も、道営からの移籍組に注意


石川テレビ杯・レース概要】
金沢競馬場のダート1400m戦で争われる、2歳馬による重賞競走。かつてはアラブ系の重賞として実施されてきたが、アングロアラブの入厩頭数が減少したことに伴い、2004年に廃止となった。
翌2005年から新たに「石川テレビ杯プリンセスカップ」として、北陸・東海・近畿地区交流の2歳牝馬による重賞競走として創設。当時は1500m戦だった。2006年からは福山競馬所属馬も出走が可能となった。
2008年からは年明け1月の施行となり、金沢に所属する3歳牝馬による正月競馬の重賞競走となっていたが、2010年には降雪の影響で中止。2011年からは11月に2歳牝馬のレースとして行われるようになった。そして2012年からは「石川テレビ杯金沢プリンセスカップ」として定着。距離は2016年から1400m戦となっている。
昨年からは名称が「石川テレビ杯」に変わり、2歳牡馬も出走できるレースとなった。

石川テレビ杯・検討のポイント】
キャリア1~5戦で、未勝利馬から4勝馬まで10頭の2歳馬たちが集まる形となったが、4戦4勝のショウガマッタナシに大きな注目が集まりそうだ。相手探しの一戦ではないだろうか。

石川テレビ杯・出走馬概要】
ショウガマッタナシ
ナムラタイタン産駒の牝馬。前走の馬体重が417キロと小柄で、デビュー戦から増えていない点が少々気になるが、無傷の4連勝でこのレースに駒を進めてきた点は評価しなければならない。まずは馬体重を見て、成長力を見極めたい。増えていれば問題はないが、減っていた場合は疑う余地はあるだろう。今回は米倉知騎手との初コンビで挑む。

ビバロジータ
ヘニーヒューズ産駒の牝馬。7月に門別でデビューして初勝利を挙げている。2戦目の前走でシンガリ負けを喫したが、当時の2着馬キングミニスターが25(日)の盛岡・ジュニアグランプリで勝利するなど、ハイレベルなメンバーだっただけに、この大敗はやむを得ない。今回は、金沢に移籍しての一戦となる。戦ってきた相手を考えると、今回は主役を張れる可能性は十分にあり、吉原寛人騎手が手綱を取る点も心強い。

エムティパル
ディーマジェスティ産駒の牝馬。この馬も道営・ホッカイドウ競馬から移籍後の初戦となる。門別ではデビュー2戦目の未勝利戦を勝ち上がったが、このレースは1000m戦で、今回は距離延長とコーナーを4回通るレースが初めてとなる点に一応の注意が必要か。ただ、道営と金沢とのレベル差を考えれば、馬券圏内に食い込む可能性が高い1頭であることは言うまでもない。

上記3頭以外では、前走でデビュー戦を勝利したばかりのアポロケンタッキー産駒の2歳牝馬アメージングビューに注目したい。

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