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【羽田盃】母ユキチャンの孝行息子アマンテビアンコが逆転1冠へ

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【羽田盃】母ユキチャンの孝行息子アマンテビアンコが逆転1冠へ

『第69回羽田盃』(JpnⅠ、ダ1800メートル)が24日、大井競馬場で行われる。ダート体系の整備により、今年からJRA、地方を含めたダート3冠の1冠目となった。リニューアルされた舞台に、JRA勢から雲取賞を制したブルーサン、同2着のアマンテビアンコ、南関勢は京浜盃5着のティントレット、クラシックチャレンジを快勝したムットクルフェなど素質馬が集結。新たな歴史の始まりにその名を刻むのはどの馬か。

白毛馬のアマンテビアンコが主役を務める。前走の雲取賞は出遅れに加えて手前を替えない中、メンバー最速の末脚で2着まで押し上げる能力を示した。久々を使われて動きや気配は確実に良化しており、母はダートグレードで3勝を挙げたユキチャンと伸びしろは大きい。スムーズに立ち回れば1冠目に手が届く。相手筆頭は雲取賞を制したブルーサン。ダートでハナを切った5戦全てで連対しており、自分の形に持ち込めれば重賞連勝が可能だ。前走は1コーナーでの不利が響いたハビレも侮れない。

2日目は稍重で行われ、時計は少し速め。ハイペースになれば差し馬も台頭したが、全体的に見ると先行有利の馬場だった。3日目は雨予報のため、道悪は必至。引き続き先行馬に注意したい。

◆笹川翼騎手「極端な有利不利はないですが、砂が締まって走りやすいので、先行馬が止まらない感じがあります」

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