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【金沢・利家盃2024】地方競馬重賞展望 4連覇を目指すハクサンアマゾネスの相手探しの一戦

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【金沢・利家盃2024】地方競馬重賞展望 4連覇を目指すハクサンアマゾネスの相手探しの一戦


利家盃・レース概要】
金沢競馬場のダート2000m戦で争われる古馬の重賞競走。6月に行われる百万石賞のトライアルレースとして2020年に創設された。上位3頭には百万石賞の優先出走権が付与される。
今年の百万石賞は6月2日(日)に行われる。

利家盃・検討のポイント】
このレースを3連覇中のハクサンアマゾネスが今年も参戦。相手を見る限り、4連覇を阻止する可能性のある馬を探すのは難解で、同馬の相手探しのレースと考えたほうが無難だと思われる。

利家盃・出走馬概要】
ハクサンアマゾネス
昨年10月から5連勝中で、前回敗れたレースを探すと9月の名古屋・秋桜賞(10着)まで遡らなければならない。他地区からの遠征馬がおらず、金沢所属馬同士の対戦となる今回は順当勝ちの可能性が高い。前走の特別戦は休養明けだったが、2着以下に7馬身差をつけて圧勝しており、コンディションにも問題はなさそうだ。今年で7歳となる牝馬で、敵は自身の年齢だけかもしれない。

エイシンアンヴァル
ハクサンアマゾネスが敗れるとすれば、初対決となるこの馬か。今年2月までは兵庫の所属馬で、2月の姫路での特別戦を最後に金沢に移籍した。移籍後の初戦となった3月の準重賞競走を快勝している。しかし、前走の金沢スプリングカップは勝ち馬から7馬身差(1秒5差)の3着で、ハクサンアマゾネス以外の馬との比較でも金沢のトップクラスとは言い難く、今回はさらに相手が強くなったと言わざるを得ない。あくまで相手候補の1頭と考えるのが妥当な評価か。

ベニスビーチ
昨年、お松の方賞を制するなど、金沢と兵庫で重賞4勝を挙げている。冬場は笠松に移籍していて、3月のブルーリボン賞(7着)を最後に金沢へ戻ってきた。2022年の金沢スプリングカップで3着に入った際、当時2着のハクサンアマゾネスとは3馬身差(0秒7差)だったが、この差を詰めることができるのかどうかがポイントとなりそうだ。

サジェス
昨年末までJRAの3勝クラスを走っていた馬。移籍後の初戦となった先月の特別戦は3着だったが、コース2度目で慣れが見込める今回、ハクサンアマゾネスにどこまで迫ることができるのか、注目したいところ。今回は浦和から秋元耕成騎手が駆けつけ騎乗する。

ハクサンアマゾネスの相手探しと考えると、あまり手を広げ過ぎるのも得策ではない可能性がある。上記で取り上げた馬以外では近2走で連続して2着に入ったガムランあたりまでが相手候補と考えるべきかもしれない。

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