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【白鷺賞】イグナイターへ〝Vバトン〟 同馬主、同厩のラッキードリームが逃げ快勝

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西日本交流重賞「第53回白鷺賞」が15日、姫路競馬場で遠征馬4頭を含む11頭によって争われ、1番人気ラッキードリーム(牡6・新子雅司厩舎)が終始主導権を握って快勝した。下原理騎手は白鷺賞3勝目(重賞87勝目)、新子調教師は同2勝目(同66勝目)。



イグナイターで国内ダート路線の話題をさらっている野田善己オーナー&新子厩舎のタッグが、〝前哨戦〟で盛大な花火を打ち上げた。戦前から逃げ馬不在のメンバー構成。「ゲートが決まれば、積極的に行こうと思っていた」という下原騎手を背に、ラッキードリームが好発を決めてハナに立った。すぐ後ろの位置を取った2番人気ツムタイザンからマークされ「すぐ後ろに有力馬がいたので、それを気にしながら運びました」。勝負どころで何度も振り返って後続を確認した鞍上が4コーナーを回ってから満を持して追い出すと、あっという間にライバルを引き離した。最後は高知のトランセンデンスにやや詰め寄られたが、2馬身半差で危なげなく逃げ切った。

「直線で気づいたら後ろがいなかった。うまく乗れれば、これだけ走れる馬だと証明してくれました」。1番人気で3着に敗れた前走・園田金盃の雪辱を果たし、ジョッキーも改めて底力を再確認。3日後(18日)にGⅠフェブラリーS(東京、ダ1600メートル)への出走を控えた同じ野田オーナー&新子厩舎のイグナイターへ、最高の形で〝バトン〟を渡した。

♦新子雅司調教師「追い切りの時点で『勝てる』という感触はあった。道中も『後ろから差されることはないだろう』と思って見ていました。フェブラリーSに向けて、いい流れができましたね。自分はいたって普通に過ごせています。フェブラリーSも頑張ります」



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