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【大井・帝王賞2024】山崎エリカのDG攻略 これまで以上に実績馬が人気に応えられそうなレースに

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【大井・帝王賞2024】山崎エリカのDG攻略 これまで以上に実績馬が人気に応えられそうなレースに

いよいよ上半期のダート総決算となる帝王賞帝王賞は2021年に1月下旬の川崎記念2着から直行した1番人気のオメガパフュームが5着に敗れ、3連単230万円超えの超高配当決着になったことがあった。このように帝王賞は度々、休養明けの実績馬が取りこぼしたこともあったが、川崎記念の4月上旬の移動により、これまでよりも実績馬が人気に応えられそうだ。

まず、帝王賞はどのような馬が活躍するかというと、一番は国外を除く近2走で、一度はG2かJpn2以上を含む2連勝以上の馬だ。それらの過去10年の成績は【2・5・0・0】と、連対率100%となっている。

1着の該当馬は、2015年ホッコータルマエ、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2014年のコパノリッキー、2019年のチュウワウィザード、2020年と2022年のオメガパフューム、2023年のクラウンプライド。ホッコータルマエは2013年の帝王賞優勝時も前記に該当していた。

また、前年の東京大賞典の2着以内かつ、前年のJBCクラシックチャンピオンズカップのどちらかで連対している馬も有力。しかし、2021年に前記のオメガパフュームが5着に敗れていることから、同年の3月以降に出走していることを条件に加えたい。すると過去10年の成績は【3・1・4・0】と、複勝率100%となる。

1着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ、2019年のオメガパフューム。2着の該当馬は、2020年オメガパフューム、3着の該当馬は2016年と2018年のサウンドトゥルー、2017年のアウォーディー、2022年のオメガパフューム。このことから大井2000mでの実績が重要なのもわかる。

さらに前走で中央の平安SかアンタレスSに出走していた4歳馬も有力で、過去10年の成績は【3・1・0・0】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2019年のオメガパフューム、2021年のテーオーケインズ。2着の該当馬は、チュウワウィザードだ。ケイティブレイブは6番人気、テーオーケインズは4番人気での優勝で、その他の4歳馬も人気以上に走っている。

あとは前年のダ2000mのJpn1で連対した実績のある、前走のかしわ記念の2着以下馬だ。つまり、前走で距離が短くて敗れた馬の巻き返しを狙うというものだが、2013年に前年の東京大賞典を優勝したローマンレジェンドが、それ以来のレースとなった前走のかしわ記念で3着ながら、ここで5着に敗れている。よって、前々走が東京大賞典ではないことを条件で狙いたい。すると過去10年の成績は【1・2・2・0】と、複勝率100%となる。

1着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2着の該当馬は、2015年のクリソライト、2016年のノンコノユメ。3着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー。3着の該当馬は、2015年のハッピースプリントだ。2015年のクリソライトは4番人気、ハッピースプリントは5番人気だった。

その他、前々走でダートレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝していた馬も有力。過去10年の成績は【0・3・1・0】で、1着こそ2011年のスマートファルコンまで遡らないとないが、2着、3着にはこれている。2着の該当馬は、2017年のクリソライト、2019年と2022年のチュウワウィザード。3着の該当馬は、2021年のクリンチャーだ。

最後に穴馬のパターンを紹介すると、過去10年で4番人気以下で連対した13頭中、7頭が前走でG2、Jpn2、G3、Jpn3に出走していた馬だった。

該当馬は2014年の3着馬ソリタリーキング(5番人気・3着)、2017年のケイティブレイブ(6番人気・1着)、クリソライト(5番人気・2着)、2019年のノンコノユメ(8番人気・3着)、2021年のテーオーケインズ(4番人気・1着)、クリンチャー(6番人気・3着)、2023年のメイショウハリオ(5番人気・1着)。

また、2023年のメイショウハリオを除く、前記の8頭は前年のダ2000mのJpn1で3着以内か、前走勝ちのどちらかの条件を満たしていた。


まとめるとこうなる!

●本命候補
 ・国外を除く近2走で、一度はG2かJpn2以上を含む2連勝以上馬。
 ・前年の東京大賞典の2着以内かつ、前年のJBCクラシックチャンピオンズカップのどちらかで連対している馬(同年の3月以降に出走していることが条件)。
 ・前走で中央の平安SかアンタレスSに出走していた4歳馬。
 ・前年のダ2000mのJpn1で連対した実績のある、前走のかしわ記念の2着以下馬。
 ・前々走でダートグレードレースに出走し、0.8秒差以上で圧勝した馬(同年5月に出走していることが条件)。

●穴馬候補
 ・前走でG2、Jpn2、G3、Jpn3に出走していた馬(前年のダ2000mのJpn1で3着以内か、前走勝ちのどちらかが条件)。

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