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【南関東重賞展望】船橋記念2023 ティアラフォーカスが珍しい記録に挑戦!!

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【南関東重賞展望】船橋記念2023 ティアラフォーカスが珍しい記録に挑戦!!


船橋記念・レース概要】
船橋記念の歴史は、地方競馬が今日に至る過程を体現したものと言っても過言ではない。1956年に創設された当時は、アングロアラブによる1800m戦だった。しかし、アングロアラブによるレースは南関東では1997年に廃止となった為、同年はサラブレッドとの混合戦で、そして翌1998年からはサラブレッドのみでのレースとなった。
更に近年の短距離路線拡充傾向もあり、2006年からは1000m戦に変更となった。短距離戦となって以降は1月の実施が定着していたが、2023年度からは11月に施行時期が変更された。2022年度は今年1月に行われており、今年は船橋記念が1月と11月の2回行われる。この珍しい現象も地方競馬における会計年度が原因であり、地方競馬ならではの珍事と言えるだろう。

船橋記念・検討のポイント】
前述した今年1月に行われた前年度の船橋記念を制したティアラフォーカスが今回も参戦する。年度は異なるが、同一年での連覇達成という珍しい結果を見ることができるのか、期待は集まるが、課題も多く、その克服が大きなポイントと考えていいだろう。

船橋記念・出走馬概要】
ティアラフォーカス
1月に勝利した際は53キロでの出走で、1/2馬身差で2着だったキモンルビーとは2キロの斤量差があった。しかし、今回はそのキモンルビーと同じ55キロを背負う。実績のあるコースである点をプラス材料と考えるべきか、それとも斤量面でのメリットがないと判断すべきか、悩ましい存在となりそうだ。ちなみに前回の勝利以降は勝ち星を挙げていない。

キモンルビー
前回、ティアラフォーカスに敗れた後は、6月の川崎スパーキングスプリントと、7月の習志野きらっとスプリントを連勝。続く9月のアフター5スター賞では出走取消となったが、先月行われた川崎でのオープン戦を勝利しており、取消を挟んで3連勝中。前回の借りを返す準備は整っていると判断していいだろう。

プライルード
この競走のトライアルレースである、カムイユカラスプリントを勝利。元々、昨年の優駿スプリントアフター5スター賞を連勝している実力馬だが、左回りコースでの勝利は前走が初めてで、この点は今回のレースにおけるプラス材料と言えそうだ。

ギシギシ
昨年、習志野きらっとスプリントを優勝。今年も同競走で2着に入った後にアフター5スター賞を勝利している。近2走の東京盃(4着)やJBCスプリント(8着)に比べると相手関係も楽になっており、軽視できる材料は全く見当たらない。
 
上記4頭と他の馬とではやや実力差がある印象だが、元JRAオープン馬ヤマトコウセイは53キロで出走できるだけに、馬券圏内に食い込む可能性は十分にある。ライオンボスも元JRAオープン馬だが、8歳という年齢と、南関東に移籍後の内容を見る限り、多くを望むべきではなさそうだ。


(文・菅野一郎)

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