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【ゴールドカップ・レース概要】
1957年に創設された浦和競馬場の重賞競走。当初は3歳馬限定のハンデキャップ戦で距離は2000m。この条件で2001年まで行われていた。その後、2002年から2007年まで実施されなかったが、2008年7月に1500mの別定戦として復活。さらに2011年からは実施時期が12月となった。
2017年にS3からS2に昇格し、1400m戦となった。そして2021年からは定量戦のS1となり、現在に至る。
【ゴールドカップ・検討のポイント】
実績からスマイルウィを中心視せざるを得ないレースで、相手探しのレースと考えたほうが良さそう。1ターン戦で結果を残している馬が多く、コーナーを4回通過するレースでの適性をどう判断するかが、大きなポイントとなりそう。
【ゴールドカップ・出走馬概要】
スマイルウィ
昨年の勝ち馬。浦和の1400m戦では、今年も5月のさきたま杯、9月のテレ玉杯オーバルスプリントでいずれも2着に入っている。JRA所属馬が不在で定量戦ならば、人気に逆らうのは難しい。2枠2番という絶好枠を引き当てた今回は、前走のマイルグランプリと同様、スピードの違いで押し切る可能性が濃厚だ。
ジャスティン
JRA所属時は2020年の東京スプリント、東京盃、カペラステークスと重賞3勝を挙げている。今年6月の北海道スプリントカップ(6着)を最後に南関東・大井に移籍したが、その後もアフター5スター賞で2着、東京盃で3着、JBCスプリントで4着と、7歳という年齢を感じさせない走りを続けている。1400m戦に出走するのは2022年の根岸ステークス(4着)以来で、コーナーを4回通過する1400m戦の経験は2020年のさきたま杯(5着)まで遡らなければならない。この1ハロンの距離延長が課題となると思われ、南関東移籍後の主戦を務める森泰斗騎手の手腕に注目が集まる。
ティアラフォーカス
今年2回行われた船橋記念のうち、1月に行われたほうで勝ち星を挙げている。先月行われた今年2回目の船橋記念でも3着に入っている。実績からは通用しても不思議はない。1400m戦では大井で勝ち星を挙げた経験があり、距離に不安がないだけに、初めての浦和でのレースを克服できれば、面白い存在となる可能性は十分にある。
上記3頭以外では、下級条件を含めた全16勝中14勝を浦和の1400m戦で挙げているアマネラクーンに、コース適性の面から注目したいが、前走が7月のプラチナカップ(2着)とレース間隔が空いている点が少々気になる。そのプラチナカップを勝ったサヨノグローリーのほうが前走のマイルグランプリ(5着)でひと叩きしている分だけ、信頼できるかもしれない。トライアルの'23まがたま賞を勝ったブラックパンサーも、御神本訓史騎手への乗り替わりから不気味な存在と言えるだろう。
(文・菅野一郎)
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2位 | コパノヴィンセント |
3位 | コスモストーム |
4位 | ヤマニンシュラ |
5位 | ベラジオドリーム |
6位 | アンタンスルフレ |
7位 | ラッキードリーム |
8位 | シャインミラカナ |
9位 | マンダリンヒーロー |
10位 | マッドルーレット |
1位 | 森泰斗 船橋 |
---|---|
2位 | M.ミシェル 川崎 |
3位 | 宮下瞳 愛知 |
4位 | 吉村智洋 兵庫 |
5位 | 加藤聡一 愛知 |
6位 | 笹川翼 大井 |
7位 | 望月洵輝 愛知 |
8位 | 岡部誠 愛知 |
9位 | 秋山稔樹 JRA |
10位 | 今井貴大 愛知 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 角田輝也 愛知 |
3位 | 塚田隆男 愛知 |
4位 | 今津博之 愛知 |
5位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
6位 | 北出成人 JRA |
7位 | 竹下直人 愛知 |
8位 | 水野貴史 浦和 |
9位 | 櫻井今朝利 愛知 |
10位 | 坂口義幸 愛知 |