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【南関東重賞展望】ゴールドカップ2023 スマイルウィに死角なし!! 相手探しの一戦か

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【南関東重賞展望】ゴールドカップ2023 スマイルウィに死角なし!! 相手探しの一戦か


ゴールドカップ・レース概要】
1957年に創設された浦和競馬場の重賞競走。当初は3歳馬限定のハンデキャップ戦で距離は2000m。この条件で2001年まで行われていた。その後、2002年から2007年まで実施されなかったが、2008年7月に1500mの別定戦として復活。さらに2011年からは実施時期が12月となった。
2017年にS3からS2に昇格し、1400m戦となった。そして2021年からは定量戦のS1となり、現在に至る。

ゴールドカップ・検討のポイント】
実績からスマイルウィを中心視せざるを得ないレースで、相手探しのレースと考えたほうが良さそう。1ターン戦で結果を残している馬が多く、コーナーを4回通過するレースでの適性をどう判断するかが、大きなポイントとなりそう。

ゴールドカップ・出走馬概要】
スマイルウィ
昨年の勝ち馬。浦和の1400m戦では、今年も5月のさきたま杯、9月のテレ玉杯オーバルスプリントでいずれも2着に入っている。JRA所属馬が不在で定量戦ならば、人気に逆らうのは難しい。2枠2番という絶好枠を引き当てた今回は、前走のマイルグランプリと同様、スピードの違いで押し切る可能性が濃厚だ。

ジャスティン
JRA所属時は2020年の東京スプリント東京盃、カペラステークスと重賞3勝を挙げている。今年6月の北海道スプリントカップ(6着)を最後に南関東・大井に移籍したが、その後もアフター5スター賞で2着、東京盃で3着、JBCスプリントで4着と、7歳という年齢を感じさせない走りを続けている。1400m戦に出走するのは2022年の根岸ステークス(4着)以来で、コーナーを4回通過する1400m戦の経験は2020年のさきたま杯(5着)まで遡らなければならない。この1ハロンの距離延長が課題となると思われ、南関東移籍後の主戦を務める森泰斗騎手の手腕に注目が集まる。

ティアラフォーカス
今年2回行われた船橋記念のうち、1月に行われたほうで勝ち星を挙げている。先月行われた今年2回目の船橋記念でも3着に入っている。実績からは通用しても不思議はない。1400m戦では大井で勝ち星を挙げた経験があり、距離に不安がないだけに、初めての浦和でのレースを克服できれば、面白い存在となる可能性は十分にある。

上記3頭以外では、下級条件を含めた全16勝中14勝を浦和の1400m戦で挙げているアマネラクーンに、コース適性の面から注目したいが、前走が7月のプラチナカップ(2着)とレース間隔が空いている点が少々気になる。そのプラチナカップを勝ったサヨノグローリーのほうが前走のマイルグランプリ(5着)でひと叩きしている分だけ、信頼できるかもしれない。トライアルの'23まがたま賞を勝ったブラックパンサーも、御神本訓史騎手への乗り替わりから不気味な存在と言えるだろう。


(文・菅野一郎)

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