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御神本訓騎乗で1番人気のキモンルビーが、ラストランを勝利で飾った。好スタートから逃げると他馬の追撃を封じ、3馬身差をつけて重賞4勝目をマーク。2022年1月(第66回)以来となるこのレース2勝目を挙げた。タイム58秒9(良)。今後は生まれ故郷の西村牧場(北海道新ひだか町)で繁殖生活に入る。初年度の交配相手はコパノリッキーの見込み。
■キモンルビー 父コパノリチャード、母キモンレッド、母の父サウスヴィグラス。栗毛の牝6歳。船橋・川島正一厩舎所属。北海道新ひだか町・西村和夫氏の生産馬で、馬主は小林祥晃氏。戦績40戦19勝(うち中央10戦0勝)。獲得賞金1億2497万8000円(うち中央77万円)。重賞は2022年SⅢサンケイスポーツ盃船橋記念、23年SⅢ川崎スパーキングスプリント、SⅠ習志野きらっとスプリントに次ぐ4勝目。サンケイスポーツ盃船橋記念は川島正一調教師が15年ナイキマドリード、20、21年キャンドルグラス、22年キモンルビーに次ぐ5勝目、御神本訓史騎手は18、19年アピア、20、21年キャンドルグラス、22年キモンルビーに次ぐ6勝目。
◆御神本訓騎手(キモンルビー1着)「『勝って帰ろうね』と馬に伝えていたけど、その通りになって感無量。ルビーの子が走るときには、また応援してもらえれば」
◆川島一調教師(同)「内容が良く、この馬の集大成の競馬だった。気持ち良く送り出せるね。思い入れのある馬なので、子供も(厩舎に)来てくれたらうれしい」
◆本田重騎手(プライルード2着)「ゲートで悪いところが出た。きちんとスタートを切って、いい勝負に持ち込みたかった」
◆和田譲騎手(ティアラフォーカス3着)「スタートでつまずいたけど、いいポジションが取れたし、自分の競馬はできた」
◆笹川翼騎手(ギシギシ4着)「船橋だと進みが悪く、内枠で難しい競馬になった。前が楽をしていたぶんの着順だし、最後は脚を余した」