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【南関東重賞展望】テレ玉杯オーバルスプリント2023 Jpn1馬ドライスタウトに地元・南関東のスマイルウィが挑む!

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【南関東重賞展望】テレ玉杯オーバルスプリント2023 Jpn1馬ドライスタウトに地元・南関東のスマイルウィが挑む!


テレ玉杯オーバルスプリント・レース概要】
1991年に「テレビ埼玉杯」という名称で創設された重賞競走。当時は浦和競馬場のダート1900m戦だった。2005年に現在の1400mに距離が短縮されている。
レース名は2008年に「トロットサンダー記念オーバルスプリント」となり、さらに2014年に現名称に変更された。JRA勢も出走する交流重賞となったのは2011年からで、2013年からJpn3に格付けされている。

テレ玉杯オーバルスプリント・検討のポイント】
5月に行われた、同じ浦和・ダート1400m戦のさきたま杯は地方勢によるワンツー決着となり、当時2着だった船橋のスマイルウィが今回も参戦し、地元ファンの期待を集めそう。ただ、ここはJRAからJpn1馬ドライスタウトという強敵が出走する。この2頭の比較が馬券検討上の大きなポイントとなりそうだ。

テレ玉杯オーバルスプリント・出走馬概要】
ドライスタウト
2021年に川崎の全日本2歳優駿を制している。今年もフェブラリーステークスで4着、かきつばた記念で2着に入るなどの実績があり、4頭出走しているJRA勢の中でも抜けた存在と言えるだろう。
54キロという斤量で出走できるのも魅力で、浦和の馬場を知り尽くした戸崎圭太騎手の騎乗も心強い。穴党ファンでも、人気に逆らうのは無謀だろう。

スマイルウィ
前述したさきたま杯(2着)の後、8月に川崎のスパーキングサマーカップに出走し、勝利している。今回も当時と同様、金沢の吉原寛人騎手が手綱を取る。
2021年4月以降、17戦続けて3着以内をキープしている堅実派で(2度の競走除外が途中にあるが)、JRA勢が相手でも大崩れするとは思えない。ドライスタウトと同様、54キロで出走可能という点からも軽視は禁物だ。

オーロラテソーロ
上記2頭に割って入るとすれば、55キロで出走するこの馬ではないだろうか。昨年の盛岡・クラスターカップを優勝している。
6ハロン戦の出走が多く、近3走も4月の大井・東京スプリント(3着)、6月の阪神・松風月ステークス(1着)、8月の盛岡・クラスターカップ(4着)と6ハロン戦が続いている。1400m戦も条件クラスで3勝しており、守備範囲ではある。ベストの条件とは言い難いが、地方競馬で行われるダートグレード競走に強い川田将雅騎手がこうした点をどう考慮して騎乗するか、注目したい。

上記3頭以外では、やはりラプタス、テイエムサウスダンといったJRA勢に注目せざるを得ないが、斤量差が気になるところではないだろうか。高配当を狙いたいなら、最内枠を引いた地元・浦和のクラティアラが面白そう。3歳牝馬で50キロで出走するのは魅力的で、大駆けに期待する手もありそうだ。


(文・菅野一郎)

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