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【コース&馬場状態 傾向と対策】スパーキングレディーカップ2023 Jpn1実績と上がり馬に注意

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【コース&馬場状態 傾向と対策】スパーキングレディーカップ2023 Jpn1実績と上がり馬に注意


今回は川崎競馬場で行われるJpn3スパーキングレディーカップのポイントを、川崎コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます!予想にお役立てください。

過去5年のレース、全ての勝ち馬は過去に地方Jpn1ダート出走経験があります(かしわ記念JBCレディスクラシック全日本2歳優駿)。地方の重いダートコースで最上級のグレードレースを経験していることが勝ち切る上で重要なプラス材料となっている点に注目です。
それを踏まえると、今年の勝ち馬はスピーディキックかグランブリッジが優位といえるのですが、ちょっと待ってください。過去10年、JRA勢が9勝、2着8回と圧倒していることも鑑みれば、「じゃあJRAのグランブリッジで決まりじゃん」と結びたくもなるのですがその前に、そのグランブリッジは大きなジンクスと戦わなければならないのです。
 
過去20年で、2008年のトーセンジョウオー(船橋)を除いて、3ヶ月以上の休み明け馬はなんと勝っていないのです。
「軽量馬だから仕上がりは早い」、「レディスクラシックJpn1連対馬だから格が違う」、「よく分からないけど川田将雅だから絶対大丈夫」、色々意見があるでしょうがちょっと心の隅にこの要素を入れておきましょう。

実績がものを言うならダートグレード常連から順に買えばいいかというとそうでもなく、2着・3着に関してはJRA3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬や、JRA2勝、3勝クラスから南関東に転入し、南関東の水に慣れた馬が食い込むパターンが見られます。牝馬は調子、と言われる所以でしょう。このレースでは1コーナーを1~3番手で回ることが連対への近道ですが、このような馬はJRAで差しの競馬をしていても川崎コースですんなり先手を取ることができています。典型的なパターンは2018年2着に入ったオウケンビリーヴ(JRA3勝クラス勝利→JRAオープン天王山S7着)であり、今年似たような上がり馬を探すとエナハツホ、タガノクリステルといったあたり。人気が不当に落ちるようなら狙って面白そうです。

ノーブルシルエットはホウオウルバン、デシエルトら地力のある馬と差のない競馬をしており本来ならここも十分ですが、3月以来となるためパドック・返し馬で調子を見極めたいところです。
そしてここ1年、川崎のマイルでリーディングサイヤーに輝いているのはホッコータルマエ。連対率32%と優秀な成績であり、去年の2着馬レディバグも要警戒です。


<文・ニャートバー>

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