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【南関東重賞展望】レディスプレリュード2023 53キロで出走の3歳牝馬ライオットガールが古馬勢に食い込めるか?

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【南関東重賞展望】レディスプレリュード2023 53キロで出走の3歳牝馬ライオットガールが古馬勢に食い込めるか?


レディスプレリュード・レース概要】
2003年に「TCKディスタフ」という名称の準重賞競走として創設。翌2004年に重賞競走となった。当時は地方競馬に所属する3歳以上の牝馬による全国交流レースだった。2011年にJBCレディスクラシックの創設に伴い、そのステップレース「Road to JBC」に指定され、レース名も現在の「レディスプレリュード」に変更された。
JRA所属馬も出走可能なダートグレード競走で、格付けはJpn2。大井競馬場のダート1800mが舞台となっている。

レディスプレリュード・検討のポイント】
テリオスベル、グランブリッジ、ヴァレーデラルナなどといった、牝馬限定のダートグレード競走における常連馬たちもいるが、3歳牝馬ライオットガールという不気味な存在にも注目が集まりそうで、このニューフェイスの評価が馬券検討上の大きなポイントとなりそうだ。

レディスプレリュード・出走馬概要】
ライオットガール
前走の新潟・レパードステークスで初めての重賞タイトルを獲得した。3歳牝馬ということで、今回は他の馬よりも2~4キロ軽い53キロで出走可能な点は魅力的だ。古馬との対戦でもこの斤量差は無視できない一方、2走前に古馬3勝クラスとの対戦で4着に敗れており、絶対視は出来ない。

テリオスベル
昨年の船橋・クイーン賞、そして今年の門別・ブリーダーズゴールドカップを勝利している。昨年のこのレースでは2着だった。盛岡・マーキュリーカップで2年連続2着に、今年の船橋・ダイオライト記念でも2着に入るなど、牡馬相手でも好勝負を演じている。
今回も軽視できない存在だが、上記ライオットガールとの斤量差3キロは非常に気になるポイントとなりそうだ。

グランブリッジ
昨年の川崎・関東オークスと門別・ブリーダーズゴールドカップ、そして今年の大井・TCK女王盃と川崎・エンプレス杯を制した重賞4勝馬。前走の川崎・スパーキングレディーカップで4着に敗れているが、マイル戦では明らかに距離不足であり、今回の1800m戦で再評価すべきだろう。
ただしテリオスベルと同様、ライオットガールとの斤量差は無視できず、3キロ差が結果を大きく左右することになる可能性は十分にある。

スピーディキック
地元・南関東勢では浦和所属のこの馬に注目が集まりそう。前走のスパーキングレディーカップで2着に入り、JRA勢が相手でも互角に戦えることを証明した。
今回も御神本訓史騎手が手綱を取る。地方競馬を代表する名手がどんな騎乗を見せるのか、注目したい。

上記4頭以外では、昨年のJBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナが注目を集めそうだが、57キロという斤量は大きな不安材料となりそうだ。むしろ、武豊騎手が手綱を取るアーテルアストレアのほうが55キロだけに狙い目になり得るか。南関東所属馬では、前走の水沢・ビューチフルドリーマーカップを勝ったノーブルシルエットもヒモ穴候補として買い目に入れておくべきだろう。


(文・菅野一郎)

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