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南関東3歳3冠の初戦『第68回羽田盃』(SⅠ、ダ1800メートル)が10日、大井競馬場で行われる。ここまで重賞2勝、前走の伏竜SでもJRA勢と互角の争いを演じたヒーローコールをはじめ、重賞2勝馬ポリゴンウェイヴ、前哨戦の京浜盃を制したサベージなど素質馬16頭が顔をそろえた。地方馬同士での戦いは今年が最後。激闘を制するのは果たしてどの馬か―。
昨年のNAR2歳最優秀牡馬に選出されたヒーローコールを軸に据える。地方馬同士のレースでは5連勝中。4着に敗れた全日本2歳優駿にしても地方馬とは決定的な差をつけた。JRAの舞台に挑んだ伏竜Sはダッシュがつかなかったが、早めに押し上げて3着を確保。改めて能力の高さを示した。今年の3冠路線はこの馬が主役を張る。トノパーは転入初戦の2走前を好タイムで楽勝し、連闘で臨んだ京浜盃でも小差2着。素質の高さは引けを取らない。その京浜盃の勝ち馬サベージもきっちり押さえる。
◆優先出走権…『羽田盃』の1~5着馬には「東京ダービー」(6月7日、大井、SⅠ、ダ2000メートル)、さらに1着馬には「ジャパンダートダービー」(7月12日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)の優先出走権が与えられる。
2日目は重。1Rの3歳戦(1400メートル)で1分25秒0の好タイムが出たように、脚抜きが良く逃げ・先行馬の活躍が目立った。3日目は晴れの予報。多少回復しても、同じ傾向が続きそうだ。
◎降水確率=午後0%、夜10%。
◆達城龍次騎手「馬場が軽いのでなかなか止まらない。基本的には前に行ったほうが有利」