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【兵庫ゴールドT】今年もJRA馬が完勝!ラプタスが差し切り重賞5勝目

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【兵庫ゴールドT】今年もJRA馬が完勝!ラプタスが差し切り重賞5勝目

交流重賞「第22回兵庫ゴールドトロフィー」(JpnⅢ、3歳上・1400メートル)が21日、園田競馬場でフルゲート12頭により争われ、幸英明騎乗で4番人気のラプタス(栗・松永昌、騙6)が好位から抜け出してV。3回目の挑戦で見事に勝利を収めた。これでJRA所属馬が22連勝。1番人気のシャマル(JRA)は直線でじりじり差を詰めたが2着まで。3着には5番人気のサクセスエナジー(JRA)が突っ込み、3連単は1万9200円の高配当。地元馬で2番人気に支持されたイグナイターは5着に終わった。



ラプタスが古豪の意地を見せた。「ハナへ行きたかったが、周りも速かったので」と幸騎手が話したように、内々で折り合いに専念した。直線入り口で一瞬進路がふさがる場面はあったが、割って出て、手応え通りに鋭進。トップハンデタイの59キロを背負いながら最速の上がり3ハロンをマークした。「状態さえ良ければまだまだやれるでしょう」(同騎手)の言葉通り、これからも重賞戦線での活躍が見込んでいいだろう。

◆松山騎手(サクセスエナジー3着)「本当は砂をかぶらない競馬をしたかったのですが…。最後は外へ出すと3着まで差を詰めてくれました」

◆鮫島駿騎手(オーロラテソーロ4着)「初物ずくしでしたが、自分の競馬はできました」

◆田中学騎手(イグナイター5着)「マークされる側になってきましたし、4コーナーで少し外へ張る面もありました」

■ラプタス 父ディープブリランテ、母エアラホーヤ、母の父ボストンハーバー。鹿毛の騸6歳。栗東・松永昌博厩舎所属。北海道新ひだか町・藤原牧場の生産馬で、馬主は㈱ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。戦績24戦10勝(うち地方12戦5勝、海外1戦0勝)。獲得賞金約2億2256万4000円(うち地方1億4200万円、海外約2200万円)。重賞は20年JpnⅢ黒船賞、20&21年JpnⅢかきつばた記念、21年JpnⅢサマーチャンピオンに次いで5勝目。兵庫ゴールドトロフィーは松永昌博調教師、幸英明騎手ともに初勝利。馬名の意味は「衝動。ファンに衝動を与えられる魅力を持つ馬になることを願って」。

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