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【関東オークス】垣見のギャンブル三昧

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関東オークス◎の理由】

先週、大井競馬場で行われた東京ダービー。12番人気のクライオジェニックが2着に激走したのだが、意表を突いたのが鞍上の安藤洋一騎手の「テンに行く脚を、ラストに全てかけた」というコメント。単純な足し算引き算の問題ではないはずと思っていたのだが、その常識を覆す、しかもダービーという大舞台でやってのけたのだから、その胆力には驚きを隠せない。師匠の藤田輝信調教師と笑顔で肩を組んでいた姿を遠巻きに見つつ、当方も凝り固まった考えを変えなければな、と思わされた1日だった。

さて、今週の川崎は牝馬3冠の最終戦『関東オークス』が行われる。2019年のトーセンガーネット、20年のアクアリーブル、そして昨年のケラススヴィアと4年連続で2冠牝馬が誕生しているのだが、毎年JRA所属馬の厚い壁に阻まれている。今年の◎スピーディキックは果たしてどうなのか。

悲願達成について上述した3頭と違う点がエーデルワイス賞(Jpn・ⅠⅠⅠ)でJRA勢を撃破している点。しかも転入後は3戦3勝の勢いも無視できない。

さらに当初出走を予定していた3戦3勝のデリカダの回避や、ロスなく行ける最内枠を引いた点に追い風を感じる。管理する藤原智行調教師も「距離は不問。うまく立ち回ることができれば、中央馬が相手でも」と期待。今回はある程度、前に行くメンバーが多く、差しに構える同馬にとっては展開面でも恩恵がある。16年ぶりとなる牝馬3冠成就の可能性は十分にあるとみた。馬券は単複。さらに強行軍になっているものの前走が圧巻だったドライゼ、C・ルメール騎手に替わって新味が出そうなリッキーマジックを相手に馬連複で勝負したい。

垣見 耕平(かきみ・こうへい)

1988年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は1番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

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