東京大賞典 G1

12月29日() 大井競馬場/ダ2000m

東京大賞典歴史と概要

2018~21年の優勝馬オメガパフューム
2018~21年の優勝馬オメガパフューム

地方競馬で初めて国際競走の格付け(国際G1)を受けた、年の瀬を彩るダートグレード競走の頂上決戦。1955年に創設された「秋の鞍」を前身とする競走で、「春の鞍」、「春の特別」、「秋の特別」とともに、当時は大井競馬場を代表する四大競走に位置付けられていた。長い歴史を持つ伝統の一戦は、第41回(1995年)から指定交流競走、第57回(2011年)に国際競走へと規模を拡大しており、第60回(2014年)にはダートの本馬アメリカからソイフェット/Soi Phetが参戦している(肺出血の影響で大差シンガリ負け)。また、第66回(2020年)にはオメガパフュームが日本競馬史上初となる同一国際G1の3連覇を達成し、翌第67回(2021年)も制して4連覇の大偉業を果たしてみせた。ほか、第50~51回(2004~2005年)のアジュディミツオー、第56~57回(2010~2011年)のスマートファルコン、第59~60回(2013~2014年)のホッコータルマエ、第68~69回(2022~2023年)のウシュバテソーロの4頭が2連覇を飾った実績を持つ。なお、第56回(2010年)のスマートファルコンにおいては、ダート2000mの日本レコードとなる2分00秒4のタイムで勝利している。近年はJRA所属馬の独擅場と化しているが、かつては第44回(1998年)のアブクマポーロ・船橋、第47回(2001年)のトーホウエンペラー・岩手、第50~51回(2004~2005年)のアジュディミツオー・船橋といった地方の大将格がJRA所属馬を一蹴してきた。

歴代優勝馬

1998年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第69回 2023年12月29日
大井 ダ2000m
ウシュバテソーロ
ウシュバテソーロ 牡6 2.07.3 川田将雅 JRA 高木登 全着順を
見る
第68回 2022年12月29日
大井 ダ2000m
ウシュバテソーロ
ウシュバテソーロ 牡5 2.05.0 横山和生 JRA 高木登 全着順を
見る
第67回 2021年12月29日
大井 ダ2000m
オメガパフューム
オメガパフューム 牡6 2.04.1 M.デム JRA 安田翔伍 全着順を
見る
第66回 2020年12月29日
大井 ダ2000m
オメガパフューム
オメガパフューム 牡5 2.06.9 M.デム JRA 安田翔伍 全着順を
見る
第65回 2019年12月29日
大井 ダ2000m
オメガパフューム
オメガパフューム 牡4 2.04.9 M.デム JRA 安田翔伍 全着順を
見る
第64回 2018年12月29日
大井 ダ2000m
オメガパフューム
オメガパフューム 牡3 2.05.9 M.デム JRA 安田翔伍 全着順を
見る
第63回 2017年12月29日
大井 ダ2000m
コパノリッキー
コパノリッキー 牡7 2.04.2 田邊裕信 JRA 村山明 全着順を
見る
第62回 2016年12月29日
大井 ダ2000m
アポロケンタッキー
アポロケンタッキー 牡4 2.05.8 内田博幸 JRA 山内研二 全着順を
見る
第61回 2015年12月29日
大井 ダ2000m
サウンドトゥルー
サウンドトゥルー セ5 2.03.0 大野拓弥 JRA 高木登 全着順を
見る
第60回 2014年12月29日
大井 ダ2000m
ホッコータルマエ
ホッコータルマエ 牡5 2.03.0 幸英明 JRA 西浦勝一 全着順を
見る
第59回 2013年12月29日
大井 ダ2000m
ホッコータルマエ
ホッコータルマエ 牡4 2.06.6 幸英明 JRA 西浦勝一 全着順を
見る
第58回 2012年12月29日
大井 ダ2000m
ローマンレジェンド
ローマンレジェンド 牡4 2.05.9 岩田康誠 JRA 藤原英昭 全着順を
見る
第57回 2011年12月29日
大井 ダ2000m
スマートファルコン
スマートファルコン 牡6 2.01.8 武豊 JRA 小崎憲 全着順を
見る
第56回 2010年12月29日
大井 ダ2000m
スマートファルコン
スマートファルコン 牡5 2.00.4 武豊 JRA 小崎憲 全着順を
見る
第55回 2009年12月29日
大井 ダ2000m
サクセスブロッケン
サクセスブロッケン 牡4 2.05.9 内田博幸 JRA 藤原英昭 全着順を
見る
第54回 2008年12月29日
大井 ダ2000m
カネヒキリ
カネヒキリ 牡6 2.04.5 C.ルメ JRA 角居勝彦 全着順を
見る
第53回 2007年12月29日
大井 ダ2000m
ヴァーミリアン
ヴァーミリアン 牡5 2.03.2 武豊 JRA 石坂正 全着順を
見る
第52回 2006年12月29日
大井 ダ2000m
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド 牡6 2.03.5 幸英明 JRA 服部利之 全着順を
見る
第51回 2005年12月29日
大井 ダ2000m
アジュディミツオー
アジュディミツオー 牡4 2.03.1 内田博幸 船橋 川島正行 全着順を
見る
第50回 2004年12月29日
大井 ダ2000m
アジュディミツオー
アジュディミツオー 牡3 2.02.6 内田博幸 船橋 川島正行 全着順を
見る
第49回 2003年12月29日
大井 ダ2000m
スターキングマン
スターキングマン 牡4 2.03.7 武豊 JRA 森秀行 全着順を
見る
第48回 2002年12月29日
大井 ダ2000m
ゴールドアリュール
ゴールドアリュール 牡3 2.05.6 武豊 JRA 池江泰郎 全着順を
見る
第47回 2001年12月29日
大井 ダ2000m
トーホウエンペラー
トーホウエンペラー 牡5 2.05.2 菅原勲 岩手 千葉四美 全着順を
見る
第46回 2000年12月29日
大井 ダ2000m
ファストフレンド
ファストフレンド 牝7 2.04.9 蛯名正義 JRA 高市圭二 全着順を
見る
第45回 1999年12月29日
大井 ダ2000m
ワールドクリーク
ワールドクリーク 牡5 2.04.9 加藤和宏 JRA 新井仁 全着順を
見る
第44回 1998年12月23日
大井 ダ2000m
アブクマポーロ
アブクマポーロ 牡7 2.05.4 石崎隆之 船橋 出川克己 全着順を
見る

歴史と位置付け

1955年、大井ダート2600mを舞台に「秋の鞍」の競走名で創設。1964年に施行時期を12月へと移し、競走名も現在の「東京大賞典」へと改称された。施行距離は幾度かの変遷を経て、1998年から大井ダート2000mで定着している。1995年にJRAおよび他地区所属馬、2011年には外国調教馬にも門戸が開かれており、地方競馬では唯一となる国際G1の格付けを持つ。

開催時期

第1回(1955年)は10月16日。第2~9回(1956~1963年)は11月上旬~中旬。第10~44回(1964~1998年)は12月中旬~下旬(第17回は馬インフルエンザ流行の影響で翌年3月13日に施行)。第45回(1999年)以降は12月29日に開催されている。

競走条件

施行場所:大井ダート2000m(右・外回り)
出走資格:3歳以上
1着賞金:1億円
負担重量:定量

年表

1955年大井ダート2600m、4歳(現在の3歳)以上、「秋の鞍」として創設
1962年施行距離をダート3000mに変更
1964年競走名を「東京大賞典」に改称
1971年馬インフルエンザ流行にともない第17回は翌年3月に順延
1989年施行距離をダート2800mに変更
1995年指定交流競走に指定
1997年G1(国内独自)に格付け
1998年施行距離をダート2000mに変更
2005年アジュディミツオーがレース史上初の2連覇を達成
2007年格付け表記をJpn1に変更
2010年スマートファルコンがダート2000mの日本レコードを更新
2011年国際競走に指定、国際G1に格付け
スマートファルコンがレース史上2頭目の2連覇を達成
2014年ホッコータルマエがレース史上3頭目の2連覇を達成
2019年オメガパフュームがレース史上4頭目の2連覇を達成
2020年オメガパフュームがレース史上初の3連覇を達成
2021年オメガパフュームがレース史上初の4連覇を達成
2023年ウシュバテソーロがレース史上5頭目の2連覇を達成
初めての方はこちら!ウマニティでできること
ようこそゲストさん

2,000Pプレゼント

今すぐ会員登録

※パスワードを忘れた場合

本日の開催

帯広競馬
第19回第3日
1R 12時間前
水沢競馬
第9回第5日
1R 10時間前
浦和競馬
第9回第1日
1R 11時間前
金沢競馬
第20回第1日
1R 11時間前
名古屋競馬
第20回第4日
1R 13時間前

次回のダートグレード競走

12月25日()園田
兵庫ゴールドトロフィー Jpn3

2024ダートグレード競走

ブルーバードカップ
東海ステークス
根岸ステークス
クイーン賞
佐賀記念
雲取賞
フェブラリーステークス
かきつばた記念
ダイオライト記念
京浜盃
マーチステークス
黒船賞
川崎記念
兵庫女王盃
東京スプリント
アンタレスステークス
羽田盃
ユニコーンステークス
兵庫チャンピオンシップ
かしわ記念
名古屋グランプリ
エンプレス杯
平安ステークス
東京ダービー
関東オークス
さきたま杯
帝王賞
スパーキングレディーカップ
プロキオンステークス
マーキュリーカップ
レパードステークス
エルムステークス
クラスターカップ
北海道スプリントカップ
ブリーダーズゴールドカップ
サマーチャンピオン
不来方賞
テレ玉杯オーバルスプリント
白山大賞典
日本テレビ盃
マリーンカップ
シリウスステークス
レディスプレリュード
ジャパンダートクラシック
東京盃
マイルチャンピオンシップ南部杯
エーデルワイス賞
みやこステークス
JBCクラシック
JBCスプリント
JBCレディスクラシック
JBC2歳優駿
武蔵野ステークス
浦和記念
兵庫ジュニアグランプリ
チャンピオンズカップ
カペラステークス
全日本2歳優駿
名古屋大賞典
兵庫ゴールドトロフィー
東京大賞典