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大井競馬場、ひいては南関東を代表するダートグレード競走のひとつ。上半期の古馬ダートチャンピオン決定戦として全国各地から実力馬が集い、まさにダート界の”帝王”を決めるべく、そのレースは熾烈をきわめる。1978年の創設当初はダート2800mで施行されていたが、1986年からはチャンピオンディスタンスと称されるダート2000mに距離を短縮。なお、下半期のダート頂上決戦として親しまれている東京大賞典より歴は浅いものの、ダート2000mでの開催は帝王賞のほうが12年ほど先んじている。歴代の優勝馬には1998年アブクマポーロ(船橋)、2006年アジュディミツオー(船橋)といった一時代を築いた南関東の名馬も多く、1989年フエートノーザン(笠松)、1999年メイセイオペラ(岩手)は他地区から遠征してきた地方所属馬として名を連ねている。ほか、チヤンピオンスター(1988・1991年)、フリオーソ(2008・2010年)、ホッコータルマエ(2013・2015年)と3頭が2回の優勝実績を持つ一方で、創設から40年以上が経った現在も2連覇を達成した馬はいない。これには、強力なメンバーを相手にしなければならないことはもちろん、1996年以降は梅雨時の開催でコンディションの調整が難しいことも要因として挙げられる。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 |
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第46回 | 2023年6月28日 大井 ダ2000m |
メイショウハリオ | 牡6 | 2.01.9 | 濱中俊 | JRA | 岡田稲男 | 全着順を 見る |
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第45回 | 2022年6月29日 大井 ダ2000m |
メイショウハリオ | 牡5 | 2.03.3 | 濱中俊 | JRA | 岡田稲男 | 全着順を 見る |
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第44回 | 2021年6月30日 大井 ダ2000m |
テーオーケインズ | 牡4 | 2.02.7 | 松山弘平 | JRA | 高柳大輔 | 全着順を 見る |
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第43回 | 2020年6月24日 大井 ダ2000m |
クリソベリル | 牡4 | 2.05.3 | 川田将雅 | JRA | 音無秀孝 | 全着順を 見る |
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第42回 | 2019年6月26日 大井 ダ2000m |
オメガパフューム | 牡4 | 2.04.4 | D.レー | JRA | 安田翔伍 | 全着順を 見る |
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第41回 | 2018年6月27日 大井 ダ2000m |
ゴールドドリーム | 牡5 | 2.04.2 | C.ルメ | JRA | 平田修 | 全着順を 見る |
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第40回 | 2017年6月28日 大井 ダ2000m |
ケイティブレイブ | 牡4 | 2.04.4 | 福永祐一 | JRA | 目野哲也 | 全着順を 見る |
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第39回 | 2016年6月29日 大井 ダ2000m |
コパノリッキー | 牡6 | 2.03.5 | 武豊 | JRA | 村山明 | 全着順を 見る |
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第38回 | 2015年6月24日 大井 ダ2000m |
ホッコータルマエ | 牡6 | 2.02.7 | 幸英明 | JRA | 西浦勝一 | 全着順を 見る |
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第37回 | 2014年6月25日 大井 ダ2000m |
ワンダーアキュート | 牡8 | 2.03.5 | 武豊 | JRA | 佐藤正雄 | 全着順を 見る |
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第36回 | 2013年6月26日 大井 ダ2000m |
ホッコータルマエ | 牡4 | 2.03.0 | 幸英明 | JRA | 西浦勝一 | 全着順を 見る |
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第35回 | 2012年6月27日 大井 ダ2000m |
ゴルトブリッツ | 牡5 | 2.03.0 | 川田将雅 | JRA | 吉田直弘 | 全着順を 見る |
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第34回 | 2011年6月29日 大井 ダ2000m |
スマートファルコン | 牡6 | 2.01.1 | 武豊 | JRA | 小崎憲 | 全着順を 見る |
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第33回 | 2010年6月30日 大井 ダ2000m |
フリオーソ | 牡6 | 2.03.4 | 戸崎圭太 | 船橋 | 川島正行 | 全着順を 見る |
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第32回 | 2009年6月24日 大井 ダ2000m |
ヴァーミリアン | 牡7 | 2.03.6 | 武豊 | JRA | 石坂正 | 全着順を 見る |
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第31回 | 2008年6月25日 大井 ダ2000m |
フリオーソ | 牡4 | 2.04.7 | 戸崎圭太 | 船橋 | 川島正行 | 全着順を 見る |
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第30回 | 2007年6月27日 大井 ダ2000m |
ボンネビルレコード | 牡5 | 2.04.3 | 的場文男 | JRA | 堀井雅廣 | 全着順を 見る |
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第29回 | 2006年6月28日 大井 ダ2000m |
アジュディミツオー | 牡5 | 2.02.1 | 内田博幸 | 船橋 | 川島正行 | 全着順を 見る |
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第28回 | 2005年6月29日 大井 ダ2000m |
タイムパラドックス | 牡7 | 2.03.5 | 武豊 | JRA | 松田博資 | 全着順を 見る |
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第27回 | 2004年6月30日 大井 ダ2000m |
アドマイヤドン | 牡5 | 2.04.0 | 安藤勝己 | JRA | 松田博資 | 全着順を 見る |
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第26回 | 2003年6月25日 大井 ダ2000m |
ネームヴァリュー | 牝5 | 2.04.6 | 佐藤隆 | 船橋 | 川島正行 | 全着順を 見る |
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第25回 | 2002年6月19日 大井 ダ2000m |
カネツフルーヴ | 牡5 | 2.03.7 | 松永幹夫 | JRA | 山本正司 | 全着順を 見る |
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第24回 | 2001年6月26日 大井 ダ2000m |
マキバスナイパー | 牡6 | 2.04.4 | K.デザ | 船橋 | 岡林光浩 | 全着順を 見る |
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第23回 | 2000年6月22日 大井 ダ2000m |
ファストフレンド | 牝7 | 2.05.6 | 蛯名正義 | JRA | 高市圭二 | 全着順を 見る |
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第22回 | 1999年6月24日 大井 ダ2000m |
メイセイオペラ | 牡6 | 2.04.0 | 菅原勲 | 岩手 | 佐々木修 | 全着順を 見る |
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第21回 | 1998年6月24日 大井 ダ2000m |
アブクマポーロ | 牡7 | 2.03.4 | 石崎隆之 | 船橋 | 出川克己 | 全着順を 見る |
1978年、大井ダート2800mを舞台とする南関東所属馬限定戦としてレース創設。1986年からは中央競馬招待競走として開催されるようになり、施行距離もダート2000mへと短縮されている。以降、1995年に指定交流競走、1997年にG1(国内独自)へと昇華してきた。現在は上半期の古馬ダートチャンピオン決定戦に位置付けられており、ダート路線を牽引する中央・地方の猛者たちが一堂に会して覇を競う。
第1回は4月27日に施行。第2~18回は4月、第19回以降は6月中旬~下旬に開催されている。
施行場所:大井ダート2000m(外・右回り)
出走資格:サラブレッド系 4歳以上
1着賞金:8000万円
負担重量:定量
57kg、牝馬2kg減(南半球産4歳馬1kg減)
優先出走:かしわ記念の1・2着馬(地方所属馬に限る)
大井記念の1・2着馬
1978年 | 南関東所属馬限定戦としてレース創設 大井ダート2800mで第1回施行 |
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1986年 | 中央競馬招待競走になる 施行距離をダート2000mに変更 |
1992年 | ナリタハヤブサ、ラシアンゴールドが同着優勝 |
1995年 | 指定交流競走になる |
1997年 | ダート競走格付け委員会によりG1(国内独自)に格付け |
2006年 | アジュディミツオーが大井ダート2000mのコースレコードを更新 |
2007年 | 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、格付け表記をJpn1に変更 |
2016年 | JRA所属馬の出走枠が6頭から7頭に拡大 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
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