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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 14 | 牡6 | 56.0 | 北村宏司 | 北出成人 | JRA | 486(+1) | 1.12.3 | 6.8 | 3 | ||
2 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 柴田善臣 | 小野次郎 | JRA | 512(+5) | 1.12.4 | 1/2 | 1.3 | 1 | |
3 | 3 | 4 | 牡6 | 56.0 | 松山弘平 | 小崎憲 | JRA | 482(+4) | 1.12.9 | 21/2 | 5.0 | 2 | |
4 | 6 | 9 | 牡9 | 56.0 | 松井伸也 | 佐久間雅貴 | 北海道 | 518(-8) | 1.13.2 | 11/2 | 232.8 | 12 | |
5 | 6 | 10 | 牡9 | 56.0 | 石川倭 | 田中淳司 | 北海道 | 512(-4) | 1.13.3 | 1/2 | 22.0 | 4 | |
6 | 4 | 6 | 牡4 | 56.0 | 阿部龍 | 佐久間雅貴 | 北海道 | 522(+2) | 1.13.4 | 1/2 | 33.0 | 6 | |
7 | 5 | 7 | 牝4 | 54.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 470(+2) | 1.13.5 | 3/4 | 166.6 | 11 | |
8 | 7 | 11 | 牡7 | 56.0 | 池添謙一 | 石坂公一 | JRA | 510(+10) | 1.13.9 | 2 | 46.4 | 8 | |
9 | 7 | 12 | 牡11 | 57.0 | 落合玄太 | 田中淳司 | 北海道 | 508(+8) | 1.14.1 | 1 | 37.0 | 7 | |
10 | 2 | 2 | 牡6 | 56.0 | 岩橋勇二 | 田中淳司 | 北海道 | 494(±0) | 1.14.1 | ハナ | 291.9 | 13 | |
11 | 5 | 8 | 牡6 | 56.0 | 服部茂史 | 田中淳司 | 北海道 | 512(-4) | 1.14.5 | 2 | 30.0 | 5 | |
12 | 3 | 3 | セ7 | 56.0 | 小野楓馬 | 角川秀樹 | 北海道 | 514(±0) | 1.14.8 | 11/2 | 138.6 | 10 | |
13 | 8 | 13 | 牡6 | 56.0 | 山本咲希 | 小野望 | 北海道 | 466(-4) | 1.15.3 | 21/2 | 809.3 | 14 | |
14 | 4 | 5 | 牡5 | 56.0 | 五十嵐冬 | 福田真広 | 大井 | 482(-6) | 1.15.4 | クビ | 116.6 | 9 |
■払戻金
単勝 | 14 | 680円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 14 | 150円 | 3番人気 |
1 | 100円 | 1番人気 | |
4 | 120円 | 2番人気 | |
枠連複 | 1 - 8 | 440円 | 2番人気 |
馬連複 | 1 - 14 | 470円 | 2番人気 |
馬連単 | 14 → 1 | 1,500円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 1 - 14 | 200円 | 2番人気 |
4 - 14 | 370円 | 4番人気 | |
1 - 4 | 150円 | 1番人気 | |
三連複 | 1 - 4 - 14 | 410円 | 1番人気 |
三連単 | 14 → 1 → 4 | 5,000円 | 11番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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27日(木)に行われる北海道スプリントカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
① リュウノユキナ【A】
美浦坂路単走。前走東京スプリント時同様、1週前の19日に坂路で柴田善臣騎手を背に強めに乗られ52秒2-12秒5。週末の23日は57秒7-13秒1の馬なりであった。最終追いは北海道への輸送を考慮しての前走以上に軽い調整であったが、仕上がりは万全といえる。このデキならいい形での地元凱旋となりそうだ。
④スマートアルタイル【B】
栗東坂路単走。23日の坂路では馬なりで55秒2-13秒8と、変則日程と輸送を踏まえるとマズマズの動きであった。週中19日の坂路では一杯に追われて53秒1-13秒0。タイム自体は平凡も6歳にして自己ベストを更新しており、前走勝ちの好調さを維持しているといっていい。
⑪サンライズカラマ【B】
栗東坂路単走。5月6日に短期放牧先から帰厩し、19日にはCウッドで一杯に追われて併せ馬で追走先着を果たしている。直前23日は坂路で54秒7-12秒6と、ラスト重視でマズマズの動きであった。昇級後の3戦は苦戦しているが、仕上がりは近走では一番ではないだろうか。
⑭ヒロシゲゴールド【C】
栗東坂路併走。5月12日に帰厩し、14日の坂路で53秒2-12秒1。その後はゆったりとして調整で最終追いとなった22日に55秒1-12秒9。北海道への輸送を控えているとはいえ、前走は50秒6、2走前には49秒7を出していた馬としては軽い調整。そのあたりが気になる。
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走も1200mのレースに出走しており、例外は勝ち馬に2頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。1200m以外の臨戦で連対した4頭は、前走ダートグレード競走で1着または1番人気に支持されていた。
(減点対象馬)
②ソイカウボーイ、⑤サンロアノーク
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走3着以内に入線していた好調馬で、例外は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に4頭。前走4着以下ながら勝利した2017年ニシケンモノノフは、前走1400mの黒船賞で1番人気の支持を集めていた。前走1200mや非ダートグレード競走で4着以下に敗れていた馬は割り引いて考えたい。
(減点対象馬)
②ソイカウボーイ、⑥ジャスパーシャイン、⑪サンライズカラマ、⑫メイショウアイアン、⑬ヘブンリーデイズ、⑭ヒロシゲゴールド
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走3番人気以内の支持を集めていた。例外は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭(前走が海外だった2020年2着マテラスカイは除く)。前走5番人気ながら勝利した2018年テーオーヘリオスは、天王山Sを勝って北海道スプリントカップに臨んでいた。前走4馬人気以下かつ2着以下に敗れていた馬はヒモ扱いにとどめたい。
(減点対象馬)
②ソイカウボーイ、③ダノンチャンス、⑤サンロアノーク、⑪サンライズカラマ、⑫メイショウアイアン、⑬ヘブンリーデイズ、⑭ヒロシゲゴールド
JRA所属馬が2001~2019年まで19連勝と圧倒していたが、これに終止符を打ったのが地元北海道所属の2020年メイショウアイアン。同馬はJRAから北海道へと移籍した経歴の持ち主で、門別競馬場では[4.5.2.0]と4着以下に敗れたことがなく、前年の北海道スプリントカップでも8番人気2着と好走していた。ここでは北海道所属馬かつ門別競馬場で4着以下歴のある馬を減点対象としたい。
(減点対象馬)
②ソイカウボーイ、③ダノンチャンス、⑥ジャスパーシャイン、⑦アザワク、⑨ニットウスバル、⑫メイショウアイアン、⑬ヘブンリーデイズ
2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Hail to Reason系が5頭、Nasrullah系が4頭、Northern Dancer系が3頭、Mr. Prospector系が2頭、その他1頭。なお、昨年はマヤノトップガン産駒の6番人気メイショウアイアンが勝利している。
種牡馬傾向こそさまざまだが、2016年2着&2019年3着ノボバカラ(母の父フレンチデピュティ)、2017年2着ショコラブラン(父クロフネ)、2018年2着ラブバレット(父ノボジャック)、2019年2着&2020年1着メイショウアイアン(母の父デヒア)、と父または母の父にDeputy Ministerの血を引く馬が5年連続で連対しており、2019年の勝ち馬ヤマニンアンプリメ(父シニスターミニスター)においても父系4代目に抱えていた。
ほか、リピート好走が多いことも特徴のひとつで、前記ノボバカラ、メイショウアイアンほか、近年では2016~2018年に3年連続で3着のスノードラゴン、2015年3着&2016年1着のダノンレジェンドを挙げられる。
リュウノユキナは、父ヴァーミリアン×母ネオカラー(母の父クロフネ)。伯母に07年TCK女王盃を制したサウンドザビーチがいる血統で、母の父クロフネが好相性を示すDeputy Minister系。直近のレースぶりは本格化と見て差し支えない内容を示しており、前走東京スプリントでダートグレード競走初制覇も達成してみせた。もともとホッカイドウ競馬でデビューした経歴の持ち主でもあり、すでに門別競馬場を経験していることも強みと言えるだろう。
メイショウアイアンは、父マヤノトップガン×母デヒアバーズ(母の父デヒア)。母の父デヒアがDeputy Ministerの直仔。本馬は2019年2着&2020年1着とリピーターとして存在感を示しており、地方所属馬による勝利は20年ぶり3頭目の快挙でもあった。前走アドマイヤマーズ・プレミアムは6着に敗れたとはいえ勝ち馬から0秒2差で、4か月ぶりの実戦かつ本番を見据えた仕上げにあったことを踏まえれば上々の内容。リピーターの目立つ傾向から今年も軽視はできない。
イダペガサスは、父ゴールドアリュール×母カロンセギュール(母の父Forest Camp)。母の父Forest Campは馴染みの薄い血統ではあるが、Deputy Ministerの直仔であることには気を配るべきだろう。本馬はJRAでデビューして3勝を挙げたのちに北海道へと移籍。門別競馬場では[3.0.1.0]と安定した成績を残しているだけに、地の利を活かせれば伏兵の域にとどまらない走りを見せてくれそうだ。
旭川競馬場の廃止により、2009年から門別に舞台を移し、2010年より門別のダ1200mで行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地という土地柄で行われることもあり、このあとにリフレッシュ放牧予定の秋の大一番を目指す実績馬が、多く出走するのが特徴。このためJpnⅢながら、実力差が大きく、人気の実績馬同士で決着することが大半。
実際に2010年以降は、6度も1~3番人気で決着している。1~3番人気でありながら、このレースで4着以下だったのは、2014年のセイクリムズン(2番人気・5着)、2015年のアドマイヤサガス(3番人気・4着)、2018年のニシケンモノノフ(2番人気・4着)、2019年のシュウジ(2番人気・5着)、タテヤマ(3番人気・11着)、2020年のショーム(3番人気・8着)の7頭。
セイクリムズンとニシケンモノノフは、斤量58~59㎏を背負わされていた馬。また、アドマイヤサガス、ニシケンモノノフ、シュウジ、タテヤマ、ショームは過去1年以内にダートグレードで連対実績がなかった。つまり、前年のこのレース以降のダートグレードで連対実績のある斤量57㎏以下の1~3番人気馬ならば、かなり信頼ができることになる。
このレースで過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、斤量57㎏以下の1~3番人気馬の成績は、2010年度以降で【7・4・5・0】。1着の該当馬は、2010年のミリオンディスク、2013年のセレスハント、2015年のシゲルカガ、2016年のダノンレジェンド、2017年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のマテラスカイ。2着の該当馬は、2011年のヤサカファイン、2014年のスノードラゴン、2016年のノボバカラ、2018年のラブバレット。3着の該当馬は、2010年のラブミーチャン、2011年のミリオンディスク、2012年のトウショウカズン、2013年,のティアップワイルド、2015年のダノンレジェンド。
さらにこのレースの傾向として、同年の黒船賞で3コーナー先頭だった馬が有力。黒船賞は例年ハイペースになりますが、逃げ、3コーナー先頭のレースをしていた馬というのは、【2・1・0・0】と、着順に関係なく巻き返している。該当馬は2014年のセイクリムズン(2着)、2016年のダノンレジェンド(1着)、2017年ニシケンモノノフも、逃げバテ5着からの巻き返しだった。黒船賞は例年前が厳しい流れになるが、そこで早め先頭に立った馬は、警戒したほうがいい。
また、2010年以降、4番人気以下で連対したのは2015年のポアゾンブラックと2019年、2020年のメイショウアイアンのみ。ポアゾンブラックは前走でダ1800m戦に出走していた馬。同馬はJRAのダ1400mのオープン特別勝ちやマイルCS南部杯2着の実績があったが、その後のレースでは出遅れたり、オーバーペースで逃げたり、斤量58㎏を背負わされたり、さらには不適距離を使われて能力を出し切れていなかった馬。短距離馬が前走で長距離戦を使って、再び短距離で巻き返すパターンは他の短距離戦でもしばしばある。人気がないようであれば注意したい。
メイショウアイアンは、門別所属馬。2019年度は2着、昨年は1着とともに8番人気、6番人気と人気薄で連対している。同馬はもともとJRA所属馬だったが、地方に移籍し、素質が開眼した馬。これはJRAの降級制度が廃止になったことで、地方全体が底上げしていることによる現象と見ている。他、ダートグレードでも地方馬がしばしば穴を開けているだけに、このレースでも注意した方がいいだろう。しかし、近走の成績不振からは巻き返せないので、門別のA1クラスかオープンで3着以内だった馬を対象としたい。これはメイショウアイアンの前走成績である。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年の北海道スプリントカップ以降のダートグレードで連対実績のある1~3番人気馬。(斤量57㎏以下が条件)
・同年の黒船賞で3コーナー先頭だった馬。
●穴馬候補
・前走で中距離戦(ダ1700m~2000m)に出走していた馬)
・門別のA1クラスかオープンで3着以内だった馬。
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現在は門別ダート1200mで施行されているダートグレード競走だが、かつては地方競馬を併催していた札幌競馬場、2008年に廃止されてしまった旭川競馬場でも開催されおり、距離も200m短い1000mだった。なお、2000年には13歳(現在の12歳)のオースミダイナー(北海道)がダートグレード競走の最高齢優勝記録を、2002年にはサウスヴィグラスがダート1000mの日本レコードとなる56秒8のタイムを樹立している。ほか、2002・2003年サウスヴィグラス、2006・2007年アグネスジェダイ、2012・2013年セレスハントの3頭が2連覇を達成。リピート好走はJRA所属馬に限らず、2019年に単勝185.3倍の人気薄ながら2着と健闘したメイショウアイアン(北海道)が、翌2020年に3頭横並びの接戦を制してダートグレード競走初制覇を飾っている。地方所属馬の勝利は2000年オースミダイナー(北海道)以来、20年ぶり3頭目の快挙でもあった。