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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 12 | 牝2 | 54.0 | 黒澤愛斗 | 米川昇 | 北海道 | 464(+4) | 1.13.1 | 44.5 | 10 | ||
2 | 8 | 13 | 牝2 | 54.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 458(+4) | 1.13.2 | 3/4 | 3.0 | 1 | |
3 | 6 | 10 | 牝2 | 54.0 | 服部茂史 | 松本隆宏 | 北海道 | 430(+4) | 1.13.2 | クビ | 10.6 | 4 | |
4 | 4 | 5 | 牝2 | 54.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 464(-8) | 1.13.4 | 3/4 | 4.3 | 2 | |
5 | 7 | 11 | 牝2 | 54.0 | 藤田菜七 | 杉山佳明 | JRA | 454(+18) | 1.13.6 | 1 | 15.0 | 8 | |
6 | 6 | 9 | 牝2 | 54.0 | 落合玄太 | 田中淳司 | 北海道 | 508(+2) | 1.13.8 | 1 | 11.2 | 6 | |
7 | 5 | 7 | 牝2 | 54.0 | 松井伸也 | 村上正和 | 北海道 | 452(-6) | 1.14.1 | 11/2 | 114.2 | 12 | |
8 | 2 | 2 | 牝2 | 54.0 | 永島まな | 竹内正洋 | JRA | 446(+6) | 1.14.2 | 3/4 | 14.1 | 7 | |
9 | 1 | 1 | 牝2 | 54.0 | 北村友一 | 安田隆行 | JRA | 450(+6) | 1.14.7 | 21/2 | 10.8 | 5 | |
10 | 8 | 14 | 牝2 | 54.0 | 山本聡哉 | 山口竜一 | 北海道 | 414(-4) | 1.14.7 | ハナ | 41.7 | 9 | |
11 | 3 | 3 | 牝2 | 54.0 | 宮内勇樹 | 角川秀樹 | 北海道 | 442(+12) | 1.14.8 | 1/2 | 60.4 | 11 | |
12 | 4 | 6 | 牝2 | 54.0 | 井上俊彦 | 櫻井拓章 | 北海道 | 454(+2) | 1.15.7 | 4 | 343.6 | 13 | |
13 | 5 | 8 | 牝2 | 54.0 | 小野楓馬 | 小野望 | 北海道 | 434(-6) | 1.17.1 | 7 | 354.1 | 14 | |
14 | 3 | 4 | 牝2 | 54.0 | 横山武史 | 武井亮 | JRA | 420(+4) | 1.19.9 | 大差 | 4.8 | 3 |
■払戻金
単勝 | 12 | 4,450円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 950円 | 11番人気 |
13 | 150円 | 1番人気 | |
10 | 270円 | 5番人気 | |
枠連複 | 7 - 8 | 1,670円 | 7番人気 |
馬連複 | 12 - 13 | 4,020円 | 17番人気 |
馬連単 | 12 → 13 | 14,680円 | 53番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 12 - 13 | 1,500円 | 21番人気 |
10 - 12 | 2,800円 | 33番人気 | |
10 - 13 | 410円 | 2番人気 | |
三連複 | 10 - 12 - 13 | 5,530円 | 22番人気 |
三連単 | 12 → 13 → 10 | 62,130円 | 235番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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1日(水)に行われるエーデルワイス賞の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
① ワイノナオミ【F】
15日の新潟戦勝利後は在厩での調整。22日から坂路入りを再開し、週後半に北海道へ移動してレースに備える。
②ホーリーブライト【B】
美浦ウッド併走。前走阪神戦後は在厩で調整されており、15日の坂路から計時を再開した。18日にウッドで3頭併せを消化し、移動前の最終追いは27日のウッド併せ馬。67秒0-37秒5-11秒6で追走併入を果たしている。デキ落ちもなくこの馬なりに変わらず順調である。
④スカイキャンバス【B】
門別現地調整。前走後は15日の坂路から計時を開始し、19日にはウッド併せ馬で66秒6-38秒3-12秒4。北海道移動前の最終追いとなった20日の坂路では単走で54秒9-12秒7をマークしている。直前は現地で調整されており、あとは初ダートがどう出るか。
⑪ムーム【B】
栗東坂路併走。帰厩後は12日の坂路から計時を開始している。18日には単走で54秒6-13秒2。最終追いとなった25日の併せ馬では55秒3-13秒7で古馬相手に遅れている。前走勝ち時を含め調教では動かないタイプであり、この馬なりに特に問題はないだろう。
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走1~2着で入線していた。前走3着以下に敗れていた馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に3頭。なお、前走7着から巻き返して勝利した19年コーラルツッキーは、2走前に公営重賞フルールカップを制していた。したがって、前走3着以下でも公営重賞勝ちの実績を持つ馬は例外として扱いたい。
減点対象馬
②ホーリーブライト、③ジュデシャンス、④スカイキャンバス、⑥カズマ、⑦イイデスカイハイ、⑧コールミーメイビー、⑭ハニービート
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走430~490kgの馬体重でレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に4頭。なお、勝ち馬においては、最低が18年アークヴィグラスの前走434kg、最高が21年スピーディキックの前走470kgとなる。
減点対象馬
④スカイキャンバス、⑨シシャモフレンド、⑩モノノフブラック、⑭ハニービート
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走で今回と同じ1200mの距離を使われていた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に4頭、3着馬に3頭。なお、非該当馬で連対した4頭は前走が1000mまたは1400mとなるため、200m超過の延長や短縮となる場合はとくに割引が必要だろう。
減点対象馬
②ホーリーブライト、③ジュデシャンス、⑤ライトヴェール、⑦イイデスカイハイ、⑧コールミーメイビー、⑫モズミギカタアガリ、⑭ハニービート
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走で4コーナーを3番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に3頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。同4番手以下から勝利した3頭は、いずれも前走でリリーカップに出走していた。したがって、前走が公営重賞の場合は例外として扱いたい。
減点対象馬
①ワイノナオミ、⑥カズマ、⑧コールミーメイビー
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Storm Cat系が4頭、エンドスウィープ系が3頭、A.P. Indy系が3頭、サンデーサイレンス系が2頭、そのほか3頭。なお、昨年はそのほかにあたるマインドユアビスケッツ産駒の4番人気マルカラピッドが勝利をつかんだ。
かつてはサウスヴィグラス産駒を筆頭にエンドスウィープ系が幅を利かせていたが、近年はA.P. IndyやStorm Catの直系が上位入線を果たす機会が増えており、とくにStorm Catの直系は20年1着ソロユニット(父アジアエクスプレス)、21年2着ヒストリックノヴァ(父ドレフォン)、22年2着エコロアイ(父Shackleford)と目下3年連続で連対馬を出している。また、姉妹での好走も目立つ傾向にあり、16年2着アップトゥユーと17年1着ストロングハートの全姉妹ほか、20年1着ソロユニットも19年2着アザワクの半妹にあたる血統馬だった。
シシャモフレンドは、父シャンハイボビー×母コグノセンティ(母の父ゴールドアリュール)。父シャンハイボビーは、Harlan's Holiday~Harlan~Storm Catへと遡る父系で、現役2歳時には5戦5勝で12年BCジュヴェナイルを制している。そういった実績から、種牡馬としても仕上がりの早さに定評があり、早期完成度を問われる2歳重賞向きの血統といえるだろう。また、昨年の2着エコロアイ、3着トモジャミは、本馬同様に「Storm Catの直系」かつ「母系にGone Westの血脈を持つ馬」だった。どちらも自分本位なスピードが武器となる血脈なので、リズムよく運べれば前走からの一変があっても驚けない。
ライトヴェールは、父ヘニーヒューズ×母クラシックス(母の父キングヘイロー)。父ヘニーヒューズはStorm Cat系を代表する種牡馬の一頭で、同産駒からは22年3着トモジャミが出た。なお、そのトモジャミと本馬は、母系5代以内でマルゼンスキーとHaloの血脈を併せ持つことにも共通点を見出せる。また、本馬は2代母がモガミメであることから、ローレルゲレイロやディープボンドの従妹にあたる間柄。さかのぼれば、クリヒデやテツバンザイ(英月)へと辿り着く歴とした名牝系の出身であり、今もなお多くの活躍馬を送り出す一族のポテンシャルには一目置くべきだろう。
エーデルワイス賞は、今年デビューの2歳世代の最初のグレードレース。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われている。このレースは2013年には3連単1,227,740円のウルトラ高配当が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされるダートグレードで、もっとも荒れる傾向だ。
まず、ダートグレードでは断トツで中央馬の活躍が目立つが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬が6勝、2着6回、3着7回と、とにかく門別勢が活躍している。これは地方勢、特に門別はデビュー時期が早く、番組が充実しているのが理由だ。それなのにキャリア1~3戦で挑むJRAブランドを信頼する傾向が、このレースの波乱傾向に拍車を掛けている。
特に前走で逃げて連対した中央所属馬のこのレースでの過去10年の成績は【2・0・0・5】。前走で1.0秒差を付けて勝利した2013年のフクノドリーム、2014年のウィッシュハピネスこそ優勝しているものの、着差が0.9秒以下だった馬は【0・0・0・5】と人気を裏切っている。該当馬は2013年のクーファナイン(3番人気・12着)、2016年のアイルキャッチユー(3番人気・12着)、2017年のシャインカメリア(1番人気・11着)、2019年のキラットダイヤ(5番人気・10着)、ウィーンソナタ(3番人気・13着)とことごとく、敗れている。
エーデルワイス賞は逃げて勝ち上がってきた馬が多く出走するうえに、中央馬にとっては初めて門別の重いダートを経験することになるので、今回で逃げても苦しく、また差して砂を被る競馬にも対応できずに敗れている。このタイプは疑ってかかりたい。
一方、これまでに2勝を挙げた中央所属の1番人気馬は有力で、過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は、2013年のフクノドリームと2016年のリエノテソーロ。遡れば2011年にシェアースマイルが優勝している。
また、近2走以内にダート戦で1.0秒以上差をつけて勝利した馬も有力で、過去10年の成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、前記した2013年のフクノドリームと2014年のウィッシュハピネス。2着の該当馬は、2021年のヒストリックノヴァである。遡れば2011年のシェアースマイルも優勝していることから、基本的に中央の2勝馬や圧勝馬が出走していない場合に、門別勢が勝っていると考えるといいだろう。
門別勢で最有力は、ホッカイドウ競馬の牝馬限定重賞フルールカップと一冠目のリリーカップともに連対した馬だ。昨年、前記に該当のスティールグレイスは競走中止したが、それを除くと過去10年のこのレースでの成績は【1・1・0・0】。1着の該当馬は2019年のアークヴィグラス、2着の該当馬は2015年のモダンウーマン。遡れば2010年にマツリバヤシも2着と好走している。
これまではフルールカップ→リリーカップの順番で行われていたが、今年からリリーカップが7月に移行し、フルールカップの前に行われるようになった。それに伴ってリリーカップは1200mから1000mへ、フルールカップは1000mから1200mに変更されているので、大きく傾向は変わらないと見ている。
さらにホッカイドウ競馬の2歳最初の重賞、毎年7月に行われる栄冠賞の3着以内馬で、その後2戦以上している馬は有力。昨年、前記に該当のスティールグレイスは競走中止したが、それを除くと過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2015年のタイニーダンサー、2019年のコーラルツッキー。2着の該当馬は、2015年のモダンウーマンだ。
また、今年から10月の1週目に兵庫チャンピオンシップを目指す2歳戦として、H重賞のネクストスター門別(門別1200m)が新設された。このレースの1着賞金は短距離の重賞としては1000万円と破格だけに、好メンバーが集うことが予想される。その4週後にこのエーデルワイス賞が行われるため、ネクストスター門別の上位馬がここで活躍する可能性が高い。今後は要注意だ。
最後に穴馬候補を挙げると、前走で地方の1600m以上の重賞に出走し、3角、4角で先頭だった馬だ。過去10年では2015年のタイニーダンサーこそ2番人気での優勝だったが、2017年にストロングハートが6番人気で優勝している。その他、2014年にネガティヴが15番人気で3着、2019年にミナトノヨーコが11番人気で3着。このパターンは爆益をもたらすので要注意だ。
他ではデビューから前々走まで1200mまでの距離しか経験がなく、初距離の前走、フローラルカップかブロッサムカップ(距離1600~1700m)で3着以下に敗れた馬だ。2013年に過去10年でもっとも人気薄の12番人気で2着と好走したラブミーブルー、2017年に10番人気で3着のリコーデリンジャー、2019年に11番人気で3着のミナトノヨーコ、2021年に5番人気で3着のエイシンヌプリがこのパターンに該当していた。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・中央ですでに2勝を挙げている1番人気馬。
・近2走のダート戦で1.0秒差以上圧勝の実績がある中央馬。
・リリーカップとフルールカップを連勝した馬。
・栄冠賞の3着以内馬でその後2戦以上している馬。
・今年より新設されたネクストスター門別の上位馬。
●穴馬候補
・前走で地方の1600m以上の重賞に出走し、3角、4角で先頭だった馬だ。
・前々走まで1200mまでの距離経験しかなく、初距離の前走フローラルカップかブロッサムカップで3着以下に敗れた馬。
●危険な人気馬
・前走で逃げて連対した中央馬(1.0秒差以上、圧勝していた馬を除く)。
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牝馬限定戦ではあるものの、2歳馬にとっては世代初となるダートグレード競走。地元北海道所属馬は地の利があることに加えて、デビュー時期が早いことでレース経験を多く積めるアドバンテージがあり、JRA所属馬を相手に互角以上の戦いを繰り広げている。むしろ2017年が1~5着、2019年が1~3着といった具合に北海道所属馬が上位を独占することも珍しくない。また、種牡馬としてはサウスヴィグラスが最多となる4勝を収めており、同産駒は2015年と2017年に2度のワンツー決着も果たしている。