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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 5 | 牝2 | 54.0 | 小沢大仁 | 今野貞一 | JRA | 464(±0) | 1.13.7 | 9.4 | 4 | ||
2 | 6 | 11 | 牝2 | 54.0 | 武豊 | 森秀行 | JRA | 502(±0) | 1.14.2 | 21/2 | 7.0 | 3 | |
3 | 7 | 14 | 牝2 | 54.0 | 津村明秀 | 鈴木伸尋 | JRA | 510(+14) | 1.14.4 | 1 | 3.8 | 2 | |
4 | 8 | 16 | 牝2 | 54.0 | 五十嵐冬 | 米川昇 | 北海道 | 492(+4) | 1.14.5 | クビ | 48.5 | 9 | |
5 | 8 | 15 | 牝2 | 54.0 | 井上俊彦 | 川島雅人 | 北海道 | 450(±0) | 1.14.7 | 3/4 | 48.5 | 8 | |
6 | 7 | 13 | 牝2 | 54.0 | 山本咲希 | 佐久間雅貴 | 北海道 | 450(+2) | 1.14.9 | 1 | 114.0 | 11 | |
7 | 5 | 9 | 牝2 | 54.0 | 松井伸也 | 齊藤正弘 | 北海道 | 492(+8) | 1.15.2 | 11/2 | 16.0 | 5 | |
8 | 1 | 1 | 牝2 | 54.0 | 木幡巧也 | 高橋裕 | JRA | 434(+6) | 1.15.3 | クビ | 53.7 | 10 | |
9 | 2 | 4 | 牝2 | 54.0 | 服部茂史 | 安田武広 | 北海道 | 496(±0) | 1.15.7 | 2 | 249.2 | 16 | |
10 | 4 | 8 | 牝2 | 54.0 | 阪野学 | 田中正二 | 北海道 | 434(+4) | 1.16.0 | 11/2 | 179.6 | 13 | |
11 | 5 | 10 | 牝2 | 54.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 474(±0) | 1.16.1 | クビ | 248.7 | 15 | |
12 | 6 | 12 | 牝2 | 54.0 | 落合玄太 | 田中淳司 | 北海道 | 450(±0) | 1.16.4 | 11/2 | 19.2 | 6 | |
13 | 2 | 3 | 牝2 | 54.0 | 岩橋勇二 | 田中淳司 | 北海道 | 464(+8) | 1.17.0 | 3 | 158.8 | 12 | |
14 | 1 | 2 | 牝2 | 54.0 | 小野楓馬 | 川島洋人 | 北海道 | 398(+6) | 1.17.5 | 21/2 | 36.2 | 7 | |
15 | 4 | 7 | 牝2 | 54.0 | 山本政聡 | 櫻田浩樹 | 岩手 | 406(-7) | 1.18.9 | 7 | 184.6 | 14 | |
中止 | 3 | 6 | 牝2 | 54.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 488(-6) | 1.9 | 1 |
■払戻金
単勝 | 5 | 940円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 230円 | 4番人気 |
11 | 210円 | 3番人気 | |
14 | 160円 | 2番人気 | |
枠連複 | 3 - 6 | 410円 | 2番人気 |
馬連複 | 5 - 11 | 2,610円 | 9番人気 |
馬連単 | 5 → 11 | 5,400円 | 18番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 5 - 11 | 900円 | 10番人気 |
5 - 14 | 540円 | 7番人気 | |
11 - 14 | 490円 | 5番人気 | |
三連複 | 5 - 11 - 14 | 2,700円 | 7番人気 |
三連単 | 5 → 11 → 14 | 18,600円 | 53番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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20日(木)に行われるエーデルワイス賞の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ニーナブランド【B】
美浦ウッド単走。北海道から帰厩後は順調に乗られている。9月末に古馬相手にウッド併せ馬を消化し、6日は単走で66秒6-36秒5-11秒5をマーク。最終追いの14日は輸送を控えているとあって単走馬なりであったが、デキ自体はマズマズ。あとはダートがどう出るか。
⑤マルカラピッド【B】
栗東Cウッド単走。前走勝利後は短期放牧を挟み、6日のCウッドで4ハロンから52秒7-11秒3。北海道移動前の最終追い切りとなった10日は50秒6-11秒7で乗られており、いいデキを維持しているといえる。ダートで変わり身を見せただけに面白そうな1頭だ。
⑪エコロアイ【B】
栗東坂路単走。前走後も在厩調整で、9月末から計時を開始。6日の坂路併せ馬では遅れてしまったが、52秒6-12秒7をマーク。10日にも52秒0-12秒6で乗られてから現地へと移動している。芝の前走へ結果が出なかったもののデキそのものは悪くなく、注意したい。
⑭トモジャミ【B】
美浦ウッド併走。初勝利後は短期放牧を挟み、7日のウッドで71秒8-39秒6-12秒1。13日には古馬と併せて69秒0-39秒0-12秒2。僅かに遅れていたものの、北海道への輸送を控えての調整だけに特に問題はないだろう。大きく変わった感こそないが、デキ落ちもない。
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走1・2着で入線しており、3着以下に敗れていた馬は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に4頭。なお、前走7着から巻き返して勝利した19年コーラルツッキーは2走前に公営重賞フルールカップを制していた。したがって、前走3着以下でも公営重賞勝ちの実績を持つ馬は例外として扱いたい。
減点対象馬
①ニーナブランド、④ラビアータ、⑧サヤオンニ、⑩レモンアイカー、⑪エコロアイ、⑫ライトニングブルー、⑬アンフォラ、⑮メイドイットマム、⑯サワヤカローズ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走で1~3番人気の支持を集めていた。非該当馬は勝ち馬に2頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。なお、前走4番人気以下ながら勝利した18年アークヴィグラス、21年スピーディキックの2頭は、どちらも前走でリリーカップを制していたので、同レース勝ち馬は例外とすべきだろう。
減点対象馬
①ニーナブランド、②エムオーチロ、④ラビアータ、⑤マルカラピッド、⑧サヤオンニ、⑩レモンアイカー、⑪エコロアイ、⑬アンフォラ、⑯サワヤカローズ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走430~490kgの馬体重でレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に3頭。なお、勝ち馬においては最低が18年アークヴィグラスの前走434kg、最高が21年スピーディキックの前走470kgとなる。
減点対象馬
①ニーナブランド、②エムオーチロ、④ラビアータ、⑥スティールグレイス、⑦フユノソラ、⑪エコロアイ、⑭トモジャミ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走でJRAの特別戦あるいは門別競馬場の公営重賞に出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に1頭。JRAの平場戦や非公営重賞からの臨戦となる馬はヒモ扱いに留めたい。
減点対象馬
②エムオーチロ、③キューティロメラ、⑤マルカラピッド、⑭トモジャミ、⑮メイドイットマム
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、エンドスウィープ系が6頭、A.P. Indy系が3頭、Storm Cat系が2頭、サンデーサイレンス系が2頭、そのほか2頭。なお、昨年はそのほかにあたるタイセイレジェンド産駒の3番人気スピーディキックが勝利している。
かつてはサウスヴィグラス産駒を筆頭にエンドスウィープ系が幅を利かせていたが、近年はA.P. IndyやStorm Catの直系が上位入線を果たす機会が増えており、とくにStorm Catの直系は20年1着ソロユニット(父アジアエクスプレス)、21年2着ヒストリックノヴァ(父ドレフォン)と新種牡馬の産駒が活躍。また、姉妹での好走も目立つ傾向にあり、16年2着アップトゥユーと17年1着ストロングハートの全姉妹ほか、20年1着ソロユニットも19年2着アザワクの半妹にあたる血統馬だった。
スティールグレイスは、父ハタノヴァンクール×母ファーマシスト(母の父Shamardal)。父は12年ジャパンダートダービー、13年川崎記念などダートグレード競走を3勝。キングカメハメハの直系かつ同馬が父系祖父にあたる本馬の血統構成は、昨年の勝ち馬スピーディキックと共通することを評価しやすい。また、母が好相性を示すStorm Catの直系でもあり、近年のトレンドを抑えた配合ともいえるだろう。デビューから5戦4勝、ソエの影響が出た栄冠賞を除けば底を見せていない戦歴が光る。
エコロアイは、父Shackleford×母Key Is to Win(母の父Dixie Union)。父はForestry、Storm Catへと遡る父系で11年プリークネスSなど重賞5勝。JRAで出走した同産駒は早期から活躍が目立つ傾向にあるが、本馬も即戦力として期待されるOBSマーチセールの出身となる。遡ればA.P. IndyやSummer Squall、Lemon Drop Kidなどが出たGay Missileに辿り着くアメリカ名牝系の出身。完成度の高さを問われる2歳重賞向きの血統構成でもあり、新馬勝ちしたダート1200mで持ち前のスピードを存分に活かしたい。
エーデルワイス賞は、今年デビューの2歳世代の最初のグレードレース。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われている。このレースは2013年には3連単1,227,740円のウルトラ高配当が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされるダートグレードで、もっとも荒れる傾向のレースだ。
まず、ダートグレードでは断トツで中央馬の活躍が目立つが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬が7勝、2着が7回、3着も7回と、とにかく門別勢が活躍している。これは地方、特に門別はデビュー時期が早く、番組が充実しているのが理由だが、近5年で5連勝はすごい。それなのにキャリア1~3戦で挑むJRAブランドを信頼する傾向が強く、そのことがこのレースの波乱傾向に拍車を掛けている。
特に前走で逃げている中央馬に至っては、過去10年で【2・0・0・7】という成績。1着だった2頭は2012年の2013年のフクノドリーム、2014年のウィッシュハピネスで、ともに前走で1.0秒差以上の圧勝だった馬。それ以外の馬は、2013年のクーファナイン(3番人気・12着)、2016年のアイルキャッチユー(3番人気・12着)、2017年のシャインカメリア(1番人気・11着)、ジュンドリーム(8番人気・13着)、2019年のキラットダイヤ(5番人気・10着)、ウィーンソナタ(3番人気・13着)、2021年のナックドロップス(9番人気・5着)とことごとく、人気に関係なく敗れている。
このレースは逃げて勝ち上がってきた馬が多く出走する上に、中央馬にとっては初めて門別の重いダートを経験することになるので、今回で逃げても苦しく、また差して砂を被る競馬にも対応できるに敗れている傾向がある。このタイプは疑ってかかりたい。
一方、これまでに2勝を挙げた中央馬は有力で、過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2013年のフクノドリームと2016年のリエノテソーロ。遡れば2011年にシェアースマイルが優勝している。唯一、4着に敗れた昨年のラストリージョは1番人気ではなかったし、前走がハナ差の辛勝だった。1番人気であることと、辛勝ではないことを条件に加えれば、【2・0・0・0】と勝率100%である。
また、近2走以内にダート戦で1.0秒以上差をつけて勝利した馬も有力で、過去10年の成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、前記した2013年のフクノドリームと2014年のウィッシュハピネス。2着の該当馬は、2021年のヒストリックノヴァである。遡れば2011年のシェアースマイルも優勝していることから、基本的に中央の2勝馬や圧勝馬が出走していない場合に、門別勢が勝っていると考えるといいだろう。
門別勢で最有力は、ホッカイドウ競馬の2歳牝馬最初の重賞フルールカップと一冠目のリリーカップともに連対した馬だ。過去10年のこのレースでの成績は、【1・1・0・0】。1着の該当馬は2019年のアークヴィグラス、2着の該当馬は2015年のモダンウーマンだが、遡れば2010年にマツリバヤシも2着と好走している。
さらにホッカイドウ競馬の2歳最初の牡馬相手の重賞、毎年7月に行われる栄冠賞の3着以内の馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・2】である。1着の該当馬は、2015年のタイニーダンサー、2019年のコーラルツッキー。2着の該当馬は、2015年のモダンウーマン。
4着以下は、2013年のノットオーソリティ(4着)と2021年のレディーアーサー(6着)だが、前記2頭は栄冠賞後に休養させており、9月に1戦しているのみだった。同年の栄冠賞の3着以内馬で、その後2戦以上していることを条件に加えれば【2・1・0・0】と連対率100%である。
最後に穴馬候補を挙げると、デビューから前々走まで1200mまでの距離しか経験がなく、初距離のフローラルカップ(1600~1700m)で3着以下に敗れた馬だ。2013年に過去10年でもっとも人気薄の12番人気で2着と好走したラブミーブルー、2012年に11番人気で2着と好走したピッチシフター、同年に4番人気で勝利したハニーパイ、2017年に10番人気で3着のリコーデリンジャー、2019年に11番人気で3着のミナトノヨーコ、2021年に5番人気で3着のエイシンヌプリはこのパターンに該当していた。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・すでに2勝を挙げている中央馬。
(1番人気であること、前走がハナ、クビ差の辛勝ではないことが条件)
・近2走のダート戦で1.0秒差以上圧勝の実績がある中央馬。
・フルールカップとリリーカップを連勝した馬。
・栄冠賞の3着以内馬。
(栄冠賞後に2戦以上していることが条件)
●穴馬候補
・前々走まで1200mまでの距離経験しかなく、初距離の前走フローラルCで3着以下に敗れた馬。
●危険な人気馬
・前走で逃げて1.0秒差以上の圧勝が出来なかった中央馬。
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牝馬限定戦ではあるものの、2歳馬にとっては世代初となるダートグレード競走。地元北海道所属馬は地の利があることに加えて、デビュー時期が早いことでレース経験を多く積めるアドバンテージがあり、JRA所属馬を相手に互角以上の戦いを繰り広げている。むしろ2017年が1~5着、2019年が1~3着といった具合に北海道所属馬が上位を独占することも珍しくない。また、種牡馬としてはサウスヴィグラスが最多となる4勝を収めており、同産駒は2015年と2017年に2度のワンツー決着も果たしている。