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【大井・勝島王冠2024】地方競馬重賞展望 58キロでも、南関東勢同士ならサヨノネイチヤの連覇に期待

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【大井・勝島王冠2024】地方競馬重賞展望 58キロでも、南関東勢同士ならサヨノネイチヤの連覇に期待

勝島王冠・レース概要】
2009年創設。前年まで「勝島賞」という準重賞だったレースを、重賞に格上げするかたちで創設された。優勝馬には東京大賞典の優先出走権が付与される。
東京都品川区勝島にある大井競馬場のダート1800mを舞台に行われる。南関東に所属する3歳以上の馬が出走可能。南関東における重賞格付けはS2。

勝島王冠・検討のポイント】
近2走では、JRA所属馬相手のダートグレード競走に出走していた昨年の勝ち馬サヨノネイチヤが、連覇を目指して参戦する。JRA所属馬がいない今回は、絶対的な存在となりそうだ。

勝島王冠・出走馬概要】
サヨノネイチヤ
昨年は54キロで出走して勝利したが、今年は58キロを背負って参戦する。しかし、今年も56キロでブリリアントカップを、57キロで大井記念を勝利しており、58キロもそれほど問題にはならないだろう。近2走はJRA所属勢に混ざって帝王賞5着、マイルチャンピオンシップ南部杯8着と苦戦したが、南関東勢同士なら主役の座は譲れない。昨年の勝利以降、南関東の新たなトレンドとなりつつある坂井英光調教師と西啓太騎手のコンビで、今年も挑む。

クリノドラゴン
今回、JRAのオープンクラスから移籍後の初戦となる馬が2頭いる。本馬は2022年に浦和記念を制しており、地方競馬のダートコースを苦にするとは考えにくい。6歳馬で、まだ年齢面について語るのも早計だろう。ただし、5月の平安S(12着)以来の実戦となる点は注意が必要だ。和田譲治騎手とのコンビで参戦する。

キングストンボーイ
この馬も、JRAオープンクラスからの移籍後初戦をここで迎える。JRAでは、10月まで出走しており、レース間隔を心配する必要はなさそうだ。3歳だった2021年の青葉賞2着馬で、ダートでも5月の京都・平城京Sで2着に入っている。地方競馬のダートコースが未経験である点だけが気になるところだ。御神本訓史騎手が手綱を取る。

上記3頭以外では、前走の埼玉新聞栄冠賞で2着に入ったユアヒストリーや、同じく前走のフリオーソレジェンドカップで3着に入ったリンゾウチャネルなどが、馬券圏内に食い込んでくる可能性が高そうだ。近走不振のヒーローコールも、大井の1800m戦は今年4月のブリリアントカップで2着に入った舞台でもあり、巻き返しを期待して狙ってみる手もありか。前走の佐賀・JBCスプリントで5着健闘のパワーブローキングも、距離延長で侮れない。

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