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【水沢・南部駒賞2024】地方競馬重賞展望 ライバルの回避で、岩手マツリダマスラオにチャンス到来

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【水沢・南部駒賞2024】地方競馬重賞展望 ライバルの回避で、岩手マツリダマスラオにチャンス到来

南部駒賞・レース概要】
水沢競馬場のダート1600m戦で争われる、2歳馬による地方全国交流の重賞競走。1973年に旧盛岡競馬場のダート1100m戦で創設。その後、水沢競馬場への変更や距離の変更が何度か繰り返されてきた。距離が1600m戦で定着したのは1984年以降で、2000年からは東北地区交流の「東北サラブレッド3歳チャンピオン南部駒賞」となり、翌2001年に「東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞」とさらに変更されたが、2003年に当初の名称「南部駒賞」に戻ると同時に、東北地区以外の所属馬も出走可能な地方全国交流競走となった。2019年以降は盛岡競馬場で行われていたが、今年は2017年以来となる水沢競馬場での実施となる(2018年は禁止薬物問題で開催中止)。

南部駒賞・検討のポイント】
近10年で道営・ホッカイドウ競馬の所属馬から5頭の勝ち馬が出ているが、今年は出走馬8頭中5頭が道営所属馬となった(ミラクルヴォイスは取り消し)。そうした中で、地元・岩手勢マツリダマスラオに注目したい一戦。

南部駒賞・出走馬概要】
マツリダマスラオ
地元・岩手勢は3頭とやや寂しいが、前走の若駒賞を勝利したこの馬なら道営勢と互角に渡り合える可能性が高い。前走からマイル戦は全く問題ないうえに、スタートしてすぐに4コーナーのカーブとなる水沢のマイル戦だけに最内枠を引いた点も大きなプラス材料になりそうだ。ニシケンモノノフ産駒の牡馬。引き続き、村上忍騎手が騎乗となる点も頼もしい。

スティールブライト
この馬は道営所属。モーニン産駒の牝馬で、半姉のスティールグレイスは2022年のフローラルカップリリーカップを勝利している。前走も盛岡に遠征してプリンセスカップで2着。今回は牡馬が相手で、距離も1ハロン延長と、条件は楽ではないが、道営勢の中では遠征競馬を経験している強みを有する。前回は地元・岩手の山本聡哉騎手に手綱を託したが、今回は初勝利を挙げた際の鞍上、桑村真明騎手に手が戻る。

上記2頭以外では、前走まで門別で2連勝中のバリウィールに注目が集まりそうだが、ややレース間隔が空いている点に注意したい。

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