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【盛岡・ハヤテスプリント2024】地方競馬重賞展望 今年も南関東勢か? 中でも大井・マッシャーブルムに注目

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【盛岡・ハヤテスプリント2024】地方競馬重賞展望 今年も南関東勢か? 中でも大井・マッシャーブルムに注目


ハヤテスプリント・レース概要】
盛岡競馬場のダート1200m戦で争われる、3歳馬限定の重賞競走。2013年に創設された当時は1000m戦で、岩手所属の3歳馬のみで実施されていたが、2018年に地方全国交流となり、1200m戦に変更となった。岩手競馬における重賞格付けはM2。

ハヤテスプリント・検討のポイント】
地方全国交流になって今年で7回目となるが、過去6回で地元・岩手勢が勝利したのは1回。残る5回の遠征勢Vのうち4回は南関東勢が勝利している。今年も南関東勢を中心に馬券検討すべき一戦となる。

ハヤテスプリント・出走馬概要】
マッシャーブルム
JRA・京都のダート1800m戦で行われた新馬戦を勝利後に南関東・大井へ移籍。大井の2000m戦でも勝ち星がある馬だが、前走の1200m戦、優駿スプリントトライアルで2着に入り、短距離適性の高さを示した。モーニン産駒で今年の阪急杯2着に入った、アサカラキングの半弟という血統背景も無関係ではないだろう。初めてとなる左回りコースへの対応だけが課題となりそうだ。

スピニングガール
昨年、大井の1200m戦でデビューから2連勝。3戦目のゴールドジュニアでも3着に入った。続く川崎の1600m戦、ローレル賞で3着に入り、左回りコースも不安はない。前走の優駿スプリントトライアルは、久しぶりの1200m戦ということもあり9着に敗れたが、今回はこの距離への感覚を取り戻しての出走となる。地元・岩手の高松亮騎手が手綱を取る点も興味深い。

オスカーブレイン
このレースは、2021年にソロユニットが道営・ホッカイドウ競馬所属馬として制しており、軽視できない。この馬も昨年7月に門別の1200m戦、サッポロクラシックカップを勝利した実績をもっての参戦となる。盛岡では11月に1600m戦の南部駒賞を走っており(2着)、コース経験もある。今シーズンも、4月の1200m戦、ネクストスター北日本で4着に入っており、地元岩手勢はもちろん南関東勢との比較でも見劣る点はない。

ポアゾンボス
南関東・浦和所属で、浦和競馬場のワンターン、800m戦で勝ち星がある。デビューは道営で、門別の1000m戦で2勝しているだけに、短距離適性という点では問題ない。ただし、1200m戦では2戦して着外で、6ハロンでも距離が長いという可能性がある。

上記4頭はいずれも遠征馬で、今年も地元岩手勢は厳しい戦いを強いられることになりそうだが、盛岡の1000m、1200mで勝ち星があるゴーゴーダンサーに地元馬の意地を期待したい。ほか、イーハトーブマイルウイナーカップで2着があるコンバットスプーンも、盛岡1000m戦でデビュー勝ちを決めており、一角崩しの可能性はある。



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