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【盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯2024】血統アナリシス 勝ち馬の多くがMr. ProspectorとBuckpasserを基調とした血脈を保持

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【盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯2024】血統アナリシス 勝ち馬の多くがMr. ProspectorとBuckpasserを基調とした血脈を保持

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が8頭、Mr. Prospector系が5頭、Northern Dancer系が2頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたるレモンポップ(父Lemon Drop Kid)が勝利していた。

種牡馬傾向こそ多種多様となるが、個々の血統表に目を向けるとMiswakiやSeeking the Goldの血を引く馬が多く、その2頭の種牡馬には「父Mr. Prospector×母の父Buckpasser」という共通点がある。また、データ集計期間外も含めると、2016~18年にはテンバーカントリーの血脈を持つ馬で3連覇を飾っており、同種牡馬の父であるWoodmanもまた「父Mr. Prospector×母の父Buckpasser」であることは気に留めておくべきだろう。

レモンポップは、父Lemon Drop Kid×母Unreachable(母の父Giant's Causeway)。本馬はMiswakiやSeeking the Gold、Woodmanの血脈こそ持たないものの、自身がMr. Prospectorの直系であり、父系と母系の両方でBuckpasserの血を引く配合に重きを置きやすい。ダート1600mは4戦3勝と得意にしており、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯では後続に2秒0差を付ける大差勝ちを披露。もとより国内のダート戦では14戦して一度も連対を外しておらず、5歳以降は負け知らずの快進撃が続いている。昨年のパフォーマンスはもちろんのこと、2連覇の多いレース傾向を鑑みても不動の中心とみるべきだろう。

タガノビューティーは、父ヘニーヒューズ×母スペシャルディナー(母の父スペシャルウィーク)。父ヘニーヒューズはヘネシーの直仔となるが、同血脈を持つ馬には20年2着モズアスコットが挙げられる。また、本馬は父系にStom Cat、母系にWoodmanの血を引くため、22年1着カフェファラオの血統構成も引き合いに出しやすい。これまで重賞タイトルこそ掴めていないものの、G1やJpn1でも持ち前の末脚を駆使して上位入線したケースは多々あり、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも4着に健闘。差し脚が活きる展開になれば勝ち負けになっても何ら不思議はない。

■注目馬
①レモンポップ、④タガノビューティー

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