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【大井・東京盃2024】地方競馬重賞展望 成長力で3歳馬チカッパの重賞連勝に期待

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【大井・東京盃2024】地方競馬重賞展望 成長力で3歳馬チカッパの重賞連勝に期待


東京盃・レース概要】
大井競馬場のダート1200m戦で争われる、3歳以上のオープン馬による重賞競走。JRA所属馬も出走可能なダートグレード競走となっている。格付けはJpn2。
1967年創設。当時から現名称でダート1200m戦だった。1995年に中央・地方交流競走となり、2001年にJBCスプリントの優先出走権を巡って争われる「Road to JBC」の一戦となった。

東京盃・検討のポイント】
地方競馬ファンや関係者にとっては、イグナイターの参戦が気になるところ。しかし、今年から3歳馬限定となった北海道スプリントカップの上位2頭、チカッパとエートラックスの2頭が斤量面で有利である点は否めない。この路線における世代交代を一気に進めてしまう可能性を秘めた2頭だけに、馬券検討の大きなポイントとなる。

東京盃・出走馬概要】
チカッパ
北海道スプリントカップは、最後の直線で鋭く伸びて差し切り勝ち。非常に内容の濃いレースぶりだった。迎える今回は、イグナイターとの比較で3キロ差の55キロで出走できる点が注目ポイントとなる。今回は横山典弘騎手と2度目のコンビで挑む。

エートラックス
その北海道スプリントカップでは、チカッパから2馬身差の2着だった。当時もチカッパとの間に1キロの斤量差があったが、今回も56キロなのでその差は変わらない。それでも古馬勢との比較では有利に映ることから、当然押さえておく必要のある1頭と言えそうだ。今回も鮫島克駿騎手が手綱を取る。

イグナイター
昨年、同じ大井のダート1200m戦で行われたJBCスプリントを制している。地方所属馬でもあり、これまでは挑戦者的スタンスでの戦いだったが、今回はJRA勢も含め、各地から集まった快速馬を迎え撃つ立場となる。上記2頭の3歳馬との斤量差をモノともしない勝ちっぷりで佐賀JBCに挑むことができるか、注目が集まる場面だ。大井の笹川翼騎手も、同馬の主戦騎手としてすっかり定着。息の合ったコンビで負けられない戦いに挑む。

上記3頭以外では、盛岡・クラスターカップの2着馬クロジシジョーに注目が集まりそう。この馬は5歳馬だが斤量は56キロと恵まれているだけに、馬券圏内に食い込む可能性は高そうだ。かしわ記念優勝のシャマルは、58キロと距離短縮にどう対応するかがカギに。地方所属馬では、アフター5スター賞を勝利した、浦和のエンテレケイアと吉原寛人騎手のタッグに注目。最内枠を引けただけに、馬券圏内突入のシーンまで警戒しておきたい。



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